1.浦和からの温泉




1-82 六合赤岩温泉「長英の隠れ湯」



◆六合赤岩温泉「長英の隠れ湯」について

    群馬県の六合村を「くにむら」と読める人は少ない。
  六合村のホームページから、「六合」を「くに」と読む由来  を引用してみた。
  明治22年3月、町村制施行に伴い、「小雨」「生須」「入山」 「太子」「日影」「赤岩」「草津」「前口」を合わせて、草津 村が誕生しました。 明治33年7月には草津村を分村し、「草津」「前口」からなる 草津町と、「小雨」「生須」「入山」「太子」「日影」「赤岩」 の6つの大字からなる六合村が誕生しました。 6つの大字が合わさって1つの村になったので「六合」と名付 けられました。   古事記・日本書紀の記述(神武天皇即位のくだりのすぐ前)に、 「兼六合以開都」と記してあり、「くにのうちをかねて、以て都 を開く」と読んでいます。 「六合」は、東西南北及び天地を意味していて支配の範囲を示 し、国(くに)を意味します。  六合を「くに」と読むのは、このところからであるといわれ  ています。・・・「六合村ホームページ」より。  http://www.vill.kuni.gunma.jp/guide/aisatsu.html 《写真右 湯本家住宅(赤岩地区)》  「赤岩」というのも、地名である。 このことも、「六合村ホームページ」から一部引用させていただ  くこととする。  「赤岩地区」   岩山を背景に、農家住宅・土蔵が軒を並べ、古い石垣や庭木等  により心安ませるのが赤岩です。   地区内の旧家「湯本家」は、木曽義仲の残党と言われ、戦国時  代から江戸初期にかけて子孫が活躍して繁栄の基礎を築き、江戸  期は蘭方医学の流れの医者を出し、河童伝説の家伝薬「命宝散」  や「月桂酒」という薬酒の製造と医業にたずさわった歴史があり  ます。      幕末に長崎でシーボルトに学んだ、蘭学者・蘭医で開国論者の  「高野長英」は、開国論を唱えて捕らえられていたが、火災によ  り獄舎を逃れ、ここ六合村の赤岩集落の湯本家にかくまわれたと  いいます。   赤岩集落は、今も観音堂、毘沙門堂、水車などが点在し、江戸  ・明治からの家並みが残る素朴な山里です。   平成12年6月に「六合赤岩温泉「長英の隠れ湯」」がオープン  したが、温泉開業の由来などは、村のホームページでは分からな  かった。 《写真右 湯本家の土蔵》








(1) 温泉案内

六合村の赤岩集落に、綺麗な日帰り温泉施設がありました。 「六合赤岩温泉『長英の隠れ湯』」です。 《「長英の隠れ湯」》
     アクセス : 関越道渋川伊香保ICより長野原経由、六合村方
           面へ1時間30分、南大橋バス停左折1分 

     営業時間 : 10時〜20時(7月〜8月=21時まで) 

     休 業 日 : 木曜日(定休日が祝日の場合は営業) 

     料   金 : 入浴料400円(3歳?〜中学生300円) 

     駐 車 場 : あり(無料)50台   

     ●温泉施設 
          ※ 内湯(男女別)






《写真右上「長英の隠れ湯」の外観》


《写真右「長英の隠れ湯」の内湯》













(2) 観光・登山案内

 ◆「野反湖」と「八間山(はちけんざん)」の高山植物     2006年6月25日(日)、群馬県と新潟県の県境(群馬県)の野反 湖のすぐそばにある八間山(はちけんざん)に登山に行った。       レンゲツツジが目当てだったが、それ以外にも沢山の花が咲 いていた。    「高山植物の女王コマクサ」は、通常7月〜8月に咲くとい うことになっているが、ここでは沢山6月25日に沢山咲いてい た。    それはそれは見事なものだった。      地元の六合(くに)中学校の生徒が毎年移植して、沢山増やし ているとのことである。    レンゲツツジは、丁度見ごろで素晴らしく綺麗だった。 《写真右「野反湖」》     ※撮影 2006.6.25


◆「野反湖」へのコースタイム 
  南浦和0500発 → 外環「戸田西IC」→ 新座料金所 →   前橋IC0615 → 渋川伊香保IC0623 → 「道の駅六合」   0735(トイレ休憩)/0743発 → 「野反湖休憩舎」の駐車場着   0810


◆「八間山」登山のコースタイム 
  登山開始(「野反湖休憩舎」の駐車場)発0840 → 0845〜0905   コマクサの群生地見学 → 0940休憩/0950発 → イカ岩の頭 1010 →「八間山」山頂1040・・・下山開始1050(展望悪く、虫 も多かったため) →「野反湖休憩舎」の駐車場着1200(昼ご飯)
《花を見て、ゆっくり3時間20分》
《写真右「八間山」登山口 》     ※撮影 2006.6.25


◆「八間山」の花々 

「八間山」は、標高が1395mと大して高くない山である。  その「八間山」が高山植物の宝庫だという。  騙されたと思って行ってみた。 
  6月下旬の「八間山」は、本当に、本当に花の宝の山だった。

《写真右「八間山」花-1 》     ※撮影 2006.6.25
    この花の名前は、「コケモモ」かな?















《写真右「八間山」花-コマクサ 》     ※撮影 2006.6.25

















《写真右「八間山」花-コマクサ(アップ) 》     ※撮影 2006.6.25


















《写真右「八間山」花-コマクサ(群生) 》     ※撮影 2006.6.25

















《写真右「八間山」花-レンゲツツジ(群生) 》     ※撮影 2006.6.25

















《写真右「八間山」花-レンゲツツジ(アップ) 》     ※撮影 2006.6.25

















《写真右「八間山」花-2》     ※撮影 2006.6.25
    この花の名前は、「ベニサラサドウダン」かな?















《写真右「八間山」花-イワカガミ》     ※撮影 2006.6.25














《「八間山」の花の時期》    「八間山」は、5月下旬から春の花が咲き、秋まで花期が続く!!    ■5月下旬〜6月中旬の花     イワカガミ、ムラサキヤシオ、オオカメノキ、アズマシャクナゲ、     イワナシ、シラネアオイ・・・・。    ■7月中旬〜8月中旬の花     ニッコウキスゲ(7/30に素晴らしかったというホームページあり) 、     (8/6のあるホームページ)ウスユキソウ、ノリウツギ、ヤナギラン、     ハクサンフウロ、マツムシソウ、ハクサンオミナエシ、ツリガネニ     ンジン・・・・。    ■9月初旬の花     (9/2〜5のあるホームページ)ワレモコウ、ナナカマドの実(赤く色     づく)、リンドウ、オトギリソウ(赤い実)、レンゲツツジの葉が紅     葉し始めた、マツムシソウ、アキノキリンソウ、ヤナギラン、トリ     カブト、オトコエシ、ナンテンハギ、ヤマオダマキ、ヤマハハコ、     ウメバチソウ、センジュガンピ、ハナイカリ、ウスユキソウ、シラ     タマノキ(白い実)、コケモモ(赤い実)、ツルニンジン、ソバナ・・     ・・。



《「八間山」の登山地図》 「八間山」の登山地図はこちら!





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