午前八時 すずかけの 木のかげはしる
電車の霜も なつかしきかな
北原 白秋 〔桐の花〕
スズカケノキはアジア西部原産で、日本には明治時代に渡来しま
したが、その名は、実のかたまりが修験者の着る篠懸という衣に
ついている房に似ていることから名づけられました。
スズカケノキは学名のPlatanus.orientalis からプラタナスとも
よばれますが、花言葉の「天才」は古代のアテネにはスズカケノ
キの並木道があり、プラトンなどの哲学者たちがそこの木陰で説
き、語ったことに因んだものされています。
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