7. 旅 行 ア ル バ ム (29)


幻の「只見線温泉ウォーキング」

「幻の温泉(大雪の年にだけ湧く露天風呂) 」

幻の「只見線温泉ウォーキング」とは、私にとって次の二つの特別な「幻」の意味
がある。一つは、「大雪の年にだけ湧く露天風呂」(幻の露天風呂)を訪ねること。
もう一つの意味は、今回の日程(2006.5.10〜11)で、「只見線温泉ウォーキング」
(列車+歩き)をある旅行会社の企画で私がコースを選定して予定していたが、諸
般の事情で中止となったので、ほぼ同じコースを「車+歩き」で個人的に実施す
ること。個人でしか出来ないことかも知れないが、二つの「幻の旅」は以下に報
告するとおり素晴らしい旅であった。もしかしたら、2006.5.10〜11においてのみ
実現できたことなのかも知れない。この旅のよさを、とりあえず私がホームペー
ジで紹介して、どのように素晴らしいかを読者の皆様にお届けすることとしたい。

大雪の 恵みに感謝の 露天風呂






◆◆◆◆◆ ご あ ん な い ◆◆◆◆◆


◆【交通・往復】マイカー

《河井継之助記念館》
◆往路【1日目】は、「南浦和駅」〜「小栗山温泉 民宿文伍」 ◆往路 2006.5.10   南浦和駅発0700 → 外環・戸田西IC0710 → 東北・浦和IC0720   → (途中、上河内SAで休憩0830/0840)→ 西那須野塩原IC0855     → 妙雲寺0920(牡丹園見学=後日ホームページで紹介予定/約1時 間) 1030発 → 1100横川パーキング(日光市)/1120発 → 会津     高原1150(「おり田」で昼食=蕎麦)/1200 → 白森清水1210/1220     玉梨豆腐茶屋1310/1320 → 河井継之助記念館着1500(見学)/1600     → 河井継之助の墓1505/1515 → 会津蒲生岳登山口(カタクリ公園)    1615/1630 → 滝ダムの十島(じゅうじま)1640/1650 → 大塩温    泉「幻の露天風呂」に入浴1700/1715 → 民宿文伍1730着【宿泊】

《只見線の鉄橋と会津蒲生岳》
◆復路【2日目】は、「小栗山温泉 民宿文伍」〜「南浦和駅」

《民宿文伍のご主人が朝採取した山菜》
◆復路 2006.5.11   起床0600 →食事0700 →出発0800 →「玉梨八町温泉」の「玉梨温泉    共同浴場」0805/0815 → 白森清水0845/0850 → 「道の駅田島」    0945/1010 → 栃木県民の森(第一展望台・・・ヤマツツジ見物)     1100/1125 →「一休」(十割蕎麦の店にて昼食)1215/1315 → 上    河内SA1315/1400 → 南浦和1530着

《玉梨八町温泉への道》

《白森清水》
【会津塩沢駅辺りの桜の時期】     ・桜の花の時期:平年は4月末〜5月初旬(雪の多い年は5月の連休前後)    【会津蒲生岳登山口のタカクリの花の時期】     ・登山口の辺りの雪解けの頃(平年は5月初旬〜中旬)(今年のように雪の      多い年は10日くらい遅れる=今年は、これからという感じだった)。
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【1日目の見所】 △河井継之助記念館                  河井 継之助(かわい つぎのすけ)、(1827年1月27                  日〜1868年10月1日)は、江戸時代後期の越後長岡                  藩の家老上席、軍事総督であった。                  河井は、新政府への抗戦、恭順を巡る藩論を抑えて                  武装中立(長岡藩をスイス国のように、官軍にも幕                  府にも属さぬ永世中立国としようとする理想論)を                  主張し、小千谷談判へ臨み旧幕府方と新政府方の調                  停を行うが土佐藩の岩村精一郎は河井継之助を信用                  せず、降伏して長岡藩が会津藩討伐の先鋒役を勤め                  なければ認めないとして、継之助との交渉の余地は                  なく、継之助が再三嘆願するも僅か30分程度で会談                  は決裂した。                  これにより長岡藩は奥羽越列藩同盟に加わり新政府                  軍と戦った(北越戦争)。                  こうして、長岡藩はやむなく東軍として参戦。                  長岡城を一旦奪われはしたものの、継之助の「信濃                  川八丁沖渡河作戦」にて奪還に成功する。                  戊辰戦争でこのような奪回作戦が成功したのは長岡                  戦のみであると伝えられている。                  長岡軍の監督として善戦した継之助だったが、5月                  長岡城が落ち、その後7月25日の戦いで不運にも、                  流れ弾に当たり瀕死の重傷を負うこととなった。                  継之助の負傷により長岡軍の敗色は濃くなった。                  継之助は、親藩会津に逃れ再起をはかるため、千数                  百名とともに八十里越を会津に向かった。                  山越えは難渋を極め、山中に一泊して8月5日只見                  に着き傷の手当てを受けた。                  8月12日幕府医師、松本良順のすすめで会津若松                  に向けて出発、途中塩沢「矢沢宗益宅」に投宿した。                  継之助は既に死期を予感し、下僕の松蔵に死期の準                  備を命じ、その夜42歳の生涯を閉じた。                  塩沢地区は、戦後の只見川電源開発によって下流に                  滝ダムが建設されることになり、1961年人家と                  耕作地の多くが水没した。                  河井継之助の終焉の家は、このとき現在の場所に移                  転された。                  又、継之助の墓は「河井継之助記念館」の右手裏に                  (徒歩約3分)ある。                  
                 
《河井継之助の墓とカタクリの花》
                 河井継之助を主人公にした小説「峠」の著者「司馬                  遼太郎」は、昭和1974年塩沢の地を訪れ、風光                  明媚な塩沢が継之助の眠る地にもっともふさわしい                  ところであるとして「山水相応蒼龍窟」という揮毫                  を残している。                  正にそのとおりで、只見川が滝ダムの影響で幅広く                  ゆったりと流れる川縁に桜の咲く頃、ここ会津塩沢                  に「河井継之助記念館」を私(黒田(温泉))も5回                  訪ねているのだが、継之助の生まれ故郷の長岡より                  も会津の人々に大切に祀られて、継之助の永眠の地                  にここより相応しいところはないであろうと、いよ                  いよ思うのである。       △「会津蒲生岳」と「カタクリ公園」                  会津蒲生岳(828m)は、「会津のマッターホルン」と                  呼ばれる姿の美しい山である。                  JR只見線の「会津蒲生駅」の目の前(徒歩3分)に                  「会津蒲生岳登山口」の道標がある。                  そして、今回の旅で私が発見した「カタクリ公園」は、                  その「会津蒲生岳登山口」の道標周辺一帯である。 △「滝ダム」と「十島(じゅうじま)」                  「滝ダム」は、「会津大塩駅」と「会津塩沢駅」の中                  間にあるが、道路(国道289号)からもJR只見線から                  もその姿を覗うことはほとんど出来ない。                  国道289号を「会津大塩駅」方面から「会津塩沢駅」                  方面に向かって車で行った場合、「会津大塩駅入口」                  から約2キロの所に左手に「滝沢温泉」の看板が見                  えて左手の奥まった所に「滝沢温泉」と書かれた建                  物がある(温泉は現在休業)。実はこの先約1キロの                  所に滝ダムへの道路があるらしいが、施設は開放さ                  れておらず、各ホームページで残念がられている。                  その「滝ダム」であるが、「会津塩沢駅」辺りで只                  見川が湖のように川幅が広いのは、駅を背にして川                  下(左手が川下。只見線の新潟県側の川は、「末沢                  川」である。)約4キロ(道路の距離)に「滝ダム」                  があるからである。                  「会津塩沢駅」から「滝沢温泉」の辺りまでが、昭                  文社の「マップル」という地図において「景観道路」                  を示す赤い・・・・・・・印が付いている。               
                 
《十島のキクザキイチゲと水仙》
                 「十島(じゅうじま)」は、「会津塩沢駅」から500                  mほど「会津大塩駅」方面に寄ったところの橋から、                  対岸に渡り東屋を目指していくと、その東屋が建っ                  ているところが「十島」である。地形は島というよ                  り海でいえば岬みたいな地形である。そのせり出し                  た崖のような斜面にキクザキイチゲと水仙の花が所                  狭しと咲いていた。                  とても素晴らしい風景である。ただし、これは只見                  町の人達が移植したものとのこと。  △「幻の露天風呂」(大塩温泉)」                  JR只見線の「会津大塩駅」と「会津横田駅」の間、                  どちらかというと「会津横田駅」により近い位置に                  ある「大塩温泉」の共同浴場の右手、民宿「たつみ                  荘」の裏の只見川の縁にある(というか只見川にせり                  出している)。                  只見地方が大雪に見舞われた年の春の雪解け(4月下                  旬?)から初夏(5月中旬?)にしか湧出しない。                  私は、5回のうち2回は枯渇していて入浴できなか                  った。                  
                 
《「大塩温泉」の共同浴場》
   【2日目の見所】 △玉梨八町温泉                  玉梨八町温泉は、「玉梨温泉」と「八町温泉」の総称                  である。2つの温泉は野尻川を挟んで反対側にある。                  「八町温泉」の共同浴場(亀の湯)は国道400号線(会津                  田島〜会津川口)に接しており、訪れる人もかなりあ                  るのだが、対岸の「玉梨温泉」の共同浴場はほとんど                  その存在すら知られていないマイナーなものである。                  今回も、「玉梨温泉」は対岸から建物だけを見て失礼                  して来た。小さくて何の特徴もなく、地元の人専用と                  いう感じである。 △「白森清水」                  「白森清水」は、「昭和町名水10選」の1つで、『舟                  鼻峠』と『白森山』の山中「国道400号」の道路脇(会                  津田島〜昭和村に向かい右側)にあり、「明治以前は道                  もなく、山菜採取の行き来に沢の流れを歩いて通った                  という、知る人ぞ知る場所にあった清水。 △「十割そば 一休」                  「十割そば 一休」は、「栃木県民の森」の帰りに立                  ち寄って「蕎麦」を食べた。                  「一休」のホームページに「八方ヶ原 れんげつつじ                  (6月初〜中旬) 紅葉(10月〜11月中旬) 八方の名                  水 一休にて水汲み場を造りました」・・・とある。                  原材料として「蕎麦粉」と共に「水」を大切に考えて                  いるからである。                  そして、お土産の「そば」は水道水で茹でるという人                  には「本当の、十割そば一休の味が引き出せないから、                  申し訳ないけどお断りした。」(同店のホームページか                  ら要約)というほど、「十割そば」にこだわりと自信を                  示すご主人であった。                   お土産の「そば」を買い求める人は、水用のポリタン                  ク持参で、蕎麦打ち用(=蕎麦茹で用)の水も分けても                  らうことである(水を無料でもらえる)。 《「只見町」と「河井継之助記念館」》の情報はこちら!= 「(株)会津ただみ振興公社のホームページ」へ!    
                 
☆国道252号六十里越が再開通致しました。 開通日時=平成18年5月13日9:00  【注】例年5月の連休後の開通が多いのでご注意を!


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◆温泉データ 大塩温泉「幻の露天風呂」 ※ 住所 福島県大沼郡金山町大字大塩  ※ 電話 この露天風呂は、「民宿たつみ荘」の保有施設です。ご迷惑がかかるといけな          いから、「電話なし」としておきます。          【注】取っておきの話のネタ!             http://www.fct.co.jp/zoomsdat/20050422.htm ※ 営業時間 (日の出から日の入りまでか?)(10:00〜16:00頃、民宿たつみ荘に一声を!) ※ 休業日 温泉の出ていないとき(大雪の年の4月下〜5月中旬?のみ湧出) ※ 施設 無料の日帰り温泉施設          混浴、脱衣施設なしの露天風呂(又は野天風呂=野っ原の大自然の露天風呂) ※ 入浴料  無料 ※ 交通 ・国道252号、JR只見線「会津大塩駅」と「会津横田駅」の中間   ・JR只見線「会津大塩駅」又は「会津横田駅」から徒歩20分           【注】只見川沿いで、「旅館岩崎屋」のところのТの字を只見川の近くの火             の見櫓の方に行く。「大塩温泉共同浴場」の右脇の狭い道を只見川に向             かい下っていく(小道を下る前に、マナーとして「民宿たつみ荘」さん             に一言「露天風呂に入れさせてください。」と一声かけること!) ※ セールスポイント ・とくかく、温泉が運よく出ていればの話だが、ワイルドで野趣豊かなことこの           上ない。                     ・時刻表を調べて入浴すれば、14:50〜15:00「只見線」の上り・下りの列車が          1本ずつ川上方向(「会津大塩駅」の方向)の鉄橋を通過する場面が露天風呂に           入りながら眺められる。           ・・・この列車通過のシーンは、何年かに1度の、約1か月間で、かつ前記約            10分間のシャッチターチャンス! 私は1度見たものの、カメラを出す            間に列車は通過してしまった。今回は、17時頃の入浴でチャンスなし!          
         
《「民宿たつみ荘」》
   「民宿たつみ荘」に関する「基本情報」(「金山町」の公式ホームページ)はこちら!


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◆温泉データ 大塩温泉「共同浴場」 ※ 住所 福島県大沼郡金山町大字大塩  ※ 電話 問合せ先 0241-54-5111(金山町企画観光課) ※ 営業時間 7:30〜21:00 ※ 休業日 無休 ※ 施設 無料の日帰り温泉施設          混浴、脱衣施設なしの露天風呂(又は野天風呂=野っ原の大自然の露天風呂) ※ 入浴料  200円 ※ 交通 ・国道252号、JR只見線「会津大塩駅」と「会津横田駅」の中間   ・「幻の露天風呂」と同じ。隣接している。 ※ セールスポイント ・鉄分と炭酸成分が多く、胃腸病(特に下痢)に効き、飲泉できる。          ・「幻の露天風呂」に入れないときに、代わりの温泉に最適!
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◆温泉データ 小栗山温泉「民宿文伍」    ※ 住所 福島県大沼郡金山町大字小栗山字堂平2154−1  ※ 電話 (0241)54-2934 ※ 定休日 不定期 ※ 施設 内湯(男女別)、露天風呂(混浴=女性タイム=要相談) ※ 宿泊 1泊2食7,000円程度(税別・冬季暖房費別) ※ 日帰り入浴 大人 300円(※ 利用時間=適宜/問合せのこと) ※ セールスポイント ・源泉加水なしの掛け流しの温泉が24時間入浴可能。     ・民宿としては、立派な露天風呂がある。     ・ご主人が、山菜、鮎釣り、茸取りの名人。     ・料理は、地のものを多く使って、極力自然な味を大切にしている。     ・周囲に手付かずの自然が沢山残っている。夏の夜空は日本一の輝き!     ・沼沢湖の紅葉は特に素晴らしい(日の当る朝のうちに楽しみたい!)    
   
《「民宿文伍」》

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◆温泉データ 八町温泉「共同浴場(亀の湯)」 ※ 住所 大沼郡金山町大字玉梨字居平 ※ 電話 問合せ先 (0241)54-2311(金山町商工会) ※ 営業時間 24時間 ※ 休業日 無休(清掃時間を除く) ※ 施設 有料の日帰り温泉施設          混浴、脱衣施設は一応男女別にあるが、仕切りなし。 ※ 入浴料  100円以上 ※ 交通 ・国道252号、JR只見線「会津大塩駅」と「会津横田駅」の中間   ・「幻の露天風呂」と同じ。隣接している。 ※ セールスポイント ・鉄分と炭酸成分が多く、胃腸病(特に下痢)に効き、飲泉できる。          ・男に生まれてきて幸せを感じさせる「昔ながらの共同浴場」!           【注】女性は、とても入りづらい施設。








§写真による「この度の旅」の案内(福島県、栃木県)


◆ 「河井継之助記念館」(福島県)


「河井継之助記念館」玄関

「河井継之助記念館」は、国道から一段高い奥まった位置にあり、見逃しやすい。

継之助 終焉の地に 桜散る






◆ 「河井継之助の墓」(福島県)


「河井継之助の墓」-写真@

「河井継之助の墓」は「河井継之助記念館」から徒歩約3分。
記念館の裏手に廻るよう案内が出ているがかなり歩くので注意!


継之助 会津の墓所で 安らかに



「河井継之助の墓」の周囲の山野草


継之助の墓の脇と裏に「キクザキイチゲ」
と「カタクリ」の花が沢山咲いていた。


継さには キクザキイチゲ 似合いけり




「河井継之助の墓」の周囲の「カタクリ」の花@

この場所の「カタクリ」の花の時期は、通常は4月末か? 
(雪の多い年は10日くらい遅れる)


カタクリが 遅い春だと 告げに来た



「河井継之助の墓」の周囲の「カタクリ」の花A

沢山の「カタクリ」の花の中に一輪だけ「白いカタクリの花」が咲いていた。
私は、昨年埼玉県の秩父で黄色いカタクリの花を見たが、白い花は初めてだ!


継之助 白いカタクリ 夢開く



「河井継之助の墓」-写真B

よく見ると「継之助の墓」の前に「カタクリ」の花が二株咲いていた。

春告げて カタクリの花 墓参り





◆ 「只見の春」(福島県)


「只見の春」@

2006.5.10「JR只見線会津塩沢駅」〜「「会津蒲生駅」間。
例年よりやや遅い桜が散りかけ1日に3往復の列車が通
り、会津のマッターホルンといわれる「会津蒲生岳」がマ
ジかに見える、ここ「滝ダム」周辺は正に「河井継之助」の
墓所があるべくしてあるという「静かな美しい土地」である。


滝ダムや 世に知れずとも 役に立つ



「只見の春」A

一日に僅か3往復の列車が去りゆく。

只見線 上りも下りも 寂しくて



「只見の春」B

桜咲く只見路ゆけば、どこもかしこも三春の季節!

只見路や 遅き春告げ 桜咲く







◆ 「会津蒲生岳」周辺(福島県)


十島から見る「会津蒲生岳」

会津のマッターホルンといわれる「会津蒲生岳」の姿が美しい。

蒲生岳 マッターホルンに 似た雄姿



「会津蒲生岳登山口」の道標

ここから「会津蒲生岳」に登る。しかし、残雪が多く、
道がよく分からない。「カタクリ」の花が沢山咲いていた。


残雪の 会津蒲生は そそり立つ



「カタクリ公園」

「会津蒲生駅」の近くに「カタクリ公園」まで500mの看板があった。「100m」の
看板もあった。かなり誤差があったものの、確かに「カタクリ公園」はあった。
「会津蒲生駅」の駅舎の向こう側に、車が通れないくらいの狭い踏切があり、
その向こうある「会津蒲生岳登山口」の道標の周囲が「カタクリ公園」である。


訪ね来た カタクリの園 隠し場所








◆ 「十島(じゆうじま)」の風景(福島県)



「十島(じゆうじま)」にて

滝ダムを渡り「十島」に行ってみよう!
只見線側からは、東屋が目印となる。「キクザキイチゲ」と「水仙」の花
が沢山咲き、神社もあった。「会津蒲生岳」もなかなかよく見えた。


十島で 会津蒲生を 仰ぎ見る



「十島(じゆうじま)」の「キクザキイチゲ」

「十島」の「キクザキイチゲ」は、なかなか見応えがある。
「水仙」も地域の人により斜面に沢山移植されている。


十島の キクザキイチゲ 春を向き







§写真による「温泉」の案内(福島県)



JR只見線沿線には幾つかの「ひなびた温泉」がある。
只見駅から会津川口駅間だけでも、「只見温泉」、「滝沢
温泉」(民宿「松屋」がある)。
「大塩温泉」、「橋立温泉」、「湯倉温泉」、「川口温泉」
と。
会津川口駅から少し昭和町方面に入って、「小栗山温泉」
も見逃せない。「民宿文伍」というこだわりの温泉宿がある。
又、車の場合、「玉梨八町温泉」の「八町温泉共同浴場(亀
の湯)」も覗くだけでも価値があるというものだ。

今回の旅で、「大塩温泉」、「小栗山温泉」、「八町温泉」 を訪ねた。

◆ 「大塩温泉」



最初の写真は、「大塩温泉」の共同浴場である。






次は「大塩温泉」の「幻の露天風呂」である。


「幻の露天風呂」から会津の山を眺める。 湯船には、雪解け水に押し上げられた温泉が 湧いている。


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◆ 「小栗山温泉」の「民宿文伍」


JR「会津川口駅」から約2キロの「小栗山温泉」は、 実は「民宿文伍」が1軒だけの温泉である。 宿泊は15人程度で定員という小じんまりとした宿 である。 しかし、温泉はご主人が堀当てた正真正銘の掛け 流し加水なしの天然温泉100%の温泉である。 しかも、ご主人が山菜取り、鮎釣り、茸取りの名人 である。

そんなこだわりの温泉民宿が今回の一泊の宿 であった。



「民宿文伍」は、国道400号の脇にある。




「民宿文伍」の露天風呂。




「民宿文伍」の内湯(男湯)。






「民宿文伍」の夕食。別の写真の山菜の天ぷらも入れて、 全部で12品にもなる。 正確ではないが、「ウルイ」、「アイコ」、「きくらげ と山菜の酢の物」、「筍の煮付け」、「茸の和え 物」、「ふきのとう」、「ウド」、「手作り刺身こんに ゃく」、「ヒメマスの塩焼き」、「馬刺し」に、次の写 真の山菜の天ぷら。



「山菜の天ぷら盛り合わせ」 「タラノメ」、「コシアブラ」、「山ウドの新芽」。 【注】馬刺しだけで800円〜1000円の価値はある。    東京の飲み屋なら「山菜の天ぷら盛り合わ    せ」も600円〜800円はするだろう。    これで、1泊2食7000円(消費税と入湯税は    別)は、本当に安い!

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◆ 「八町温泉」の「かめの湯」(共同浴場)


「玉梨八町温泉」は正確には、「玉梨温泉」と「八 町温泉」に分かれる。


写真は、風情ある「八町温泉 かめの湯」への道。




「八町温泉 かめの湯」の浴室。 昔の湯治場の雰囲気を今に残している。 混浴。 脱衣所が男女別に左右にあるが、遮るカーテンすら なし! 女性はきわめて入りづらい。 女性は、外が見えないが、対岸の「玉梨温泉」の共 同浴場への入浴がよい。入浴料200円?



「八町温泉 かめの湯」から「野尻川」を望む。 対岸の青い屋根が「玉梨温泉」の共同浴場。





§写真による「美味しい蕎麦の店」の案内(栃木県)



会津からの帰路、「栃木県民の森」でヤマツツジを
見ようと遠回りしたが、ヤシオツツジは終わり、ト
ウゴクミツバツツジは見える場所が違っており、更
にレンゲツツジは未だ早いと、オレンジの濃いヤマ
ツツジが僅かにチラホラ見れる程度でがっかりして
帰路に着いた。

・・・・ところが、よいことが待っていた!

「栃木県民の森」から県道56号経由で東北自動車道 「矢板インター」に向かう途中、矢板カントリーク ラブ(ゴルフ場)の看板の手前に、「十割そば 一休」 の看板を見つけて入った。 偶然入った蕎麦屋であったが、これが「民宿文伍」並 みのこだわりの店であった。 『つなぎなしの全部十割そばだけを出しているところ は、俺が知る限りこの辺では一休の他にないと断言す る。』と同店のホームページに書いてあるだけに、美 味しいし、打ち方の程度といい、ゆで方といい、固め の蕎麦で私好みであった。 それに、蕎麦の命の「水」がよい! だから、蕎麦が美味い!

「石臼粗引きそば」 食すなら、最高級の「石臼天盛りそば」を! 各地の良質なそばを厳選し当店(一休)の石臼だけで挽 いた粗引き粉で打ったそば。 ◆「十割そば 一休」について  ※住 所  栃木県矢板市平野1204-2  ※電 話  0287-43-9447  ※定休日  火曜日




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