仕事中の谷車さんに手を止めてもらい お話を聞きました。
今年のスイカは、春から夏の初めにかけての良い天候と高い気温により7〜10日ほど早く成長してきたようで、この地方では今がピークの一番おいしい時期だそうです。今年は 8月のお盆の時期では、ちょっと遅く おいしい物がないだろうとのことです。
今はスイカ出荷の最盛期です。この日も 2トントラックに出荷用スイカの積み込みの最中で、やく半分の積みこみが終わったところでした。黙々と選別、函詰め、積み込みの作業が進められており、倉庫の中で扇風機がビュンビュンと回っていました。
果物には意外に大量の農薬が使われていますが、スイカは比較的少ない農薬での栽培で育ちますが、中でも この地域の特性で夜になるとけっこう気温が低くなるので、さらに低農薬で栽培されています。谷車さんは植え付けてからのすぐの段階に1回だけの散布を行うほかは まったく農薬を使うことなく栽培できるようになったそうです。 自然に任せての栽培なのでスイカの色合いは若干悪く、黄色く見えるところがあります。しかし、中の色や,味にはまったくの問題はありません。
低農薬栽培で色合いの良いものは進物用などでかなりの高額で販売されます。
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