城 ケ 島 コ ー ス


 京浜急行三崎口駅から緑豊かな田園地帯をぬけ、三浦半島の西海岸沿いに、三崎港を経て北原白秋がこよなく愛した城ケ島にいたる詩情あふれるシーサイドコースである。
 相模湾のやわらかな日差しを受けて太平洋の大海原を眺めながら、白秋ゆかりの地を訪ねるウォークである。


(白秋詩碑)

(馬の背洞門)
行 程 
 歩行距離 12キロ
 歩行時間  3時間

みどころ
 
小網代や油壷、諸磯湾に浮かぶマリーナは壮観、三浦港近くの海外(かいと=地名)のスランプ構造は古代の地層断面で県指定の天然記念物となっている。
 三浦半島南端にある城ケ島からは至る所から、伊豆や富士、房総を一望できるがウミウ(飛来は10月下旬から翌年4月まで)やヒメウ、クロサギが乱舞する海鵜展望台や長年の海蝕によってできた馬の背洞門の奇勝は見逃せない。
 島の東半分を占める城ケ島公園では季節の花々を眺めながらのんびりと腰を降ろす人も多い。
 城ケ島大橋のすぐ下にある帆を形どった北原白秋詩碑にきざまれている「城ケ島の雨」の一節は白秋の自筆といわれる。
 白秋記念館(月曜日休館)は白秋の自筆ノートや在りし日の写真,作品集が数多く陳列され白秋文学を知る上での貴重な資料館となっている。

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 コースガイド
 京浜急行三崎口駅下車、国道134号線を南下、引橋交差点を越え26号線を直進、白秋文学コー,
スの案内板先80mのところで右へ入る。直進後ムラマツ美容院右側を進み、小網代湾を右に道なり
に進みつきあたりを右折しすぐの信号を左折。油壷湾を右に見ながら道なりに進み、突き当たりの交
差点を右折、三浦港に沿って進みバス停「三崎港」へ。
 更に海沿いに進み横浜銀行の先を左折、道なりに進み渡舟場跡の先から湾沿いに北条湾を半周、
バス停「椿の御所」先の信号を左へ進み橋の手前を左に上がったところで、右へ進み城ケ島大橋を
渡り城ケ島公園へ。
 (公園散策後は)公園入り口手前の標識に従って馬の背洞門へ。洞門からは海を左に磯を歩いて
城ケ島灯台へ。
 灯台からは正面階段を下りて左折、食堂街の手前を右折山道をたどる。ほどなく左側の階段をおり
て右折し道なりに進む。
 海南神社前を通り、突き当たりを右に進み「白秋碑苑」の石碑前を左折し白秋碑、白秋記念館へ。
 記念館からはバス停「白秋碑前」へ(バスは三崎口行き)。