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金沢Tkanazawa1(長町・にし茶屋街)
(石川県金沢市)

金沢の中心繁華街にも近い、武家屋敷町と茶屋町

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日本を代表する歴史都市の一つである金沢にはいくつもの古い町並みが残されており、重伝建地区の数だけでも4か所もあるという、なかなか他では例を見ないようなことになっている。町並みが残るエリアを大きく二つに分けると、市街地の東北側に当たる浅野川エリアと南西側の犀川エリアに区分され、今回掲載した長町の武家屋敷町(タイトル写真、左写真)と「にし茶屋街」の町並みは犀川エリアに位置している。

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長町の武家屋敷町は金沢最大の繁華街である香林坊に隣接しており、メインストリートの百万石通りを少し西側に入るとすぐに、瓦屋根を載せた土塀や門が続く町並みにたどり着くことができる。さらに通りを南下して犀川を渡るとすぐに、こちらは金沢の三大茶屋町の一つである、にし茶屋街(左写真)がある。「金沢2」で紹介しているひがし茶屋街に比べると若干規模は小さめだが、やはり伝統的な茶屋の建物が並ぶ端正な町並みが見られる。

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にし茶屋街のシンボル的な存在となっている、旧西検番事務所の擬洋風建築。現在は料亭組合の事務所となっており、稽古場としても使われている。市街地の中心部から近いことから、ひがし茶屋街同様に観光客も多い場所だが、現役の茶屋がいくつもあって何人もの芸妓さんもおられるようである。なお、にし茶屋街のすぐそばには寺町台重伝建地区が存在するが、こちらは「金沢V」で紹介する。

→旧バージョン
→金沢U(ひがし茶屋街・主計町)へ
→金沢V(寺町台・卯辰山麓)へ
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