木曽平沢kiso-hirasawa |
中仙道沿いに位置する平沢は、400年以上の歴史を有すると言われる、「木曽漆器」の生産地。本通りと呼ばれる中山道の両側に漆器店が並んでおり、生産と販売が一体となって繁栄した町である。 奈良井宿と隣り合っており、かつては奈良井の一部として、宿場町としての性格も持った町であった。出桁造りが多く見られる街並みの景観も、奈良井と共通する部分がある。 町の南外れの風景を見ると、宿場町だったときの面影を感じさせる。ここから旧街道を1.5キロほど歩いて行くと、奈良井宿にたどり着く。わずかな区間ではあるが街道を歩く実感が味わえるので、両方の町並みを訪れる際には、一度歩いてみることをお勧めする。
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