ロマンチック街道


ホーエンシュヴァンガウ城

ノイシュヴァンシュタイン城の麓、ホーエンシュバンガウには、
もう一つのお城「ホーエンシュヴァンガウ城」がある。
12世紀に建てられたこのお城は、16世紀には廃墟となっていたものを、
マクシミリアン2世(ルードヴィヒ2世の父)が購入し、1836年に再建した。

バイエルン王ルードヴィヒ2世は、この城で子供時代と青年時代の
17年間を過ごし、彼が心酔するワーグナーとも、この城で接見している。

 イエローの外観が、かわいいお城。ルードヴィヒ2世は、この城からロマン主義の影響を強く受けたという。

お城の内部は天井が低く、ノイシュヴァンシュタイン城と比べると質素な感じ 城のテラスからは、ノイシュヴァンシュタイン城が見える。



ノイシュヴァンシュタイン城

「ホーエンシュバンガウの新しい城」として、ルードヴィヒ2世は1869年、
ノイシュヴァンシュタイン城の築城にとりかかる。

お城の絶景ポイント「マリエン橋」からの眺め。みんな思わず息を飲み、感嘆の声をあげていた。

← お城へは、ミニバスでマリエン橋の手前まで行き、そこから歩いて15分ほど。急な坂道を下ると、お城が近くに見えてきた。
 お城は、どの部屋も豪華な装飾で飾られ、特に王の居住空間には、天井や壁、調度品はすばらしい木彫りの装飾が施されてあった。

 1886年、ルードヴィヒ2世謎の突然死で城の建設は中止され、構想通りの完成には至っていない。


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