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温泉津yunotsu
(島根県大田市・重伝建・世界遺産)

石見銀山の港町だった、世界遺産の温泉地

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温泉津は島根県の西部、石見地方に位置する港町で、山陰地方でも有数の温泉地。戦国時代に、石見銀山で産出された銀を積み出す拠点として毛利氏によって要塞が築かれたことから本格的な発展が始まった。江戸時代には北前船の寄港地となり、明治になるまでは海運の拠点としての地位を守り続けた。

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温泉津駅の北側にある、山あいに伸びる通り沿いに、立派な商家などが残る古い町並みが見られる。この通りは同時に温泉地としてのメインストリートともなっており、伝統的な家屋群と温泉旅館などが隣接するように同じ通りに建ち並ぶという、独特の風景が貴重だ。

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何軒もの温泉旅館が建ち並び、「泉薬湯」と「薬師湯」の二つの元湯は、外湯として誰でも気軽に日帰り入浴ができるようになっている。特に、新旧の建物が並ぶ「薬師湯」は人気が高く、大正時代に建てられたという旧館が残っているのは非常に貴重。日本温泉協会の評価では最高評価のお湯ということで、まさに名湯と言えるだろう。

→町並み写真館「大森」
→重伝建地区一覧
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