葉山古道コース


 京浜急行安針塚を起点として古代の官道の一つである古東海道の道を歩き三浦半島を横断し相模湾側に抜けるコースである。
 
 神社仏閣などの史跡も多く山あいの棚田や道端の石塔などがウォークの疲れを癒してくれる。

上山口の棚田

栗坪の庚申塔

行 程
 
距離 約13キロ
 歩行時間 4時間


●みどころ

 
塚山公園の安針塚は徳川家康の外交顧問となったイギリス人ウイリアム・アダムスの供養塔で,あたり一帯は桜の名所として知られている。

 本円寺は建長5年(1253)日蓮上人が阿波から鎌倉への途中ここに法華の道場をさだめたことが初めとされている名刹。

 木古庭不動尊の入口にある不動滝は葉山随一の滝でかっては日蓮宗徒の祈祷所であったといわれている。

 棚田が黄金色となる頃,秋祭りで賑わう杉山神社は村の鎮守とされ,村人の信仰が篤い。

 源平合戦で名をあげた猪俣小平六・岡部小弥太の墓は東国武士の心意気を偲ばせてくれる。

 大昌寺は延元3年(1338)開基の浄土宗の古刹,門前のモミジは町指定文化財となっている天然記念物で鮮やかな紅葉が見もの。

 滝の坂不動(吾妻神社)はヤマトタケルノミコトが東征のおり,ここの清水を飲まれたという伝説が残っており,走水に通ずる古東海道が実感できる。
 
 ウォークの締めくくりは富士山を眺めながらの森戸海岸の磯歩きである。


 ◎コース案内
 
京浜急行安針塚駅を出て左に進み「大楠山・塚山公園」の案内板にしたがって左の山道を登り「塚
 山公園」へ。公園からは標識に従い大楠山方面に向かい池上トンネル手前の信号を右折,道なりに
 進むと左側に本円寺が見える。さらに直進し不動橋信号を越え山道へ入り,道なりに進み不動滝,木
 古庭不動尊へ。
 不動尊右手の道を下り,つきあたりの大沢庚申塔の前を左に進み木古庭大沢橋を渡り、つき当たりの
 車道を左に進み大沢橋入口信号を左に入り山道を道なりに進む。
 渡部宅を越えたところの右の道をガードレールに沿って降り,つき当たりを右折,右手に棚田を見ながら
 杉山神社へ。
 更に直進しつき当たりを右折,上山口小学校入口信号を左折,小道に入り「てらまえばし」を渡り左に
 進む。
 猪俣・岡部両将の五輪塔,栗坪の庚申塔,大昌寺(道中橋手前を右に入る)などを見ながら道なりに進
 み新沢橋を渡り湘南国際村入口信号を右へ。
 直進し葉山大道信号を右折花の木公園を右に見て真っ直ぐ進み,図書館入口の信号左側の道に入
 り小川を左に見ながら道なりに進み,つき当たりの信号を左に進み森戸川にかかる亀戸橋の先の細
 い道を右に。
 道なりに進み,Ichikawa宅前を左折後,突き当たりを右折,斉藤設備興業手前の左への小道を入り、つ
 き当たりを右折して森戸海岸へ。
 海岸からは海を左手に磯づたいに進み,葉山マリーナ手前を右に上がり車道を左にマリーナ沿いに歩
 き,突き当たりの信号を左折して渚橋の信号を渡る。
 更に24号線を直進右手に六代御前の墓を見て田越橋交差点を左折して(新)逗子駅へ。
 
 
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