金 沢 文 庫

 北条実時により現在の金沢文庫所在地付近
の居館内に作られ、のち顕時・貞顕・貞将の三
代にわたって受け継がれ蔵書の充実がはから
れた。創設は建治元年(1275)頃で最も古い
武家文庫と言われている。
  金沢北条氏は元弘3年(1333年)鎌倉幕府
の崩壊とともに滅亡したが以後隣接する一族
の菩提寺である称名寺によって管理され近代
にいたった。現在の金沢文庫は昭和5年(19
30)に県の施設として復興されたもので,中世
の歴史博物館として鎌倉時代の貴重な文化財
を後世に伝えている。

あ し
京浜急行金沢文庫駅下車徒歩12分
金沢シーサイドライン海の公園柴口駅下車徒歩10分

ガイド
所蔵資料
は鎌倉時代の絵画、彫刻、工芸品,古文書など国宝や国重文など多数にのぼり当時を知る貴重な文化財を展示している。

休館日 月曜日・祝日の翌日、年末年始(12
月28日〜1月4日)のほか展示替えのための
臨時休館日がある。
  (神奈川県立金沢文庫 045-701-9069)

                        

入館料 20歳以上250円
     20歳未満・学生150円
     高校生以下・65歳以上は100円

隣接する称名寺は金沢北条氏の菩提寺であり見事な庭園とともにゆっくりみておきたい。

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