7. 旅 行 ア ル バ ム (36)


「平標山、仙ノ倉山登山」と下山後の温泉

2011.6.19 山小屋一泊登山



「平標山(1983.7m)」の看板(「平元新道」入口)

「平標山登山口駐車場」から「平元(ひらもと)新道」のコースで登った!
この看板を左に入る。注意して見ると「水場20m先」の表示もある。



    
  ここ1年ほど、前立腺がんの後遺症で体調が思わしくなく、ようやく平成23年の5月末頃か
  ら軽い登山が再開できた。
  この年3回目の登山に、「平標(たいらっぴょう)山、仙ノ倉山登山」を選んだ。
  「仙ノ倉山」は2026mで、谷川山系随一の標高を誇る。
  そして、以前一度「平標山」に日帰りで行ったことがあり、高山植物が「平標山」を越えて
  「仙ノ倉山」に向かう登山道により多く群生していることを知り、一度は「仙ノ倉山」に登  
  ってみたいと思っていた。再起を期して意義ある登山にしたいと思ってチャレンジした。 

『平標山、仙ノ倉山登山』に関する「湯沢町」の「登山道情報」はこちら!








◆◆◆◆◆ ご あ ん な い ◆◆◆◆◆


◆「平標山、仙ノ倉山登山」コースタイム   (1)【初日・往路ドライブ】「JR南浦和駅」前から「平標山登山口駐車場」まで
     ■「JR南浦和駅前」発0740 → 外環道・関越道経由 →「上里SA」0835着/900発          → 湯沢IC1000 → 湯沢のセブン・イレブン1005/(「おにぎり」買物)1015 →       「平標山登山口駐車場」着1040        ※休憩・昼食(1040〜1135)        ※駐車場料金 1台・1日 500円(下山後の翌日支払う)。    登  山       (初日、登山のコースタイム)         ◆「平標山登山口駐車場」(徒歩)発1135 →【「平元(ひらもと)新道」コース】→         「平標山登山道入口(「水場」まで20m地点)」1250(休憩)/1300発 → 1335(休        憩)/1345発 →「平標山の家」着1450        【注】初日所要時間=3時間15分(休憩含む)、正味徒歩時間=2時間55分           ●「平標山登山口駐車場」(トイレに向かい左手が「平標山」登山口) 〜            「平元(ひらもと)新道」入口までは、1時間10分が標準タイムとガイド            ブックにある。今回は1時間15分であった。この後もスローペース!                  (2日目、登山のコースタイム)              ◆登山開始「平標山の家」発0555 → 「平標山山頂」0705着/0715発 → 「仙ノ        倉山山頂」着0830(正味徒歩時間=1時間)        【注】途中「高山植物」の写真撮影で超ゆっくり登山。        「仙ノ倉山山頂」発(「エビス大黒の頭」方面へ下る)0845 →岩とコバイケイソ        ウの群生地着0855【「シラネアオイ」が群生・写真撮影】/0900発【折り返し】        → 仙ノ倉山山頂に戻る0915/0920発 →「平標山山頂」1010着/【昼食】1050発        → (時々小休止・計20分休み) → 松手山着1220/1235発 (時々小休止・計30        分休み・) → 「鉄塔の側」1310(休み)/1315発 → 「松手山コース登山口」        着1420 → 「平標山登山口駐車場」着1430        【注】2日目所要時間=8時間25分(食事・休憩含む)、正味徒歩時間=6時間00分   (2)【2日目・復路ドライブ】「平標山登山口駐車場」から「JR南浦和駅前」まで
            ■「平標山登山口駐車場」発1440 → 「街道の湯」着1450(1500入浴)/1550発 →       「JR湯沢駅」着1620(食事「へぎ蕎麦」)/1650発 →関越道「湯沢I.C.」1700 →       「新座料金所」1830 → 「練馬I.C.」1834 →「戸田西I.C.」着1840 →「JR南       浦和駅前」着1850 



《「平標山の家」の建物》

「平標山の家」は、比較的新しくて綺麗な小屋だ!
《「平標山の家」はソーラ発電+ランプの宿》
「平標山の家」はランプの宿で、小屋の前には豊富な水も出ている。 



《「平標山の家」の鐘》

「平標山の家」には、救難合図用の鐘もある。
 
《「平標山の家」の鐘は、山のムードにあふれる!》
「平標山の家」は、遠方から「平標山」、「仙ノ倉山」に 登る登山者には、宿泊の基地として格好の場所にある。





《「下山後の温泉」の紹介》

三俣細越温泉「街道の湯」の建物
 


《三俣細越温泉「街道の湯」の温泉について》
「街道の湯」は、かぐら・みつまたスキー場の近くにある共同浴場。湯沢の共同浴場の 中で唯一、岩造りの露天風呂を備えている。これを目当てに利用する観光客も多い。


 ◆【温泉データ】     ※日 程 2011.6.20(月)     ※施設名 三俣細越温泉「街道の湯」     ※住 所 新潟県南魚沼郡湯沢町三俣1021  ※電 話 025-788-9229     ※交 通  前記「ご案内」の【交通・往復】マイカーの項参照。          【注】JR上越新幹線越後湯沢駅から南越後観光バス「浅貝方面行き」で20分、 「かぐら三俣」入口下車すぐ。       ※料 金 入浴 大人500円。           ※セールスポイント          ・館内は贅沢に木が使われており、上品な檜の香りが匂う。          ・銘石を使った露天風呂は、山を間近に眺めながらの、すがすがしい           雰囲気で入浴が楽しめる。 「街道の湯」の公式ホームページはこちら!=「湯沢町総合管理公社」のサイトへリンク。
















§写真で見る『平標山、仙ノ倉山登山』



「平標山の家」のランプ


今回の登山の宿は「平標山の家」

平標山山頂から群馬県側に約1キロの位置にある。
平成18年新築:5月〜10月有人:25名収容:水あり。
宿泊は事前予約要:詳細は右記へ問合せ。管理人:
山口さんまで。電話:090-7832-0316(9:00〜15:00)






「平標山の家」から望む「平標山、仙ノ倉山」の朝焼け


墨絵のような山の朝に、午前4時45分頃、燃え立ち朝焼けが見えた!

梅雨の期間に、2日間だけ中休みがあった。 無類の晴れ男の私は、
前々日までの「曇りときどき雨」という7/19の天気予報を又もや覆した!






ハート型の「雪形」を発見!


「平標山の家」の裏手に2011.06.20 ハート型の「雪形」が出現!

2日目の朝食前のこと、「平標山の家」の裏に行ったら、写真のような
ハート形の「雪形」が見えた!おじいさんの顔のような雪形もあった。





『平標山』と『仙ノ倉山』の高山植物


「イワカガミ」は6月下旬の『平標山』で最もよく見られる。

「平標山の家」を出発して、じきに「イワカガミ」が次々と姿を現した。




「チングルマ」の花は終わりに近かった!

高山植物の中で、私が一番好きな「チングルマ」は、
「平標山の家」を出て、「イワカガミ」の群生地が現
れると「チングルマ」もラワホラ見かけた。しかし、こ
の時期では「チングルマ」の花は終わりに近かった!




『シャクナゲ』と上信越の山

『シャクナゲ』はあまり多くはないが、尾根道にポツ
リ、ポツリ点在していて、いいアクセントになっている。





『ハクサンイチゲ』と『シラネアオイ』に出会う!


『平標山』登山の目玉の1つは『ハクサンイチゲ』の花!

『ハクサンイチゲ』の花は、『平標山』山頂から『仙ノ
倉山』寄りの下り斜面のいたるところに群生している。





『高山植物の天然巨大ブーケ』

『平標山』山頂から『仙ノ倉山』に向かう途中、高山植物が咲き競う
お花畑で、『高山植物の天然巨大ブーケ』のような光景があった!





幻の『シラネアオイ』を求めて・・・

6月の下旬、各地の『シラネアオイ』は、既に開花の時期を過ぎていた。
ところが、「平標山の家」で前夜聞いた話では、『仙ノ倉山』の先、「エビ
ス大黒の頭」方角に10分ほど下った斜面にまだ『シラネアオイ』が残って
いるという。予定外のコースだか、行くしかない!そして、『仙ノ倉山』の
先10分の斜面(大きな岩と、コバイケイソウが群生している場所の左側)
に、その花は我々を待って最後の美しさを保っていてくれたのであった!





『平標山』山頂

『平標山』1983.7mの山頂は、確かに平である程度の
広さはあるが、名前のイメージほどだだっ広くはない。
この山はここの山頂までだと、あまり山のよさが分から
ない。せめて、後15分だけ「お花畑」の中『仙ノ倉山』
の方角に高山植物を求めて散策したいもの。体力に自信
がないなら、荷物は『平標山』山頂に置いて行けばよい。






『仙ノ倉山』山頂

『仙ノ倉山』2026.2mは、谷川山系で最も標高が高い山だということはまり知られてい
ない!ひょっとして、谷川岳(最高所=オキの耳=1977m)と勘違いの向きが多いの
だが、実は『仙ノ倉山』こそ最も高く、『平標山』よりも高山植物がみごとなのである!






『仙ノ倉山』からの下山途中『平標山』を見る。

「平標山」で登山を終わりにしないで、『仙ノ倉山』まで行
ってよかった!・・・と思える景色の一枚の写真である。








§写真で見る「三俣細越温泉『街道の湯』」



三俣細越温泉『街道の湯』の玄関


『街道の湯』の玄関

『街道の湯』は、湯沢町の町営日帰り温泉である。同様の施設
に『宿場の湯』があるが、露天風呂は『街道の湯』にのみある。





『街道の湯』の露天風呂


『街道の湯』の岩の露天風呂の写真

『街道の湯』の岩の露天風呂は、下山後の体
をゆったりと包んで心身共に癒してくれる!









「読者の掲示板」はこちら!= 「温泉情報」など、気軽に投稿して下さい。



「温泉ウォーキングブログ」はこちら!