シマサルスベリ(自然公園の花と樹)

さるすべりの白き花むら たわわなる
          実りのごとき 夕べあらむか〔草のたてがみ〕藤井 常世 
   
  シマサルスベリはサルスベリの類似種ですが、サルスベリとの違いは、

花の色が白色のみで小さく、樹皮のはげた跡が白くなり、小枝などに毛が

あることなどです。 

 シマサルスベリは花の美しさではサルスベリに及びませんが、木の高さ

は10メートル以上になり、サルスベリをしのぎ、直立する幹と樹形の美

しさから庭園や街路樹に用いられています。
 
 シマサルスベリの原産地は中国、屋久島から沖縄、台湾に至る南西諸島

で「シマ」は沖縄諸島を意味しており、[島百日紅]とも言われますが、花

の咲き始めは早く、花期もサルスベリに比べ、短いようです。
 



ミソハギ科 サルスベリ属 シマサルスベリ種
花言葉 雄弁
花の見頃 6月下旬〜7月下旬
案内図は こちら
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