称 名 寺

 金沢北条氏一門の菩提寺で北条実時が六浦荘金沢の居館内に営んだ持仏堂が起源とされている。
 山号は金沢山、「関東往還記」に弘長2年(1262)
不断念仏の寺として登場してくるが、文永4年(1267)実時は審海を開山として迎え、真言律宗に改めた。 三代目貞顕の時代にととのえられた境内は昭和62年阿字ケ池を中心とした浄土式庭園として整備復元された。

あし
 京浜急行「金沢文庫」駅下車 徒歩12分
 シーサイドライン「海の公園南口」または「海の公園柴口」駅から徒歩10分。

   
境内への入場は無料(9.00〜16.30年中無休、但し隣接の金沢文庫は有料、月曜休館)。

●おすすめ
 
国指定史跡の境内は阿字ケ池にかかる反橋と平橋などみどころも多いが特に春の梅、桜秋の銀杏は見のがせない。

 裏山は遊歩道となっており八角堂からは三浦、房総はもとより天気がよければ遠く丹沢の山々、富士山も望める。

 ライトアップされた境内では野外コンサートや薪能などのイベントも行われる。

      
 ライトアップされた太鼓橋

   

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