仔犬・仔猫を飼ったら
内寄生虫による影響はやせる、下痢をするなどいろいろな症状がありますが仔犬・仔猫ではその影響はさらに大きいものです。
寄生虫によってはひどい貧血や栄養傷害など、時には死の危険にもさらされることさえあります。
仔犬・仔猫を飼ったら、ただちに便の検査をしましょう。
仔犬を飼い始めたら、ジステンバー、伝染性肝炎、レプトスピラ症、パルボウイルス性腸炎などの混合ワクチンを注射して下さい。
最近は多くの犬がワクチンを定期的に注射しているので、病気は以前より少なくなりましたが、これらの伝染病にかかり、取り返しのつかないことになってしまうことがあります。
仔猫には猫ジステンバー、猫インフルエンザ(二種類のウイルス)の混合ワクチン(三種混合)と猫白血病ワクチンを受けて下さい。予防は完全にしておくことが一番です。
☆ 仔犬・仔猫を飼ったら、すぐにご相談下さい。
フィラリアの予防は蚊が発生する5月〜12月まで1ヶ月に1回飲み薬を飲ませることで予防できます。または、1年に1回の注射することで予防する方法も出来ました。
本院では注射による予防は毎年2月〜3月に注射しています。
ノミがつくと痒いばかりでなく、皮膚炎になったり、条虫(サナダ虫)、伝染性貧血等の寄生虫が移ったりします。よく暇にまかせてノミをつぶしている方がいますが、これでは、わざわざ条虫の卵をばらまいているようなものです。ノミはつぶさずにセロハンテープなどに張り付けて捨てて下さい。
特に、部屋の出入りの自由な猫がいる場合は、部屋のたたみやジュータンがノミの繁殖場所になるので注意が必要です。ノミが付かないようにするには、首輪、ノミ取り粉、飲み薬、付け薬などいろいろな方法があります。ノミの数、生活環境などによって、方法を変えますので、受付にご相談下さい。
院 長 清 水 誠
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