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 慢性腎不全 日常管理

 慢性腎不全(末期の腎臓)
 
慢性腎不全とは、いろいろな腎臓病が気付かないうちに進行し、働いている腎臓が1/4以下になってしまった時に初めて症状が現れる病気です。

最初に気付くのは水の様な臭くない尿を多くする様になり、水をたくさん飲み、食欲がむらになってくることです。

さらに進行すると、夜尿、体重の減少、口臭(アンモニア臭)、口内炎、吐き気、下痢などの尿毒症の症状がでてきます。

末期の腎臓病というように、この病気は残念ながら治る病気ではなく、なるべく長生きできるように保存的に治療することしか出来ません。

 
退院時の生意
 
できるだけ、早く発見するために、56才以上になったら、毎年健康診断を受けて下さい
 
日常管理
 
腎臓の大部分がもとに戻らないほどダメージを受けているので、本当は尿に出されるずの尿素窒素などの尿の成分が血液中に健康な時の何倍も残ってしまうのです.

この能率の悪い腎臓を上手に使って維持して行く為には、
以下の5点の事を守らなければなりません。
 

1.     食餌を腎臓病用の処方食だけにする

処方食をどうしても食べない場合には、良質のたんぱく質を最低必要量 与えること。〈卯黄、ささみ、魚の白身等を一日に体重1kgあたり3.3g)。たりないカロリーは脂肪や炭水化物を与える。

2.     充分に水分を与える

薄い尿をたくさん出すために体の水分をたくさん失ってしまうので、いつでも好きなだけきれいな水を飲めるようにしておいてください。

3.     水溶性ビタミン(VB VCなど)を与える

大量の尿とともに水溶性ビタミンが出てしまうので、ビタミンを与えること。

4.     ストレスをかけない

暖かくして、動物が安心できる場所で、生活させること。

5.     定期的に血液検査を受ける。

   血液中の尿素窒素を調べ、必要なアドバイスを受けるようにしてください。 
 

 

 

  

院 長   清 水  誠

〒187-0002  東京都小平市花小金井6−26−20

電話 042−461−8876 ・ FAX  042−463−5191

 

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