7. 旅 行 ア ル バ ム (16)


「木曽駒ヶ岳登山と温泉」

日本百名山の「木曽駒ヶ岳」に登り、下山後「早太郎温泉郷の温泉」につかる旅

「木曽駒ヶ岳は千畳敷カール側のロープウェイ利用で登れば中級向きの山である。」

「木曽駒ヶ岳」(長野県、2956.3m)は木曽を代表する名山とし
て知られ、深田久弥の「日本百名山」にも選ばれた名峰である。
木曽駒は千畳敷カール側のロープウェイを利用して登った場合、
宝剣岳に寄らず木曽駒の山頂を目指すなら初級コースである。

憧れの 木曽駒近づく 初秋かな




◆◆◆◆◆ ご あ ん な い ◆◆◆◆◆


◆【交通・往復】マイカー 「南浦和駅」 〜 「中央自動車道駒ヶ根I/C」 ◆前夜の内に「駒ヶ根バスセンター」のマイカー駐車場まで行き、車中泊。 バスセンターには沢山のマイカーが翌朝の始発バスを待って仮眠している。 ・・・・・・・・初日(2003.9.13) 【注】駐車場内にトイレあり。 ◆ドライブ   南浦和発0600 → 国道298(外環の下)0605/右折 → 新大宮バイパス・首 都高「埼玉大宮線(S5)」方向へ → 美女木JCTの下で左折 → 「埼玉 大宮線(S5)」の「戸田南」で高速に入る。0620 → 志村料金所 → 竹橋 JCT右折 → 三宅坂JCT右折 → 中央高速道・三鷹料金所 → 八王子本 線料金所 → 諏訪I/C着(高速を降りる)0850 → 諏訪インター信号左折 → 10分 → 原田泰治美術館着0900 【原田泰治美術館見学】・・・午前0900開館(1100迄見学。館内のレストラ ンで昼食。湖畔の眺めとレストランの雰囲気が マッチしていて素晴らしい!) ○原田泰治美術館発1200 → 諏訪I/C1210 → 駒ヶ根I/C着1300 ○早太郎温泉郷「こまくさの湯」、「ソースカツ丼の店(夕食)」等に立 ち寄り。 ★【仮眠=マイカーの中で】・・・2200〜0500 【注】深夜2200には、広い駐車場がほぼ満車に。 ◆起床0500・・・食事0530(バスセンターの駐車場で持参のパンを食べた。) ・・・・・・・・2日目(2003.9.14) ◆バスは、0700始発が正規の時刻だが、臨時バスが0600から出た。 ◆駒ヶ根バスセンター発0600 → 「しらび平ロープウェィ駅」着0640 「木曽駒ヶ岳登山」 ◆「しらび平ロープウェィ駅」発0700 → 千畳敷駅着0708 ◎登山開始07:20・・・千畳敷駅〜(50分)〜宝剣山荘〜(10分)〜乗越浄土 〜(20分)〜宝剣岳山頂〜(15分)〜宝剣山荘〜(20分)〜中岳〜(45分) 〜木曽駒ヶ岳山頂着【10:00】 ■宝剣山荘に荷物預けて「宝剣岳」山頂へ。 ◎下山開始10:20・・・木曽駒ヶ岳山頂〜(40分)〜宝剣山荘〜(50分)〜千畳 敷着駅11:50   ■所用時間 = 登り・・・2時間40分(宝剣岳も登頂)   = 下り・・・1時間30分(宝剣岳に立寄らない。「剣 ケ池」経由) 「温泉=こまくさの湯」へ ◆マイカーで「バスターミナル」から約3分 ◆【見所】 木曽駒ヶ岳 = 南アの駒ヶ岳を甲斐駒、東駒というように、この 駒ヶ岳を木曽駒または西駒と呼んで区別している。   駒ヶ岳の命名は、他の駒ヶ岳と同様伊那谷から早春 に望める雪形が馬(駒)に似ているからという説が 有力である。 木曽駒は、本岳、中岳、前岳の三つを一括した総称 である。古くから信仰登山、雨乞い登山の山として 崇められてきた。 そして学校登山(心身の鍛練)の対象としても有名 である。 その学校登山にまつわる悲劇として大正元年(1912 年)8月の地元中箕輪高等小学校の生徒が、校長以 下37名遭難し11名が凍死した事件がある。 この悲話は、新田次郎により小説化され、『聖職の 碑(いしぶみ)』という名作として世に広く知られ るところとなり、多くの人々の涙を誘った。 昭和42年に伊那谷側から標高2162mの千畳敷まで ロープウエーが開通し、老若男女を問わず3,000級の 高山に気楽に行ける大衆的な山へと変貌した。 ・・・・木曽駒の高山植物は、千畳敷カール付近で は、コバイケイソウ、アオノツガザクラ、ヨツバシ オガマ、タカネグンナイフウロなどがお花畑をなし て咲いている。 又、駒ヶ岳の稜線には、純白の綿毛をまとったコマ ウスユキソウが見られる。 中岳手前の天狗荘西にはコマクサのお花畑もある。 温 泉 = ◆「こまくさの湯」 平成8年(1996)8月1日オープンした日帰り利用専 用温泉。 光前寺で飼われていた霊験早太郎が人を救った故事 にあやかって付けられた霊験あらたかな温泉という。 湯からは中央アルプスの宝剣岳と千畳敷カールが見 える。

◆「木曽駒ヶ岳登山」宿泊施設情報 ※関東地方から「木曽駒ヶ岳」に登るには、駒ヶ根市内の「早太郎温泉郷」 の温泉に宿泊するのが無難である。 ★駒ヶ根高原温泉事業協同組合事務局 = 電話 0265‐81‐7700 ★駒ヶ根市観光協会 = 電話 0265‐83‐2111

◆温泉データ 「こまくさの湯」 ※ 住所 長野県駒ヶ根市赤穂759番地 ※ 電話 0565‐81‐8100 ※ 営業時間 10時〜21時 ※ 休館日 第2、第4水曜日(祝日の場合は営業し、変更となる) ※ 施設 男女別:大浴場・露天風呂3・薬湯・サウナふろ ・食堂・売店・大広間 ※ 日帰り入浴 大人 500円 ※ 交通 【車】中央自動車道駒ヶ根ICから6km ※ セールスポイント ここの第一のセールスポイントは露天風呂。 お湯に浸かりながら「千畳敷カール」と中央アルプスの「宝剣岳」 を眺めることができること!







§写真による案内(「木曽駒ヶ岳」登山)


◆ 「ロープウェイ利用」


ロープウェイ「しらび平駅」の行列
駒ヶ根バスターミナルから40分の「しらび平駅」
バスで40分かかってきた頃には、タクシー
で相乗りで来た人たちが先に並んでいた。


朝靄の しらび平は 人の列






◆ 「千畳敷カール」

「千畳敷カール」は夏ならば見事なお花畑になるところだが・・・
初秋の今は、高山植物はほとんど終わり、紅葉にもやや早かった。

千畳の カール静かに 秋は来ぬ





「千畳敷カール」を下山の時に見た。
この角度からの千畳敷カールもなかなか素晴らしい眺めであった。

下山時の カールや思わず 目を見張り





◆ 「宝剣岳」

「宝剣岳」の危険度は相当なものだ!
木曽駒よりも個性があり、厳しくそそり立った岩の壁が道を遮っている。
木曽駒は、宝剣岳に寄らず木曽駒の山頂を目指すなら初級コースである。


宝剣の 峰々天突く 秋の空





「宝剣岳」の頂上は鋭く尖っている。
この先、登山道は、鎖場の連続で、右が登り、左が下りのよう
に登山者同士が決めを作らないと狭くてすれ違いも出来ない。


宝剣の 鎖場前に 深呼吸





「宝剣岳」の「てっぺん岩」
何でも、この岩を「てっぺん岩」とか呼ぶらしい!!

宝剣の てっぺん岩から 下界見る





◆ 「中岳」

「中岳」
「中岳」は、宝剣岳から木曽駒ヶ岳へいく途中にある。

中岳や 駒ヶ岳まで あと一歩





◆ 「木曽駒ヶ岳」

「木曽駒ヶ岳全容」
「木曽駒」は中央アルプスの展望台というにに相応し
く、中央アルプスの最高峰(2956.3m)である。


木曽駒は 中央アルプス 最高峰





「木曽駒ヶ岳頂上 」
「木曽駒ヶ岳」(2956.3m)の頂上から、360度の展望が望める。
しかし、何となんと、木曽駒の近くに「三ノ沢岳」という山があって、
この山に登れば3,000m峰が総て見えるという「超展望の山」だとか!


山頂を 極めてしみじみ 駒ヶ岳





「駒ヶ岳神社」
「木曽駒ヶ岳」(2956.3m)の頂上に「駒ヶ岳神社」がある。

山頂の 駒ヶ岳神社 神宿る






§写真による温泉案内(「こまくさの湯」日帰り入浴)



◆「こまくさの湯」



「こまくさの湯」の正面
早太郎温泉郷の「早太郎」とは、光前寺に昔より伝
えられている霊犬早太郎の伝説に因むものである。
「こまくさの湯」は、平成8年7月オープンの日帰り温泉である。




「こまくさの湯」の内風呂
駒ヶ根(こまがね)高原に湧く天然温泉。食堂では、
駒ヶ根の名物である、ソースかつ丼などが味わえる。



「こまくさの湯」の露天風呂
東駒の湯と西駒の湯の露天風呂があり、1ヶ月毎に男女交替である。








「こまくさの湯」の公式ホームページはこちら!



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