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土山宿tsuchiyama-shuku
(滋賀県甲賀市)

「あいの土山」と呼ばれる、東海道の宿場町

土山宿は、箱根と並ぶ難所として知られた鈴鹿峠の麓に位置する、東海道49番目の宿場町。東海道の宿場町としては数少ない、当時の面影をとどめる町並みが残り、旧本陣(左写真手前の建物)も現存する。「間の宿」であった有松宿を除けば、隣の関宿に次ぐ町並みと言える。

馬子唄に「あいの土山」と歌われたことから、この名で呼ばれることが多い土山宿。近くの道の駅も、「道の駅あいの土山」である。しかし、意外にもそのいわれは定かではないらしく、隣の坂下宿と相対しているからとか、以前は「間の宿」だったとか、諸説あるとされている。

新名神高速道路の開通で、土山宿へのアクセスは飛躍的に便利になった。というのもこの新名神高速、旧東海道と同じルートを通っているのである。名神高速が難所の鈴鹿越えを避ける関ケ原ルートで作られてから40年、トンネル技術の発達で再び旧東海道ルートが復活したというのが、なかなか面白い。

→町並み写真館「関宿」
→町並み写真館「有松」

 

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