8月15日 ようやく『踊る大捜査線2』を観た。 うーん、構成もコンセプトも従来どおりだから、慣れてしまった分、少し物足りないかも。 踊るには少しストーリーが弱すぎた。レイトで¥1200払うのが妥当なところかな。 室井さん(←結構好きなタイプらしい)が、少し偉くなっていた。 ところで、一昨日の口論の相手は、地元の政治家の秘書だった。 (ちなみにもう1件の相手は、プチ有名な建築家だった。どーでもいいけど) 「神の国」発言で有名な人の秘蔵っ子の秘書だから、というわけで、私もまことにうかつな事に 敵を色眼鏡で見てしまったのが、今となってはこれも口論の発端だろう、と反省したりもしている。 それにしても…、と思い出してもよく論点がわからないくらい、私たちは意味なく罵りあった。 今になって、中学校の数学で習った「ねじれの位置」という概念をたびたび思い出す。 互いが点と点であるときは直線で結ばれるが、2本の直線はねじれの位置に存在しうる。 互いの直線がねじれの位置にあるかどうかは、数式なら簡単に表せるかもしれない。 しかし人と人との間で、そのふたりがねじれの位置にあるかどうかは、 とにもかくにもその直線をしばらく走らせてみないことにはわからないわけだ。 しかししかし、その瞬間そこにいる私と相手が直線ではなくてある一点だとすると、 そのふたつの点はひょっとするとつながる可能性もないわけではない、という見方もある。 いずれにせよ、口論と言うのはあまりにも大人げない振る舞いだった、とやはり少し反省。 私には、もう少しケンカの仕方を学ぶ必要があるようだ。 ああ、自分は一体ここで何を言わんとしているのか。 格好よすぎた室井さんにリアリティのなさを感じてしまった、というのが正直な感想かもしれない。 「こんなのありえないけど、あったらいいかも」が「こんなのほんとにありえねー」になってしまったら、 結局はよくある陳腐な恋愛ドラマと一緒じゃないか、と思ってしまった、というわけさ。 そこまで娯楽映画に求めても仕方ないとはわかっていても…なんかね…。 というのが「レイトで¥1200」な理由です。 8月13日 深夜に初対面の人と口論になった。 就職してしばらくおとなしくしていたのだが、今月に入ってこれが2度目の口論だ。 我ながらちょっとどうかしている、と思うが、どこにフラストレーションがあるのやら。 それがわからず、困惑している。 まぁ、周りにいた人たちのほうが、私以上に困惑していただろう。 まったくもって面目ない限りだ。 8月10日 そして今日は高校時代の部活のOB会。 医者になった同級生と久しぶりに会う。 日頃の業務の中で医者とワーカーは痒い所に手が届かない者同士、と思ってしまうことが多く、 その上、医者になった同級生の多くがキャリアと引き換えに次々と大切なものを失くしていく中で、 学生時代にあまり話したことのなかった彼が予想外に話せる人になっていて、とても驚いた。 何より、ワーカーの重要さをあれだけ真剣に語ってくれた医者に出会ったのは初めてかもしれない。 別に自分の仕事の重要性を語ってくれたからいい人、というほど甘えているわけではなくて、 自分の立ち位置を、卑屈にへりくだるのではなくて、あくまで自然に低く定められるその姿勢に、 ただただ感服するよりほかなかった、というのが正直な気持ちだ。 人と人との関係は、自分も相手も不変でない以上、移りゆくのが当たり前のこと。 失くすばかりと思っている日常にあっても、こんな日には、青い空を見上げる気持ちになれるのだ。 8月9日 中学の同窓会に出る。 同窓会といっても、全学年が集まる5年に一度の大同窓会だ。 その上、バカお人好しな私は、同じくバカお人好しな友人と二人、 実行委員に入っちゃってるものだから(その経緯についてはコレ読む)、 開宴の4時間近く前から会場入りして、揃いのポロシャツまで着てチマチマ働いた。 そう、別に実行委員をやるのが嫌なわけではないのだ。 ただ、ヒト〜と〜して〜、のルールに適っていないことが嫌いなだけだ。 というわけで、20人ぐらいの実行委員で400人を超えるパーティの準備を出来た、 というのが何とも言えず嬉しかった。 むしろ、こんなたいそうなパーティの実行委員だったらもっと手伝うべきだった、 と反省までしている始末。 あぁ、結局またこういうことがあると、イソイソと関わってしまうんだろうなぁ。 一体どこまでお人好しなのか。 何より中心となっていた青年会議所つながりのプチブルな人たちが、 これまたみんな揃いも揃ってお人好し、というか本当にいい人たちばかりで、嬉しかった。 金があるから余裕があるのか、というとそうでもなさそうで、やはりどういうわけか「お人好し」な 人種というのはどこかでどうかつながってしまうらしく。 少し救われるような気がするわけだ。 8月8日 久しぶりに職場の先輩と飲む。 最近、仲がいいのに飲みに出かけない今の職場に居心地悪さを感じていたのだが、 それを言ってみたら、同じ事を思っていたのだというわけで、片町にGO! 調子に乗って、しゃべらなくていいことまで喋ってしまい、やや反省。 まぁ、でもこれもお互い様だろう。 酒は自己開示の戸締りを緩めてしまう麻薬だ。 |