1.浦和からの温泉



1-179 「御前山登山」と「河辺(かべ)温泉日帰り入浴」の旅



◆◆◆◆◆ ご あ ん な い ◆◆◆◆◆

2015年4月26日、「電車+バス旅」で東京の「御前山」(1405m) に登り、下山後「河辺温泉・梅の湯」に日帰り入浴しました。 「大岳山」、「御前山」、「三頭山」を奥多摩三山といいます。 又、この時期「御前山」は「カタクリの花」が綺麗との情報も ありました! 下山後の温泉は、「御前山」の近くには、超混 雑が予想される「もえぎの湯」(JR青梅線「奥多摩駅」から徒 歩約10分)がありますが、出来たら土日は避けたい温泉です。 そこで候補に登ったのが、JR青梅線「河辺駅」から徒歩1分 (駅と直結した連絡橋あり)という「河辺温泉・梅の湯」です。 さて、お目当ての「花」と「温泉」の良し悪しの結果は?

《「御前山」(1405m) の山頂風景》
※「御前山」山頂は眺望がないが、少し離れた場所に「富士  山」を展望できるポイントがあるという!?しかし、「御  前山」登頂が12時頃になり、ガスが出て来たのが原因して  ポントに気付かず、残念ながら「富士山」は見えなかった!
「奥多摩町観光案内所」のホームページはこちら!
「お薦めのコース」は、JR青梅線「奥多摩駅」〜バスで「奥多摩 湖バス停」まで行き、そこから登山道を「惣岳山」経由、「御 前山」山頂へ、下山路は往路を下る。・・・というルートです! 【注】「惣岳山」は「高水三山」の「惣岳山」(756m)とは別の山! 【注】「奥多摩都民の森(通称、体験の森)」が「御前山」の    北側斜面にあるが、下山に「境橋バス停」に下りる場合は   「登山道」が分かり難いので注意されたい!【後記を参照】



  ◆「惣岳山(1348m) 〜 御前山(1405m)」登山!



《「御前山登山口」は「奥多摩湖バス停」から写真のように 「奥多摩湖」の湖面の脇の道を3分程歩いた所にある。》


◆アクセスの詳細
  ※電車+バス+徒歩
《行きの交通》 ・「JR南浦和駅」発0629 ---(武蔵野線)--- 「西国分寺駅」着0657/(中央  線)乗換え/「西国分寺駅」発0703 ----「立川駅」着0709/(青梅線乗換え)  0715発---「奥多摩駅」着0821  【「西東京バス」乗換え 「JR奥多摩駅前・2番」乗場】 ・「奥多摩駅」バス発0835 --- 「奥多摩湖バス停」着0850(乗車約15分 350円)

《「奥多摩湖」には、有名な「ドラム缶橋」 がある。今は発泡スチロール製である。》

●「奥多摩湖バス停 〜 惣岳山 〜 御前山」登山コースタイム 【登山のタイムには、休憩を含む】 ※バス停「奥多摩湖」発 0900 ---(徒歩30分/10分休憩)・0940発  --- (徒歩30分) --- 1010「サス沢山」(10分休憩)・1020発   --- 1030の地点(徒歩1時間/15分休憩)・1035発 ----(徒歩35分)  --- 「惣岳山」山頂1110(20分休憩)・1130発---(徒歩20分)---   「御前山」山頂着1150  【注】登り片道:徒歩時間2時間55分 ★「昼食休憩」---40分/1230迄!  【注】「お薦めの下山コース」について     ※往路と同じ道を引き返す!     ※下り片道:徒歩時間2時間05分     私は、実際には「ガイドブック」の案内にあった、「御前山」     山頂 →「境橋バス停」のコースで下山しましたが、同日3パ     ーティ計10人が道に迷ったことから、復路も「奥多摩湖」へ     下ることをお薦めします。    【理由】@「御前山」→「境橋バス停」のコースは、「道標」を         見間違いやすく、舗装された林道へと案内されるが、         難易とは低いものの、単調な道を延々と歩き、標準タ         イムより1時間くらい多く3時間15分要します。        A 帰路も「奥多摩湖バス停」に下ると、花も多く、運が         よければ富士山も見れます!  ●実際の下山のコースタイム 【道に迷い、あまり参考にならないので、末尾に記載します!】 《帰りの交通(途中「河辺温泉」に立ち寄り!)》 ※バス停「境橋」発1530 → 「奥多摩駅」着1540頃  【注】「奥多摩湖」バス停発1520頃 ※「奥多摩駅」発 1604 → 青梅着1639/【乗換え・青梅線快速 (東京行)】1643発 → 河辺駅着1647 → 「河辺温泉 梅の 湯」へ。 ★【河辺温泉 梅の湯】 --- 「河辺駅」から徒歩1分--- 1650着  【入浴1655 〜1745】

《「河辺温泉 梅の湯」の看板。本当に駅から徒歩1分 と近くて、途中下車しても行き易い場所にある!》

※「河辺温泉 梅の湯」発 1745 --- 「河辺駅」着1750 ※「JR河辺駅」発1759 ---(青梅線)--- 「立川駅」着1824/(中央  線)乗換え/「立川駅」発1829 --- 「西国分寺駅」着1835/(武蔵  野線乗換え)1840発 --- 「南浦和駅」着1909                                                     (2015.04.02旅行)


◆◆◆◆◆ 写真で見る「惣岳山 〜 御前山」登山 ◆◆◆◆◆



◆「御前山」の登山口は、「奥多摩湖バス停」から3分
程の所に、分かり易い「登山道」の道標がある。

この「御前山」の道標を右折すると、緩やかな山道が始まる。




◆「奥多摩湖」の全貌が見えた!

出発点〜約1時間で、奥多摩湖」が綺麗
に見えた!(「サス沢」という地名辺り)




◆ここが「サス沢」だ!

「御前山」登山の重要なポイントの1つ「サス沢」には、
フェンスの中に何やら機械らしい箱がある!    




◆「サス沢」〜「惣岳山」への登山道!

「御前山」へは、「サス沢」から「惣岳山」
への道が結構ハードな登りの連続となる。
    
【注】「惣岳山」の読み:そうがくやま」。高水三山の方
  は「そうがくさん」。ほんと?ややこしいですね!




◆「二輪草」を発見!

「サス沢」〜「惣岳山」への途中、
少しだけ「二輪草」が咲いていた!




◆黄色い高山植物?!

「サス沢」〜「惣岳山」への途中、この黄色い高山
植物が咲いていた!「ヤブヘビイチゴ」か? 




◆「惣岳山(そうがく山)」(1348m)山頂!

標高1348mの「惣岳山」は、「奥多摩湖バス停」から標高
差818mもあるのに、展望もなく、地味なピークである。 




◆待望の「カタクリの花」!

「惣岳山」〜「御前山」に向かう途中、「カタクリの花」が
出現!しかし、「花の百名山」という割に、近年盗掘等の
影響らしく、チマチマした規模になったという!残念! 




◆「カタクリ」の管理地!

「惣岳山」〜「御前山」に向かう途中、ネットで保護さ
れた「カタクリ」の管理地があった。近年盗掘にあっ
てか、メッキリ「カタクリの花」が減ったらしい! 




◆「カタクリ」の自生地!

「カタクリ」の自生地のメインは、「惣岳山」〜「御前山」
に向かう途中で、この「道標」のある場所周辺である。 




◆「御前山」への最後の登り!

「惣岳山」を過ぎて、「御前山」の手前の最後に10分〜
15分の間、急登が待っている。その後5分は緩やか! 




◆「コバイケイソウ」もかなりある!

「御前山」の山頂の手前に、「コバイケイソウ」
も相当の数あった!花期は6月〜8月頃である! 




◆「御前山」山頂の標識!

「御前山」の山頂は、眺望はないが、広くて、ベンチ
もあり、昼食休憩には持って来いの場所である! 




◆「御前山」山頂の賑わい!

「御前山」の山頂に11時50分到着!
沢山の登山客が弁当を食べていた!
【注】山頂まで、あと5分程の所で長時間座っているカッ
  プルがいだが、今にして思うと、あそこが「晴れたら
  富士山が見えるというビューポイント」のようだ!
 


◆◆◆◆◆ 温 泉 デ ー タ ◆◆◆◆◆


◆「河辺(かべ)温泉 梅の湯」について

《「河辺(かべ)温泉 梅の湯」が入居している「河辺タウンビル」》
  
   ※ 住 所  東京都青梅市河辺町10丁目8番1号
                   河辺タウンビルB 5・6階(受付は5階)                 

     ※ 電 話  0428-20-1026  

   ※ 営  業 (日帰り入浴)  午前10時〜午後11時30分(最終入館午後11時) 
                             
        「河辺(かべ)温泉 梅の湯」の公式ホームページはこちら!
   ※ 休業日 第3水曜日(「梅の湯」の公式ホームページの「新着情報」で確認のこと)     ※ 日帰り入浴            ・内風呂(主浴槽(源泉循環式)等、4個)・・・・男女別          ・露天風呂・・・男女別に4個(岩風呂、井桁(いげた)湯、寝ころび湯、ひのきの                  湯(源泉掛け流し))          【注】「露天風呂エリア」に「サウナ」(2種類)あり。          【注】女性のみ「天然温泉使用 よもぎ蒸し」あり(別料金:基本30分/2500円、             「よもぎ蒸し」の営業時間 11:00〜20:00)              ※ 料 金 (日帰り入浴) (平日)大人860円、(土・日・祝日・GW等)大人970円                  ※ 交 通  (電 車)      ・JRR青梅線「河辺」駅下車、「北口コンコース」直結 1分。      (マイカー)      ・圏央道「青梅IC」より青梅方面へ約3.8km        → 青梅街道「河辺駅北入口」交差点を駅方面へ。      【駐車場】「河辺TOKYU」5〜8階駐車場が、「梅の湯」利用者           は4時間無料。

       ※セールスポイント         (1) アクセスが超便利! 河辺駅に直結 駐車場も4時間無料!        (2) 駅前に湧き出した、伝説の「美肌の湯」として評判!        (3) 施設も充実、内湯、露天風呂、食堂、無料休憩施設等完備!


◆「梅の湯」の内湯

内湯の「主浴槽(源泉循環式)」は、美肌に効果的な アルカリ単純泉温泉。半身浴もできて身体にも優しい! 【注】温泉は、この浴槽と露天風呂の「ひのき湯」!


◆露天風呂「ひのきの湯」

源泉かけ流しの温泉が、惜しみなく贅沢に注がれている! 【注】温泉は、この浴槽と内湯の「主浴槽(源泉循環式)」!


◆露天風呂「井桁(いげた)湯」

三層に分かれていて、変化に富んでいる。


◆露天風呂「岩風呂」

自然石で出来た岩風呂は、本格的な露天風呂!




◆◆◆◆◆ 下山における「道迷い」にご注意を! ◆◆◆◆◆


★登山ガイドブックやいろんなホームページで、「御前山」 登山の下山コースに「境橋バス停」に下りる道を案内し ていますが、このコースの登山道は、注意が必要です。 ★よく注意しないと「鞘口山・大ダワ」への道を選んだり、 「登山道・奥多摩駅」の案内に従うと自然に「舗装道」の 「車道」へと誘導されて、下山に3時間以上掛かってしま うので、無難なのは、登りと同じ「奥多摩湖バス停」に下 山することですが、参考に私が道に迷ったコースを振り返 り、「迷い易い場所」等を写真入りでご説明致します!!

◆「御前山」山頂からの下山で「鞘口山・大ダワ」の道標 があったら、その道は危険!全く別のコースである!

この「道標」があったら、直ぐに引き返すこと!

◆「御前山」山頂から5〜6分で「避難小屋」方面 の道標あり!その道が正しいコースである!

この「道標」に、下山開始後5〜6分で出会わな いといけないが、道標の向き(建て方)が悪く、 私や別の登山者が2組10名見落として迷った!

◆「避難小屋」の建物があったら、その道は 「境橋バス停」へ行く道として正しい!

ただし、この先「本当の登山道」の道標を 見落としたらしく、非常に遠回りした!!

◆いかにも最もらしい「境橋バス停を経 て 奥多摩駅」の道標だが・・・!

この道標とその先の「類似の道標」に 沿って歩いたら、自然に「舗装道路」に 導かれて、大変な遠回りを強いられた!

◆自然に「舗装道路」に!

1つ前の「道標」に導かれ、「舗装道路」に出た!

◆立派な「体験の森」の石碑が!

「舗装道路」を下って来ると、「体験の森」の石碑 があった! ここは、「トチノキ広場」という所 らしいが、実際の登山道は、沢沿いの道らしい!

◆「とちより 立ち寄り図」を見てみると・・・?! 【注】赤い文字の「現在地●」の場所にある看板!

この「図」の「白い道」を歩いて来たが、ガイドブックの下 山道より1.5倍くらい遠回りして、長い距離を歩いている。実 際の「登山道」は「・・・・・」の道で、「トチノキ広場」 辺りから「栃寄大滝」から流れている川沿いの道と交差しな がら下山する事になっている! この看板が「トチノキ広場」 に建っていれば、多くの登山者が道に迷わないだろうに!!

◆ようやく「国道411号線」に近いところまで!

途中から、「国道411号線」に架かる「境橋」らしい橋が遠く に見え隠れしていたが、道路のトンネルが見えて一安心!!

◆「境橋バス停」は、橋の中程に!

長い長い「境橋バス停」への道だったが、ようやくゴール!! 「境橋バス停」は、皮肉にも「奥多摩湖バス停」寄りだった! 先に到着していた10人程の人も、皆同じ「道迷い」をした由! あまりに、現況にマッチしていない下山道の「道標」に皆さん 口々に嘆いていた!「安全登山」の為、関係者に猛省を求む!





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