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 フェレットに 多い病気

 
  1.腸 閉塞
 

 

フェレットは、犬や猫と同じ肉食目に分類される動物です。犬や猫と同様に食道が柔軟なためかなり大きなものを丸呑みできます。特にフェレットはいろんなものを口に入れ、飲み込んでしまうため、腸閉塞を起こします。ゴム製品特に黒いものが好きなようです。フェレットの目線の高さで環境(ソファーの下など)に飲み込みそうなものがないか確認してから遊ばせてください。手術が必要です。

 
  2.リンパ腫

リンパ腫は血液の癌です。
フェレットでは非常に多く見られる病気で、リンパ腺に癌ができたり、貧血、食欲不振などいろいろな症状を起こします。
 
  3.副腎腫瘍

ハゲルので有名な病気です。副腎は、腎臓の横にある数ミリの小さな臓器で、男性ホルモン、女性ホルモン、ステロイドホルモンといろいろなホルモンを分泌します。

副腎から出る1種類以上のホルモンがたくさん出ることによって起こります。

◆症 状

 

 



  1)後駆部の脱毛

  2)異常発情(雌)

  3)前立腺嚢胞;前立腺が大きくなり、尿が出にくくなります。

  4)腹腔内腫瘍;副腎腫瘍が大きくなり、周りの臓器の働きを邪魔します。
 
   脱毛と発情 …フェレットは避妊手術をしているので、発情は全て病気です。
 
  4.インスリノーマ(膵臓癌)

膵臓のインスリンを出す組織にできる腫瘍で、インスリンをたくさん出すようになります。インスリンは血糖値を下げる働きをするので、低血糖で元気がなくなります。

しかし、フェレットは元来、寝ぼけてボーッとしていることもままあるので、判りにくい病気です。


  5.脾臓の腫大 …… 病気でなくても起こる

脾臓は、非常事態の時に免疫や血液を作る所です。ですから、犬や猫では免疫機能に異常が起こったり、貧血が起こって本来血液を作っている骨髄でまかないきれなくなると脾臓で作り始めます。これを髄外造血といい強い貧血の症状の1つです。

しかし、フェレットでは、貧血がなくても髄外造血が起こるので、ときに、お腹が異常にふくらみます。お腹の中に牛の舌のようなものがさわれます。突然大きくなったり、半日もしないうちにお腹が小さくなるようであれば病気ではありません。


 
 
 

 

院 長   清 水  誠

〒187-0002  東京都小平市花小金井6−26−20

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