紅くれなゐはうつろふものぞ 橡つるはみの なれにし衣きぬになほ及しかめやも 大伴宿禰家持 〔万葉集巻第十八・四一〇九〕 クヌギは古名をツルバミ(橡)といい、古代から人びとの生活と 深くかかわり、その実からつくられた染料は衣服に使われ、材は 炭の材料や器具や船舶、シイタケの原木として利用され、コナラ とともに日本の雑木林の代表的な樹木となって、里山の風景をつ くりだしてきました。 またクヌギの実は典型的なドングリで、クヌギは「団栗どんぐりの木」と もよばれます。 なお、ヌギの語源については、国木(くにき)からきたようです。
ブナ科 コナラ属 花言葉 たくわえ 花=春 黄葉=秋 実=晩秋 案内図はこちら 関連サイト金沢自然公園 参考〔コナラ〕についてはこちら→ 次 へ トップページへ