7. 旅 行 ア ル バ ム (47)



「西穂高岳・独標登山」と「温泉」の旅

※旅行日 2014.7.26〜28(車中泊+山小屋一泊)



手前から「丸山」、「独標」、「西穂高岳」のピーク!

2014年7月26日(土)--28日(月)にかけて、岐阜県と長野県の
県境の山「西穂高岳・独標」(2701m)の登山に行って来ました。
そして、下山日の28日に、2つの温泉に日帰り入浴しました。
その様子を、写真を交えて、なるべく詳しくレポート致します。


   
    登山バスとして有名な「毎日あるぺん号」を利用した、夜行バスの旅で、車
    中泊+山小屋1泊の登山でした。
    バスのルートは、往路が「新宿駅西口都庁大型バス駐車場」---「上高地」---
  「新穂高ロープウェイ駅」まで。
  復路が、往路の逆コースでした(ただし、新宿駅近くの路上が終点)。
    
  今回の登山は、天候が急に崩れて、いろいろハプニング続きでした。
  7/27に「独標」に登る予定が雷雨となり、その日は「西穂山荘」までと変更し、
  7/28に「丸山」経由で「独標」に登り、更に下山途中に「神宝乃湯」に入浴し、
  下山直後には「ホテル穂高」でも日帰り入浴しました。

「毎日あるぺん号」については、「まいたび.jp」をどうぞ!
  
     「西穂高エリア」と「独標」登山の情報は「西穂山荘」のホームページ参照!
  
  

雨の中、「西穂山荘」に到着!
 夜行バスが一夜明けて到着した7/27は、天気予報が悪い方に急変して、新穂高温泉地方は、   午前中早い時期から雨になり、午後4時くらいまで雨の予報となりました。   そして、「新穂高ロープウェー駅」(山麓駅)を予定より早く午前8時に一番のローフウェー   が出た辺りまでは何とか持っていた空模様が、第2ロープウェーに乗り継ぐ頃から怪しくな   り、「西穂高口駅」にロープウェーが着いた時には小雨となったしまいました。   雨具を急遽取り出してきているうちに雨は本降り、歩き出して30分程したら雷雨となりま   した。   登山のスケジュールを変更して、登山初日(7/27)は「西穂山荘」までとしました。   山小屋に着いた時には、雨具やザックカバーの効果も薄く、ザックも衣服も雨と汗でビショ   濡れでした。   乾燥室に石油ストーブが焚かれて、何とか夜までに乾きました。      7/27の午後4時過ぎから空に晴れ間が見えて来て、翌日の好天が期待出来ました。   深夜2時には満員の星空となり、28日の朝5時には、すっかり晴れて雲一つない晴天となりま   した。

「西穂高岳 独 標」(2701М)の標識
  7/28は天候もよく、登山行程と日帰り温泉2つ制覇の目標も、総て順調にクリア出来ました。

「ホテル穂高」の露天風呂
  復路は、交通渋滞もほとんどなく、予定より1時間以上早い20時40分頃に新宿駅近くに着き   ました。   「終わりよければ総てよし!」を実感した山旅になりました。

  詳しいコースタイム等は、後記「ごあんない」をご覧ください!








◆◆◆◆◆ ご あ ん な い ◆◆◆◆◆



◆◆「西穂高岳・独標登山」・コースタイム(雨天で予定変更後!)

  1. 往路【2014.07.26 〜 27】のアクセス   (1) 集合場所・時間とバス出発時間    ・新宿西口「都庁大型バス駐車場」--- 22:30    ・「毎日あるぺん号」の集合時間 --- 22:45     【注】全席指定。    ・バス出発時間        ----- 23:00      【注】実際は、トイレに行った他の乗客人が1人迷子となり、23:30発!   (2) 新穂高温泉着(翌朝)   ----27日 05:30    【注】ロープウェイの始発   ----- 08:00(臨時便・通常は08:30発)    【注】朝食・休憩 ----- 05:30 〜 07:50   (3) ロープウェイの時刻    ・新穂高駅発08:00 → 鍋平高原駅着08:05(乗換え)     ---徒歩5分--- しらかば平駅発08:15 → 西穂高口着08:25     【注】第1ロープウェイ・第2ロープウェイの通し所要時間は、約25分。

ロープウェイの「新穂高駅」の駅舎

    
  2. 登山1日目(27日)のコースタイム等        (1) 登山準備   ------ 08:30 〜 09:15      【注】雨のため、雨具の用意、荷造りのやり直しで出発に手間取った。   (2) 登山開始09:20 ---- 正味徒歩=1時間20分 --- (途中5分×3回休憩・     途中で豪雨・雷雨となった!)   (3)「西穂山荘」着  --------------  10:55(休憩含み1時間35分)      ●「西穂山荘」で、昼食・休憩(30分)で「独標」に向け出発の予定が、出       発出来ず、登山は翌日に延期した!     ●「西穂山荘」で、雨具類を乾燥室で乾かし、お茶を飲んだり、部屋から 外の様子を見たりして夕食まで過ごした。     ●16:00頃から空が明るくなり、明日の天気がよいとテレビの天気予報も      告げていた!     ●夕食を17:30に取り、早めに就寝した。     ●深夜02:00にトイレに起き、外に出てみたら満天の星空だった!      星に詳しい人から星座の説明を15分程聞いた!

「西穂山荘」のキャンプ地風景

    
  3. 登山2日目(28日)のコースタイム         (1) 起床 05:00    (2) 朝食 05:30 --06:00   (3) 「西穂山荘」発06:20 ----正味徒歩=1時間20分 --- (途中5分×3回休憩)   (5)「西穂高岳 独標」着  -----------  07:55(休憩含み1時間35分)    【注】25分休憩   (6) 下山開始 08:20 ---- 正味徒歩=1時間00分 --- (途中5分×2回休憩)   (7)「西穂山荘」着 09:30(休憩含み1時間10分)     (8) 休憩 09:30〜10:10       (9)「西穂山荘」発 10:10 --- 正味徒歩=1時間00分 --- (途中5分×2回休憩)      (10) ロープウェイ「西穂高口」駅着11:20(休憩含み1時間10分)    (11) ロープウェイ「西穂高口」駅発11:45 → 「しらかば平駅」着11:50     【注】ビジターセンター「山楽館」・「露店風呂・神宝乃湯」で、入浴と昼食・       休憩(約1時間30分)   (12) 「しらかば平」駅発 13:20 ----駅経由・徒歩5分---「鍋平駅」着13:25   (13) 「鍋平駅」発13:30 ----「新穂高駅」着12:40頃   (14) 「ホテル穂高」で「日帰り入浴」 13:35---14:20      【注】入浴可能時刻は、13:00〜15:00---事前確認のこと。         ※電話 0578-89-2200   (15)「毎日あるぺん号」の乗り場(「新穂高駅」近くの駐車場)に集合 14:30      【注】全席指定。   (16)「毎日あるぺん号」/「新穂高駅」発 14:40      ※途中「上高地」で45分くらい停車(ここからの乗客待ちのため)。   (11)「JR新宿駅」西口近くの路上が終点・下車 20:40頃   



◆◆西穂高「独標」の登山案内
  

西穂高「独標」の標識

      ◆【登山データ】 ※山 名 西穂高岳「独標」(どっぴょう) 標高2701m    ※日 程 2014.7.27(日)---28(月) 「西穂山荘」に1泊     ※所在地 岐阜県と長野県の県境 ---新穂高ローフウェーを利用しての登山が一般的。              ※交 通 登山バス(毎日あるぺん号)+新穂高ロープウェイ     ※登 山 (登り) 2時間50分(初日雨天、2日目晴天。休憩含まず。2日に分けて登山)          (下り) 2時間00分(晴天。休憩含まず)




 ◆◆「しらかば平駅」周辺での日帰り入浴
  

露天風呂『神宝乃湯』

      ◆【温泉データ --(1) 露天風呂『神宝乃湯』】     ※日 程 2014.7.28(月) (日帰り)
    ※施 設 新穂高ロープーウェイ、第一・第二乗り換え口の「しらかば平駅」近くにある          「新穂高ビジターセンター 山楽館」の温泉。露天風呂 「神宝乃湯」     ※場 所 「新穂高ビジターセンター 山楽館」内。           ・岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高     ※交 通 新穂高ロープーウェイの第二ロープウェイ「しらかば平駅」下車すぐ。  ※電 話 0578-89-2252      ※日帰り 時間9:00〜15:30 (受付15:00まで。季節により変動あり)     ※料 金 600円          ◆タオル:200円。          ◆露天風呂のみ。石鹸、シャンプー等は使用出来ない。                ※休 み 2014年12月1日(月)から7日(日)     ※セールスポイント        @ ロープウェイの乗換駅「しらかば平駅」から徒歩2分。        A 露天風呂のみだが、ゆったり広く、ロープウェイも見える。



『ホテル穂高』の温泉

      ◆【温泉データ --(2) 『ホテル穂高』の温泉】     ※日 程 2014.7.28(月) (日帰り)
    ※施 設 『ホテル穂高』の温泉(温泉地名は「新穂高温泉」)。           ・庭園露天風呂 ・大浴場(内湯)     ※住 所 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉     ※交 通 「新穂高ロープーウェイ駅」(山麓駅)から徒歩2分。          ・マイカー:中央自動車道「松本IC」から65km。  ※電 話 0578-89-2200      ※日帰り 時間13:00〜15:00(事前に問合わせのこと)     ※料 金 800円                         ※休 み 無休(事前に問合わせのこと)     ※セールスポイント        @ 「新穂高ロープーウェイ駅」から徒歩2分。        A 大浴場(内湯)があり、内湯で石鹸等がある。        B 大きな露天風呂は、下山後の入浴に気持ちがいい!








§写真で見る『西穂高岳・独標』登山



「独標登山」の「思い出の写真


「新穂高ロープウェイ駅」の始発待ち!

「登山バス」が7月27日(日)の朝05:30にバスが「新穂高ロープウェ
イ駅」(山麓駅)に到着したがロープウェイの始発時間は08:30である。
売店も開業前なので、駅前のベンチに座り、持参の朝食で腹ごしらえ
していたら、臨時のロープウェイが08:00に出るという情報があった!

※情報通り、08:00に臨時のロープウェイが動いた!




「ロープウェイ」に乗り込んだ!

「新穂高ロープウェイ」を第一、第二と
乗り継いで、「西穂高口駅」へ向かった!

※今朝になって、急に天候が悪化して来た!




森林の中に、「東宝大学医学部 診療所」が出現!

「新穂高ロープウェイ」の「西穂高口駅」から
歩くこと、1時間35分(休憩5分×3回含む)。

※この診療所を左に観て、右を見ると「西穂山荘」が!




雨煙る中「西穂山荘」が見えて来た!

「東宝大学医学部 診療所」の看板が視野に入っ
たら、その右手を数メートル行くと「西穂山荘」だ!

※雨は依然として降り続いていた!




雨が上がった「西穂山荘」!

7/27(日)の16:00過ぎに、ようやく長い雨が上がった。
明日は天候が回復すると小屋のテレビが報じていた!

※16:00頃までに沢山の宿泊客が到着した!




「西穂山荘」の夕食!

7/27(日)の17:30に夕食を予約していた。食堂に行ったら、沢山の
人の行列だったが、手際よい手配で美味しい夕食にありついた!

※ご飯とみそ汁は、お替り自由だった!




翌朝は一転して晴天!!

7/28(日)の05:00に窓の外を見たら、綺麗な笠岳の姿があった!
この日朝2時にトイレに起き、外に出てみたら満天の星空だった!

※笠岳に向かって左手の窓には「焼岳」が見れた!




「西穂山荘」の朝食!

7/28(日)の朝、05:30に朝食夕食を頂いた! 前夜の夕食と同様に
朝食も、早朝出発の人が行き交って、賑わっていた。美味しかった!

※朝の食堂は、明るい外の天気を反映して活気があった!




アタックの朝の「西穂山荘」!

朝食後06:00に小屋の外に出で、ザックのパッキング確認と飲用水
の補充をしてから、ストレッチをした。これから「独標」にアタックだ!

※早起きの山の男女が、三々五々集まって談笑していた!




最初のピーク「丸山」に到着!

標準タイムで、「西穂山荘」---「丸山」は15分というが、写真を取りなが
らの登山なので20分は掛かったと思う。振り返る景色がなかなかいい!

※途中、「笠岳」や「焼岳」の姿が素晴らしかった!




遂に「独標」の頂きを踏む!

標準タイムで、「西穂山荘」---「独標」の時間は、1時間30分である。
我々は、休憩を入れて1時間35分。 徒歩時間1時間20分だった!!

※感慨無量!360度の展望と「北アルプス」の山々が迫って来た!




あれが「西穂高岳」だ!!

「独標」で休憩した場所の目の前に、「西穂高岳」の大きな岩肌が迫っていた!
ドイツから来たという若者が4人、軽い装備にヘルメットで岩を登って行った!

※次は、私も「西穂高岳」を征服したい!




下山後の「新穂高ロープウェイ」は、のんびり!

「独標」に登った後は、「新穂高ロープウェイ」ものんびり下る雰囲気だった!
登りは雨だったローフウェイが、下りは晴天に恵まれ素晴らしい眺めだった!

※「西穂高口駅」でロープウェに乗り込む登山客。




空中ですれ違う「新穂高ロープウェイ」!

「新穂高ロープウェイ」の車内アナウンスで、ロープウェイのすれ違う瞬間
が事前に分かる。登りは撮影に失敗したが、下りは少し早めに撮影した!

※山々の緑に、ローフウェイの白と赤のボディが映える!









§写真で見る『新穂高温泉』---(1)



露天風呂「神宝乃湯」の写真


ロープウェイの乗換え駅近くにある「神宝(かみたから)乃湯」!

露天風呂「神宝乃湯は、新穂高ロープーウェイ、第一・第二乗り換え口
の「しらかば平駅」近くにある「新穂高ビジターセンター 山楽館」の中
にある天然温泉である。相当熱い温泉なので加水して適温にしている。

※「日帰り入浴」の受付は「新穂高ビジターセンター 山楽館」の売店で!






「しらかば平駅」近くの広場にある「足湯」の写真


こんな所に「足湯」が!!

「しらかば平駅」から「神宝乃湯」に向かう中間点の広場の左手に、
かなり大きい「足湯」があり、無料なので多くの人が楽しんでいた。

※この「足湯」、近年出来たものらしいが、見逃しやすい!!









§写真で見る『新穂高温泉』---(2)



新穂高温泉「ホテル穂高」の温泉の写真


「新穂高ロープウェイ駅」(山麓駅)から、徒歩2分!

「新穂高ロープーウェイ」の会社が経営している「ホテル穂高」には、
立派な「大浴場」(内湯)と、野趣にあふれる「庭園露天風呂」がある。

※「日帰り入浴」の受付は「ホテル穂高」のフロントで!




「ホテル穂高」の「大浴場」(内湯)!

「ホテル穂高」の大浴場は、石鹸が使えて、アメニティグッズも
サービス品として置いてある。男性風呂は髭剃り、歯ブラシも!

※脱衣所には、整髪料、ドライヤー等もある。




「ホテル穂高」の「庭園露天風呂」に感動!

「ホテル穂高」の「庭園露天風呂」は、内湯から足を踏み入れた時から、
異次元の空間に感動する。 山奥の温泉でありながら洗練されている!

※露天風呂へのエントランスの雰囲気も、とてもいい!




「ホテル穂高」の「庭園露天風呂」は広い!

「ホテル穂高」の「庭園露天風呂」は、北アルプスの里山の中に、
ひっそりと「隠れ湯」を作った感じで、長い時間入っていたくなる!

※露天風呂に体を沈めて山々の姿を眺めると、時を忘れてしまう!!










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