ロマンチック街道


リンダーホフ城

ルードヴィヒ2世が建てたお城の中で、唯一完成したリンダーホフ城。
父マクシミリアン2世狩猟の別荘を移築し、新たに「王の別荘」として1879年に完成する。

ホーエンシュバンガウから路線バスを使って片道2時間。
ルードヴィヒ2世の幻想を伝えるユニークな建造物などで知られ、
ノイシュヴァンシュタイン城とともに、是非行って見たかった所です。

 宮殿はとても小さく、周囲のアマガウアー山地の景観も美しく、まさに別荘という感じ。

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 人嫌いだった王は、召使に見られることも嫌がり、1階で作った食事をテーブルに載せ、2階の王の食堂にロッドを使ってテーブルごと持ち上げさせた。テーブルの上は、マイセンの置物。

 宮殿の部屋はどれも金の装飾に飾られ豪華。調度品もすばらしく、マイセンのシャンデリアは、とても印象的だった。
   鏡の間 →

 豪華な金の飾りで鏡に装飾を施し、部屋に入ると、鏡に映しこまれ無限に続くように見える。
頭おかしくなりそう。


庭園内の建造物

周囲を山に囲まれた庭園は、歩いていてとても気持ちがいい。
王の幻想を再現するパビリオンが点在する。

カスケード(多段滝)とネプチューンの泉
宮殿のすぐ裏の斜面に造られている。
ムーア人のキオスク
王は千一夜の世界にひたったという。

ヴィーナスの洞窟
 ワグナー「タンホイザー」の魔法を夢見、再現させたパビリオン。王の幻想がそのまま現されているよう。照明を変えたり、波を起こすこともできる。


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