洋館のある港町
明治維新の直前、日米通商修好条約によって開かれた港を「開港五港」といい、函館、新潟、横浜、神戸、長崎の五つの港が条約港として定められた。このうち新潟を除く四つの町には、いずれも洋風建築の集まる一画があり、異国情緒を今に残している。函館、神戸、長崎についてはいずれも洋館群が重伝建地区に選定されており、「日本三大夜景」の町であるという共通点もある。また、横浜・神戸・長崎には「三大中華街」がある(函館にも中華会館がある)など、様々な面で似通ったところのある町だと言える。新潟にも明治時代の税関などが残るようなので、機会があれば訪れたい。
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