

自分でも予想だにしなかった「起業」。
東奔西走、右顧左眄、平身低頭、右往左往、七転び八起きならぬ七転八倒……。
自分の辞書には「不可能」の文字ばかり。
頼みの綱は「皆さん」です!!
日記2
8月30日
決算書および面接第2弾と第3弾への備え?
決算書が会計事務所から届けられた。中味のわりには立派なモノ(^^ゞ来期は中味も備わったものになるように奮闘努力しなければ。
午後、面接者第2弾においでいただいた。面接というよりは雑談? それでも、べらぼうに安い当方のオファーにも快く? 応じていただいた?
で、第3弾の予定者から、求人票を送ってくれるようにとのメール。実は技専校の介護科に通っている知り合いなのだが、授業の一環として面接をするようにといわれたとのことで、お鉢が回ってきたのだ。本格的な求人票、初挑戦となった次第。
というわけで、常勤職員1名と非常勤を1、2名募集中です。ヘルパー資格を持っていればOKです。
追記 囲炉裏座卓完成!! スタッフや面接者にプチ自慢!! 意外と受けが良い? もっと誉めてくれぇ〜。
追記2 午後スタッフが来た時に「(デイサービスの)壁が建ってたよ」という。ショック!! 建ちあがりを見たかったのに。しばらくして営業マンから電話「すみません。1階の壁が建ってしまったんですが」。言ってやりました「一生恨んでやる」と(^^ゞ
夕方、現場を見に行く。できている!! 土台だけの時は狭く感じたが、不思議と壁が建ったたら、広く感じる。明日は2階、屋根までできるとな。見に行かねば!!
8月29日(2)
六衛門の位牌
じいちゃんの23回忌、ばあちゃんの13回忌の法事があった。
読経のあと坊主がひとくさり述べたのだが、その時、面白い話を聞いた。
本家の叔父が仏壇を整理した時、見なれない位牌が出てきたので、寺へ行って檀家帳を繰ってもらったという。
ところが、係累には名前が見当たらない。
探していくと、本家の目の前にあった屋敷(六衛門やしきと呼ばれていたらしい)の当主の位牌だということがわかった。
その家が絶えたため、隣のよしみで位牌を預かり、その後ずっと供養をしていたというのだ。
生臭坊主との誉れ高い? 坊主の口から聞いたからだろうか、ちょっと良い話に聞こえた。
8月29日(1)
囲炉裏テーブル完成!?
やはり45度カットの接合面が隙間だらけ。脚部のぐらつきに予定外(というより設計ミス?)の補強材等々、いろいろありましたが、完成。
なかなか良いです。
バーナーで表面焼き入れ処理をしようかと思っていたが、このままでも良いか? というような風合いです(自画自賛)。ねじを200本ちかく締めたので、指にマメができました(>_<)
8月28日
オープンハウス決定!!
台風の影響だろうか、肌寒い。グラデーションのような季節のうつろいという「情緒的時間」がなく、電気のスイッチのようにONとOFFのはっきりしているのが最近の異常気象だろうか。
そんなこと? はさておき。
地主さんに建ててもらっている家が、オープンハウスとして公開されることになった。
アハハハ。
住宅でもなくさりとて絶対に施設でもなく。大丈夫なんだろうか? と思うんだけど、意外と受けがイイカモと思っている。
難点は昨今流行の収納が極端に少ないこと。その分、部屋数が増えているから皮肉なもので、一部屋を納戸に潰せば、どうってことない。4人家族までは充分。子供部屋だって広く取れるし、場合によっては、もう一部屋作ることもできる。
みんな見に来てね!!
8月27日
ここ2、3日でロゴマークが急進展を見せている。ほぼ固まってきたか。
ロゴマークらしく個性的な感じになってきている。
囲炉裏の加工を始めた。直線カットは販売店でやってもらったが、斜め(これも直線だが)のカットはだめだったので、鋸で挽き始めた。
すぐ近所にアパートが建設中だが、朝から初めて、1日で1階は組みあがってしまったというのに、こちらはようやく、9本をカットしただけ。アパートの建設には全然「大工」の音がしない。クレーン車のエンジン音と構造壁を締める音だけ。
面接が始まったのに伴なって、人員配置が問題になってきた(順序が逆なんだけど。予想より早くスタッフ面接がはじまったから)。
やはり常勤3人態勢がベスト。あとはパートをどれだけ入れられるか。懐具合と相談しつつの格闘が週末展開しそうだ。頭が痛い。
8月26日
部屋が埋まって行く
備品の発注や購入を重ねているため、部屋がどんどん埋まって行く。
昨日は車椅子が来たし、今日は、木製の歩行器やガス炊飯器が届いた。週末にはベッドが届く。囲炉裏の部材も買ってきたので組み立てが始まる。貰ってきた食器棚の天板にタイルを貼る準備も着々と進んでいる。
なにやっているんだ? といわないで。介護はもう少ししたら始めますから(^^ゞ
8月25日
面接
初めて面接をおこなった。(というか、こちらが面接されている?)
人に介してご紹介いただいたかたである。人柄に問題はないとお見受けした。常勤希望。
問題は条件です。
弊社がだせるのは生活給ギリ。施設などに比べれば、仕事内容は「楽」だと思うが、やはり、出すものは出さねば。
良いスタッフを雇えなければ、良い利用者も集まらない。サービス業の基本ですからね。 月末にかけて何人か面接を重ねることになりそうだ。
8月22日
ロゴ案提示
デザイナさんから、ロゴ案があがってきた。
6月の半ばくらいに第1案がきていたが、それ以降、多忙を極められたこともあって、第2案がここへ来て送られてきた。
第1案に対して、こちらからとくにどうのこうのとは言っていなかった(「仕事の依頼を受けて思い浮かべた頭の中の絵を送っただけ」とのことだったので)のだが、微妙に変わった部分もあり、まったく違ったテイストになった部分もあり、面白い。
大きくプリントして壁に貼って眺めている。公開できるのも、さほど遠くはないだろう(だって、間に合わないもの(^^ゞ)
8月21日
有限会社[連] 木楽舎 第1回飲み会
すごかった!!
――としか、表現できない。参加していただいたかたにしか、わからない喧騒がありました。
スタッフ二名ふくめて19人の参加だった。青春切符を使って遠路きていただいたかた。ネットでは何回かやりとりがあったものの、生まれて初めてお目にかかるかた。相変わらずだよなぁ、と思う旧知の方。欲しかった「ゆ」と染め抜いた暖簾を下さったかた。
でも、知らないもの同士が多かったのに、ぽつんとする人や所在なげな方はおらず、良かった、と一安心。
喧騒の中にいてあらためて思ったのは、人と会うってすごいこと。あちこちで、勝手に「連」が広がって行った数時間でした。
参加してくださった方、ありがとう。残念ながら参加いただけなかった方、次は是非!! お待ちしてます。
8月20日
決算書および恐喝教唆!?
第1期の決算書ができてくる。
とはいうものの、さしたる動きがあるわけでもなく、きれいなもんです。
これで、ウン万円は痛いけど-----。
ネットやファックスで、木製の室内歩行補助器、入浴用の椅子、ガス炊飯器、車椅子などを片端から注文する。最初の二つは、値段は普通の品(介護用品)の倍以上はするものの、施設臭さがなくていい。こういうところにはお金を使おう! というスタッフ共々の判断。
わたしが注文作業をしている傍らで、スタッフは今日は1日、食器棚の天板にタイルを貼るのだと、設計図と格闘している。
食器棚がもともと特注品なだけに、寸法が微妙で、たいしてサイズのないタイルの配置に四苦八苦していた。書いては消し書いては消し。
夕方になってできたものの、今度はタイルの値段をDIYショップに尋ねて枚数かけて----。おまけに板の部分に塗装するという。その塗料代やらなんやら。そしたら――。うーん。新品の食器棚が買える?
で、社長判断としては、どちらかをあきらめる。順序としては、塗装が先。
で、スタッフの判断は、タイルをただ同然で手に入れる。
で、とばっちり? を受けたのがIさん。仲間の一人だ。
スタッフは「Iさん、無理しないでね」といったそうだが、Iさんは「俺が無理するわけじゃないですから!!」と言ったとか。
Iさんの友人にタイル屋(左官職)がいるということは「知っていて」、電話したんだけど----。
こういうのも、一種の恐喝教唆になるんでしょうかねェ(笑)。
8月19日
築地およびイングリッシュ・コーギーな女の人
スタッフともども築地に食器の買い出し再挑戦。食器は無事に手に入り、マグロ丼も食べ、月島にもんじゃ焼き用のこてへらを買いに周ることにする。テフロンなべでも大丈夫な竹製のへらを買うと思ったのだ。
その途上、地下鉄に乗ろうと思った時、その人が登場。
すんごいO脚で、タイトなスカートを穿いているから、膝から先だけでちょこまか歩いている感じ。それがまるでイングリッシュ・コーギーみたいなので見惚れていた。すぐ隣に立ったので足元をみてビックリ!!
脹脛側面にくっきりと日焼けの焼け目のラインが入っている。お見事としか言いようがないくらい直線的に入っている。昼と夜、月とすっぽん?
悪いとは思いながら笑ってしまった。みるとスタッフも横で笑っている。
スタッフは自分も笑いながら「何笑っているの?」と言うけど、すぐ隣にいるのに言えないでしょ!!?
月島に下車してから笑いあいましたけど。
あっぱれなオミアシでした。
8月17日
みんながぼくをいじめる?
デイサービスを開業する際、老人福祉法上の届け出が必要になる。その際、消防署や保健所への届け出が必要かどうか、チェックする項目がある。
届け出「義務」はないとわかっていたものの、電話してみた。
まずは、消防署。
消防計画は必要なし、防火管理者も必要なし、ただし、使用届けが必要になるとの事。「ほんとうだったら、建築同意書が回ってきているはずなんだけど」などという。一般住宅として建てて、それを転用するなど言うことをいうとややこしくなりそうだなァ……と思っているところ、緊急通報が入ったとかで問い合わせの時間終了。やれやれ。
できてから、可及的速やかに出せば良いだろう。
次に、保健所。
これも50食以下なら義務はないといわれるはずが……。
「今後、域内の同種サービスの実態を把握するために、届け出だけは出してもらいたい」
なんだとぉ!!
ただし、事前の査察などはなく、とにかく届け出を出していただきたい、と、低姿勢なので許すが、最近は保健所も統廃合が進んでいて、遠くまで貰いに行かなくてはならない。
ほんと、役所仕事は疲れる。
8月14日
信越線横川駅
軽井沢へ墓参りに行く途中、釜飯で有名だった横川駅に降りた。
お土産屋にあった、昔の駅弁についていた陶器製の「お茶入れ」を購入(\400)。
こんなのに朝のお茶を入れてみなさんに出したらどうかなぁ?
8月13日
木場職安→門前仲町→築地
職安に雇用保険の適用に行く。こちらは、1回でクリアした。ヤレヤレ。
でたついでに、仲町に食器を探しに足を伸ばす。ちょうど、富岡八幡の祭礼(大祭ではなく今年は影祭り)で、みこしが出ていた。だが、食器は見当たらず、もうひとつついでに築地にでた。
暑いのにかなりの人出。狭い通路を食器屋を探して歩く。数軒を覗く。どこも合羽橋よりは、品が良いという印象。買いたいなァ、と思わせるものが多い。値段は合羽橋と変わらない。というか「品」と較べて割安感をもった。
丼碗にいくつか目をひいたものがあったが、大きさで迷う。手の小さいスタッフと来たほうがよさそうだ。
汁椀を購入して帰る。
8月12日
ハムスターだけじゃなかったヒマワリ好き
プランターに植えたヒマワリは、はや、盛りを過ぎて、種子をしこたまつけている。
その枝先に器用にとまり、種をついばむ鳥に気がついた。
一見すると雀? なのだが、良く見ると、体色はウグイスっぽくて、くちばしはやや黄色を帯びている。
図鑑で調べてみたら、カワラヒワという鳥(らしい)。説明書きにもしっかりと「ヒマワリを好む」と書いてある。松林の頂上などに群がってとまる、とあるが、このあたりにそんなものはない。
朝から社会保険事務所、労働基準監督局に出向く。前者は、信頼度ゼロの年金やら健康保険への加入手続き。後者は、一昨日、受理されなかった就業規則の再提出だった。どちらも無事に終了。
明日は職安に雇用保険の手続きに行けば、とりあえず終わる。
出先からの帰り、大手スーパーの食器売り場を覗く。大皿と小鉢のような小皿のようなもの、蓮華入れ、とんすいを購入。丼にも心惹かれる物があったが、自転車だったのであきらめる。
さらに、ハウスメーカーの設計担当に電話して事務所を訪ねた。囲炉裏を作ろうと思ているのだが、どうしても脚の立て方など解決できない部分をプロ? に相談。いくつかヒントを貰う。
帰ってきてから、設計図の引きなおし。できた!! 材からの木取り図も完成。あとは、DIYショップへ行ってカットしてもらえば良い(たぶん、きっと)。
8月9日
食器買い
スタッフともども、合羽橋に食器を見に行く。
が、これといった物がなく、飯碗、湯のみ、皿、そして、サラダの水きりだけを購入してくる。
丼ぶり、大皿に「これ!!」というものがない。土鍋も大きいものか個人用だけ。汁椀も帯に短し襷に長しといったところ。
ガス炊飯器も1升炊きが見当たらず。
もちろん収獲もあった。
たとえば、自作しようとしている囲炉裏の炉の部分の構造は、あ、これなら簡単!! というものを見つけた。また、ランチョンマットも、和服の帯を切って使えばなかなか、ゴージャスかも!? ということに気がついた。
8月8日
映画
「千と千尋の神隠し」以来、久しぶりに映画館に足を運んだ。
『みなさん、さようなら(Les Invasions barbares)』(監督ドゥニ・アルカン カナダ・フランス合作)という作品。
末期(たぶん肝臓癌)の男の最後の日々を描いたものだが、持つべきは、ホモセクシャルの友人(とても優しい!!)と、ジャンキー(麻薬中毒)の友人(ヘロインで末期の痛みを和らげ、最後はヘロインを多量に注射して安楽死させてくれる)だ。そして、過去の人生をセピアな色ではなく、天然色として思い出させてくれる、数人の愛人・恋人たち。とどめは、金持ちの子どもだ。
どれも自分には望むことのできないものだけど、家族でなくてもいい、親友でなくてもいい、でも、だれかに囲まれて死にたい、そう思った。
でもこの映画、主題とは別に監督がおそらくしかけているであろうメッセージが今一つわかりづらかった。編集で肝心の所が捨てられたからかもしれない。 9.11のテロの映像が挿入され、イスラムやユダヤのことが語られ、文化大革命も語られ、ブッシュを揶揄し、死の間際に「下衆どもがやってきた」と主人公がつぶやくその「下衆」は、「アメリカ」なのか? しかし、資本主義の申し子と主人公が言う息子の資産のおかげで、主人公は大部屋から脱出し、ヘロインを購うことができ、安楽な末期を迎える。
資本主義下で「赤」く染まった知識人のなんともいえない「疼き」があったように思うのは、読みすぎか?
でも、同じことは高齢者になりつつある、日本の団塊の世代、全共闘世代にもみられることなのかもしれない。
8月5日
ゴキブリ退治
友人の喫茶店から最後の物(大きなコーナーソファと大きな食器棚)を運び出した。木楽舎建設に携わる人とトラックを拝借しての作業。
ソファは問題ないのだが、食器棚が大きい!! 下がカウンターになっていて、その上にガラス扉と木扉のグラス棚になっている。結局、上部の棚はあきらめて、下の引き出し付きカウンター部分のみをいただくことにした。
80p×235p×50pで、引き出し6個と、引き違い戸付きの収納スペースが3つある。これだけで収納は完璧。
ありがたいことだが、ゴキちゃんまでついてきた。
あいつらは運び出しの時もじっとしている。棚から飛んで行くなんていう了見はないらしい。トラックに載せてからも脱出せず、部屋に運び込む時にもちょろちょろしている。この「忍耐力?」が彼等の生存戦略なのだろう。
だが、備品の仮置き場で繁殖されてはかなはないので、噴霧殺虫剤を買ってきて2匹を「殺戮」。隠れている奴がいると困るので、トドメに部屋ごと殺虫だ!!
夜、ネットで木製の室内歩行器をみつけた。スチール製とは異なり、施設臭さがないのが良い。早速、価格を問い合わせる。
8月4日
役所の壁?
やはり、事前の許認可申請は無理だということが判明。提出書類にカラー写真添付を要求しているにもかかわらず、視察に来るんだそうです。
まったく、役人のやることはわけわからん。
申請受理から認可まで、実質的には、1ヶ月のブランクになるのだが、申請書提出の段階で備品や賃貸などの契約を済ませる必要があり、その分の経費が余分に掛かる。
それらは、すべて経営にかかわってくるものなのに、そんなことは知ったことではないらしい。
経営し、人を雇用し、そこから税収がすべて発生して役人の給料となるのにもかかわらず、役人は「経営」に関して、なにも考慮しない。
こういう許認可のあり方は、疑問だ。
8月1日
風が変わり、季節も
ここ数日の台風含みの天気で、窓の左から右に流れていた雲の流れが逆転した。 そして、今朝、油蝉に代わってミンミンゼミが鳴きだした。
酷暑の今年、そして、ここ数年の習いとしての異常気象の今年、季節の移りも早いのかもしれない。以外に冷夏になったりして?
夏は行く。
ところで、先日出かけた際に、地下鉄に日焼けしたスーツ姿の男性が乗り込んできた。背中にはプラスティック?製のデイパック。
うーん。何かに似ている。
あ! 甲虫だ(ほんとはゴキブリと言いたいけど)。
7月31日
昼前に、デザイナーに昨夜の催促取り消しのメール。
書き文字なんかリースから外して現金で払えば良いのでは? と考えたからだ。急がせて納得のいかないデザイン案を出されては、いくら、友人価格とは言え、お互いに悔いを残すと思ったから。
車のディーラーにも、連絡。
友人の喫茶店のお下がりの椅子やらテーブルの錆びをおとす。
ネットで調べた強力な錆び落とし剤(平和新開発研究所RS-R1000 東急ハンズで2520円)は、その噂にたがわず、すごい!! 刷毛で塗るそばから落ちて行く。
夕方になってこれまで仕事部屋と言うか遊び部屋にしていたところに、綺麗になった椅子を並べ、6人ぐらいなら打ち合わせができるようなレイアウトに変更した。
夕方、ディーラーから電話。書き文字のみをリース契約から外す事はできないとのこと。書き文字を入れるということで、車両価格の初期査定が変わるし、あとから入れると引き取り査定にも影響するので無理だと言うこと。そこで、まず、間違いなくこの金額で収まるだろうという加工代を盛りこんでもらうことで折り合う。ここにも、世の中の掟があった。
7月30日
融資が決まった。連帯保証人に判子をもらい、借り入れ契約書を交わしに国民生活金融公庫に出向く。ついでに、債務者が万が一のときに、返済を代わってくれる保険にも入る(^^ゞ
念のため優先順位を窓口の人に確かめる。自分から「万が一」の時のことを確認したからだろうか、窓口の人は変な顔をしていた。しかし、連帯保証人に迷惑をかけないための保険なんだから、当然でしょ?
午後、スタッフと雇用契約書を交わす。先日の地鎮祭、雇用契約と、「引き返せない」思いが強くなる。
夕刻、昨年春までなにくれとなくお仕事をくださっていた出版社からのアルバイトの口を正式にお断りする。編集の仕事なんて、今回が最後だろうと言う思いもあって「やりたいな」と思ったのだが、申請作業の詰めにバッティングするのが目に見えていて、現時点での安うけあいは、危険だと判断したからだ。
ごめんなさいm(-_-)m
その後、わが社のCIをお願いしているデザイナーさんに連絡。車のリース契約時に、車体に入れる書き文字やロゴデザインの加工料を算出必要があり、ぼちぼち、デザイン案を出して欲しいと催促。
7月29日
融資決定
10時過ぎに携帯電話が鳴る。
国民生活金融公庫からの、融資決定の電話だ。「今月中に送金したいんですが」とおっしゃるけど、保証人の印鑑証明やらなんやらで、しかも今日は木曜日で、今月といったら、今日明日しかないじゃない!!
ま、とにかく、融資が決まって一安心だ。これで、買い物ができる!!
7月28日
地鎮祭
工事が、ついに始まる。
神主さんが草履ではなくて、スニーカーなのが気になった(^^ゞ
司会を務めた営業担当の声がやたらと大きかった。
地鎮(地の神を鎮める)なのに、降神の儀、昇神の儀があるのが面白かった。順序が逆では?
ともかく、始まった。
地鎮祭の後、工事関係者と一緒に友人の喫茶店へ行き、そこの食器棚を運び出してもらえるかどうか、実物を見てもらう。うまくいくといいが。
7月26日
写真はありのままを写す?
将来、友好デイサービスとなるであろう、知人の始めるデイサービスの開設準備の手伝いに、スタッフと一緒に行く。
東京郊外の住宅街の一角。静かなところだ。
まずは、部屋の中をかたづけながら、都への申請に必要となる施設の写真を撮る。
写っている真実を知っているのは、撮影者だけって感じの、なかなかのでき映えの写真になる(これでいいのか? ようするに申請とは必要な書類の枚数が揃っていれば良いのか?)。デジタルカメラなので、PCに取り込み、プリントアウトすればできあがり。
そのほか、食器類の荷解きや家具の移動を手伝って帰ってくる。
7月25日
アワアワアワ
近所に棲みついているカラスが、こう鳴くのだ。何かもまねをしているとも思えないので、きっと地声なんだろう。
7月24日
ごきぶりとハチの謎
住んでいるアパートは、あまりゴキブリがでない。1年に1回あるかないか。
だが、ここのところ立て続けに3匹も見てしまった。
近所で2軒ばかり、建て壊しがあったからだろう、と想像している。ゴキブリの移動範囲ってどれくらいなんだろう?
ま、ともかく、家人らが不在の今、駆除剤撒布に踏み切った。暑いのに部屋を締め切るのはなんともうっとうしいが、仕方ない。
プランターの中をうろついたり、芝生のなかに分け入るハチの謎は解けた(と思う)。水を飲みに来ていたんだ。
水を撒いた後の水たまりにハチが次から次へとやってくる。なかには、アメンボウよろしく、浮いている奴もいる。ハチがうろつくプランターは限られており、その土には消し炭のかけらがたくさん入っている。どうもそこからチューチューしているんだろうと思う。
水を運んで、巣に撒いて、羽根で風を起こし、気化熱で冷房いるんだろう。
7月23日
借り入れに光明?
融資を申し込んでいた国民生活金融公庫の担当者から電話がある。
連帯保証人を立てれば、融資はかなりの確度で実施されるだろうとのこと。融資額の上乗せも可能だと言う。
前回の面接審査の際、上げていた保証人の資産調査をした結果らしい。
そりゃそうだよな。ぼくより、数十倍は資産を持っているんだから。
ともかく、あらためて、保証人を立てろと言うので、保証人に承諾を得て、公庫に連絡した。
さてもさてさて、これで、ようやく、本格的に備品購入ができるのか?
7月21日
介護労働安定センターで開催された雇用助成金の説明会に出かける。説明開始5分ぐらいで、現時点でわが社は「対象外」と判明。ま、今後の参考に聞いて置く。無駄足を踏ませないためにも、WEBなどでの情報提供はしっかりしてほしいものだ。
会場で知人で、当方と同じようにデイサービスを開設準備しているH氏と会う。東京都の事業者申請は、担当者で「つついてくるところ」が違い、申請受理までその担当者がつきまとうということ。役人は厄介だ。許認可を握るやつは特に。勘違いするからね。
終わった後、スタッフと待ち合わせて、赤羽まで足を伸ばし、住宅展示場に、食堂のテーブル見本を見に行く。ふむふむ。
帰りに、友人が経営する喫茶店に寄り、不用な食器などを追加で貰いうける。立派な食器棚も不用だと言うのだが、取り外しかたがわからず保留に。
うーん、もったいないお化けになりそうだ。
7月20日
美術講師決定!!
週1回のレクとして美術教室? を開催。美大を出た友人が担当してくれる事に。
いきなりイーゼルがどうのこうのと言い出すので、「最初は絵手紙ぐらいじゃない」と進言。ゆくゆくは展覧会をやりたいです。というか、最初からそれを「目標」に設定しようと思う。
7月18日
スルメを焼くたびに、ぼくは、ちぎれたとがけの尻尾を思い出す。
今朝、植木に水をやっていると、視界の端に激しい動きがあった。目を凝らすと、カナヘビがシジミチョウ(たぶんヤマトシジミ)を捕食しようとしている。幸か不幸かシジミはカナヘビから逃れて行った。
春先はダンゴ虫ぐらいだった生き物相がいまはかなり賑やかだ。オンブバッタもいれば、アブもいる。アゲハ、クロアゲハ、アオスジアゲハは常連だ。蚊もいる。
地面を這いまわる(いまだに謎の行動)コアシナガバチのほか、ミツバチがヒマワリにやってきた。
ハチは飛来する時はアパートを目印にしているらしく、2階のベランダにぶち当たると急降下してくる。帰るときのルートが2つあるところをみると、巣が違うのだろうか。
そのほか、いつのまにかヒマワリの葉を蚕食する虫もいる。ずぼらな観察者であるぼくには、姿を捉えられない生命体の方がずっと数が多いのだと思う。
カナヘビにとっては格好のえさ場なのだろう。
尾の長い、かっこいいカナヘビだった。
昼前、小学校のバザーに行って、七輪(木炭付き)、急須、陶器の大根おろしを締めて1200円で購入。
7月17日
自分でもご苦労さんだと思うのだが、暑い中、自転車で30分くらいのところまで、家具を見に行く。暑かったぁ。
子供のころ、東京湾を目指して走ったところなのだが、いまは、海はなく、マンションと工場が立ち並ぶ。
でかけてみれば、内陸に取りこまれた「新浜御猟場」のすぐ脇に家具屋はあった。御猟場はすでに地図の目標ではなく、新聞に入っていたチラシには、かつての海上を走る国道や鉄道しか書いてなかった。
椅子を探しに行ったのだが、高齢者には、みな、座面が高い。まぁ、椅子に関しては、いくつか買い揃えて、利用者にあったものを使ってもらうしかないだろう。
帰りに、旧江戸川沿いの道を走った。子供のころは、浦安に行くバス通りだったのだが、ここ20年以上走ったことがなかった。この道は、川が利根川から江戸に抜ける運送手段として使われていた名残を留めるので好きだった道だ。
だが、道沿いには「思い出」の残滓は少なく、僅かに、使われていない煤けた味噌屋の倉庫と、子供のころ年に数回、食卓に上る「うなぎ」を買いに行った店が残っているだけだった。
7月16日
私辞めます(その後)
ハウスメーカーの営業からメールが届いた。
建築基準上引っかかっていた、床上げ部分だが、結局、最初の設計通りでいけることになった。
メールを引用すると――
床レベル370mmアップにて確認検査機関に相談したところ食堂とあわせての平均床天井高にて見てもらえることになりました。また確認・検査機関のほうから検査の時は障子は外しておいてくれれば良いというアドバイスを頂き、確認も本日下りました。
――とのこと。検査のとき云々と言うのも、どうかとおもうような「掟」なのだが、当方にしてみれば、願いが叶うので異論はない。これで、職員を失わずに済んだ?
7月15日
某居宅支援事業所に挨拶に行く。
営業と言うよりも、区内で最初に意見を聞きに伺ったところなので、「仁義」を切りに行った。
前日はアポが「ドタキャン」になったり、この日も忙しそうなので、そそくさと済ませたが、「畳でごろんと横になれる」「車椅子に座らせ続けない」「入りたくなるような風呂」というのは、好印象だとのこと。
ケアマネさんは利用者のニーズに直面しているのだが、それを、これからつくろうとする場に反映してくれるかどうかは、やはり、本人のキャラなんだなァ、と思った。
労働基準監督局と職安に行く。暑かった。
7月15日
食器漁り
区画整理でいったん店を閉める友人の喫茶店に不用になる食器を漁りに行く。
椅子やらテーブルやら、いろいろと貰ってしまいました。助かります。
7月13日
車
車のディーラーが来てくれた。わざわざ、C県M市からだ! スタッフの「おさななじみ」の営業マン。ニックネームは「ゲンゾウ」さん。
なんで? とお聞きしたら、遥か昔、漫画のキャプテン翼の登場人物からついた名前なのだという。
それはさておき、送迎用車両は、なんとかリース契約を結べそうだ。最初は、起業したばかりだということで、危惧されていたのだが、堅気の友人に保証人を引き受けてもらうことで、ようやくのこと、クリアすることができた。ローンの審査が通れば、リース契約の審査も通るということなんだけど、どうして?
営業マンさんは、打ち合わせの後、これまたわざわざ池袋の都税事務所(自動車税窓口)まで行き、福祉車両の取得税などの減免措置についても確認してくれた。感謝です!!
にしても、自分が自動車など保有(持っているのは会社ですけど)するハメになるとは思わなかった。予想外の事ばかり起こるのが、起業なんだろうか? ライブドアの某氏にはなれそうもないが、いつかは、プロ野球団を持つような「予想外」のことが起きるのだろうか?
会社のメルアド決定 enjoy-care@ren-kirakuja.com
(かなり時代遅れだけど)ドットコム企業だぜぇ!?
7月10日
ヒマワリには蝶は来ない。
蜂も来ない。ヒマワリって虫媒花じゃないということですね。なんだか「発見した」って感じです。でも、蜂はヒマワリに良く来る。葉の上をゴソゴソ歩いている。何やっているんだろう?
虫博士いませんか?
7月9日
職員募集
なんとなくシフト表がみえてきた。
それに合わせて職員の募集をボチボチと始めることになりそうだ。
そこで、問題は、時給です。ははは。あんまり出せないからねぇ。スーパーのレジが830円だから-----。その代わり? 退職金制度は作ります。社会保険も、厚生年金も完備にする(もちろん働く時間にもよるんだろうけど)。
でも、年金なんか当てにならないという部分があるんだから、401kの方が良いのではないかと、、、。
フィナンシャルプランナーさんいませんか?
7月8日
蛍狩り
蝉の声を初めて聞いた。
来年の夏は、どこかで蛍を仕込んできて、雨戸を閉め切って、蛍狩りをしたいなァ。
7月6日
私、辞めます!!
今日は朝から、内装の詰めをおこなった。
疲れた。
最後のほうで壁紙を決めている時なんて、集中力も使い果たし、分厚い見本帳を前に、かなり投げ遣りに決めた(^^ゞ
結果から言えば、かなり住みやすい「家」ができたかな? というところ。面白いと思います。できてみたら「え!?」という部分も出てくるだろうけど。
ひとつ、番狂わせが起きた。こちらのミスではなくて、設計士のミスなんだけど。
天井高を建築基準法上定められている高さを確保できない箇所が出てきてしまったのだ。床を上げたために起こったこと。そこをブレークスルーする方法をこれから考え出せば、建築に関しては、ほぼ、おしまい。
その問題の箇所で、アレコレと、ない知恵を絞っている時、「そんなことしたら、私辞める」とスタッフが言い出した。
そんなこと――というのは、床を上げている部分は「静養室」なんだけど、キッチンに隣り合っているので、シンクごしに中の様子をうかがえる明かり障子をつけていた。それが潰されるぐらいなら、辞めるという!!?
本人は、その仕掛けを使っていろいろと「遊び」を考えていたらしい。
設計士も「辞めさせていただきます」には、驚き、何とかしますと言ってくれました。
もうひとつ設計士を驚かせたのが「自分たちで壁を塗ります」という部分。静養室は和室仕立てなので、そこを自分達で塗り壁すると決めた。いろんな人に、一鏝ずつでも塗ってもらって----と考えている。実際はプロの手ほどきを受けながら、ということだけど、仕上げ、魂を入れる作業になるんだと思う。
そのうち(たぶん9月中ごろ)には、壁塗ってみ隊!! を募集(作業は10月に入ってから)しますので、その節はよろしく。
7月4日
オクラの花(続)
知人から、オクラの花は美味らしいとの情報を貰う。
だが、すでに花はしぼんだ後。次の開花を待つしかない。娘のプリントを整理していたら、ケナフの話が出ていて、その花はオクラに似ているとあった。写真を見るとそっくり。ということは、ケナフの花も旨いのか?
――などと書いている窓外を、選挙期間の日曜日だと言うのに、選挙カーは来ずに、竿竹(ステンレス)売りが、ノンビリと巡回している。
でも、なんか変? 「各種取り【お】揃えています」と連呼するんだもの(笑)
7月2日
信用度ゼロのわたし
国民生活金融公庫に融資審査1回目の面接に出向いた。
まずは、免許証による本人確認に始まり、本籍確認、経歴聴取、資格確認、起業動機、資金計画の聞き取りへと続く。
次に、口座の確認をした。
途端である!?
融資担当者にとって私は「透明人間」となったようだ。
担当者が、微妙な口ぶりになる。こちらを「慮る」くちぶりだ。
「はっきり申しあげて、さほど収入が多くないですし」
そんなことは「はっきり言わなくてもごもっとも」だったけど、ちょっとムカっとしたのは――、
「お客様はジャーナリスト(勝手にそういうので別にイイヤと、訂正しなかった)なので、ご融資を受けに来られるほかの方よりも説明がお上手ですし、スラスラとお答えいただけるのでありがたいのですが」
という一言。それって、口が上手いから信用できないってこと?
ま、それでも、信用がないことぐらい百も承知だったし、相手の突いてくるところ、また、言い分も予想の範疇だったので、ニコニコしながら僕は答えていく。
結局は、人を信用するとかじゃなくて、預金残高を信用する世界だから、しかたないです。
最終的には、僕ではなくて、パトロン的存在である親族を信頼するということで、向こうとしては、話を進めると言うことにしたいとの意向。
異論があろうはずもなく、補足的に必要な書類をそろえて送るということで、面接は終了。1時間余りだった。
ケツの毛の数まで数えられると言うのはこういうことを言うのだろうと思った。
元来の面白がりだから、楽しんだけど。冷静になれば「信用できません」と、この世界の一部から宣告された私。身近に信用してくれる友人等がいなければ、死にたくなりますよねぇ。資金繰りに困った経営者が破産するのではなく自殺することがあるのは、この「信頼されない自分」という存在に耐えられないからだろう。
この世の中は不思議に動いている。様々な基準で信頼とか保証とかが錯綜する。
昨今流行りの「自己責任」というのは、どういう基準で信頼を得るのだろう。借金する時に保証人がいたら、それは、自己責任と言えるのだろうか? 起業を支援するといいながら、資金が豊富になければ支援できない制度ってなんだろう?
7月1日
オクラの花
みたことありますか? 娘が学校から貰ってきた種を蒔いたら咲いた。
ハイビスカスを小ぶりにしたような花である。
花が咲いた後、花弁が落ちると、子どものちんちんみたいなものが現れる。これがオクラ。下に垂れ下がって稔るのではなく、天に向かって雄々しく育って行く。「オトナ」になったころに食べると言う寸法だ。
ちなみに、オクラ(黄蜀葵)は学術的には、アオイ科トロロアオイ属、学名Abelmoschus esculentus。別名アメリカネリというから、アメリカ原産かと思いきや、原産地はエチオピアのエリトリア等のアフリカ東北部だそうです。日本へは19世紀に渡来したようです。
6月30日
件名:高橋様ヌーブラ……
某有名ショップサイトからのメールの件名。ちょっとビックリ。なんで興味を持っているのがばれたのか(^^ゞ
おばかなこといっていないで、きょうのお仕事――。
室内腰板の色決めなど数件の設計事項の決定。
同僚がせっかく作ったシフト表を猫に消されたと激怒していた。梅のシロップ漬けの試食。(o^-^o)。丸ごと梅の実だと、ちょっと固いか? ということで、出し方を検討。その他メニューについて若干の考察。
通帳の記帳。
そんなところ。
6月26日
というわけで、2階個室の壁を可動式に変更。大きなスペースができることになった。閉めれば個室になる。
6月25日
とんでもないこと!?
昨夜から今朝にかけてトンデモナイことに気がついてしまった。
デイサービスの提供空間が「ワンフロアー」でなくても良いということ、だ。
部屋に段差があって何が悪い!! と開き直っていたくせに、思い込みの盲点に見事にはまってしまった。
2階部分の空間も使えることになれば、定員が5人は楽に増やせることになる。これは将来的にうれしいことだ。
申請時に2階部分も「機能訓練室」として、申請してみよう!!
6月23日
銀行へ行ってお金を下ろし、現金を合わせて「一応」「軽く」締める(^^ゞ
100均へ行って書類ケースなど購入。積み上げていた書類を整理する。
タウンページから電話あり。どこに登録するか? というので、「介護サービス(在宅)」に「デイサービス木楽舎」で頼む。タウンページに掲載されるのは、来年の3月。それまでは104の番号案内のみ。
午後、一緒に仕事を始めるスタッフが、韓国(ソウル限定?)旅行から帰って来たので、お土産を持って来てくれる。「韓国ノリ」ゲットです。
6月22日
台風一過。風が強いが、区役所の資金をゲットにしに行く。
が、また、書き方がダメだと言われた。
設備投資に「皿やらコップ」を入れたのがよろしくないらしい。
「簿記原則では決まっているんですけどね」とおっしゃるが、わたしは、会計の専門家ではないので、わからんのです。
出直しです。
ついでに、労働基準監督局に行って、就業規則のついて質問をして、ついでに、適用事業所の届け出用紙一式を貰ってくる。
労基局から出ようとしたところへ国民生活金融公庫のO氏より電話がある。
「融資の条件の設定に瑕疵があるのでどうしますか?」とのこと。無担保無保証人の融資を受けようと思ったのだが、わたしの理解にミスがあり。要件を満たしていないという。
この制度は金利が上乗せになるのだが、必要な資金の半分の現金を持っていなくてはならないのだという。
「事業計画を見なおします」と返事をする。
夕方、管理栄養士のSさんから電話。「おめでとう!!」とのこと。それから、スタッフを紹介していただく。感謝。
一所懸命に事業計画の見直しをする。人件費を落として、備品の購入代金を下げて……。 はぁー。
追伸 糸を張り出した蚕は、一匹は、実に中途半端な繭?(ハンモックに近い)ものに乗って、動かなくなった。もう一匹は繭玉を作ったが、かなり、薄い。
6月21日
台風が近づいている。
わが社にも1回目の台風「期末決算」がやってくる。
え、できたばかりなのに? と思われるだろうが、これでも、経理事務所の方と相談の上、一応「熟慮」を重ねた結果である。
決算をこの時期に済ませることで、来年の6月まで大丈夫なことはもちろんだ。
サービスインから半年余後だから、なんとなく見とおしもでてくるころだということもある。
年末決算だとサービスイン直後でバタバタしているし、3月決算だと、保険請求の1回目が入って来る時期と重なり、なんだか、面倒臭いそうな気がしたからだ。
1回決算を済ませることで、借金などの際に、便利だと言うこともある。
というわけで、本日、税務会計事務所の担当者さんがおみえになった。
「とりあえず、近々にこれまでの領収書を締めて、現金を口座から下ろしてください。そこから、スタートということで。財布を分けてくださいね。で、6月分については、出納帳(サルにも出きる家計簿)に貼っておいてください」
あ、それだけなんだ。はいはい。
追伸 いま、我が家には「モスラ(蚕)」が10匹ほどいる。小学3年の娘が学校から持ちかえったものだ。おとなの人差し指ほどの大きさに育っており、旺盛に桑の葉を食べている。おかげで学校と近所の公園の桑の木は裸にちかいありさまだ。
週末に「生き物係」として持ちかえった内の1匹が箱の隅を利用して繭を作り始めた。ありゃどうしましょう。
6月18日
あー、怖かった?
自転車で10分ぐらいの居宅支援事業所にお邪魔して、ケアマネジャーさんにお目にかかった。みなさん看護師や保健婦さんの経験者の様で、それも、婦長クラス経験者?
怖かったなぁ(^^ゞ
設立動機やらなんやら聞かれて、尋問(というのは酷いか、面接?)受けているみたいだった。はぁー、疲れた。
でも、考えてみれば、当然だよな。大事な利用者さんを送り込むわけだから。でも、設立動機まで聞かれるとは思わなかった。
よほど「らしくない」と思われたんだろうなぁ(苦笑)。
でも最後には「ガンバってね」といわれたし、「いろいろなサービスができてお互いに連携できればいいとおもうし」といわれたし。
門前払い、お話にならない、とは思われなかった、と勝手に考えよう。
6月17日
そりゃひどい!?
設計の打ち合わせに行く。
設計担当者曰く――、
「本社のシルバーサービス部門からは社の名誉にかかわる物件を作らないこと、と言われました」
デイサービスの要件である、機能訓練室兼食堂に床を上げて、掘りごたつ式畳スペースを作ったのがお気に召さないらしい。また、静養室も床上げした和室であるのがお気に召さないご様子。
方向性の違いだから気にはしないのだが、ということは、僕らが作っているのは、会社の名誉を傷つけるような物件だということ?
どちらも、狭いスペースを有効に使おうという、僕らと設計士の苦心作なのにぃ。
6月16日
閑話休題――。
蜂の不思議
ヒマワリの若葉に蜂が止まって何かをしている。伸び切った芝生の葉叢にもぐりこんで何かしている。
良く見ても「休んでいる」わけではなさそうだ。触角を動かし一所懸命な動きだ。
花も咲いていないのに、体液を供給するような虫もいなのに、いったい何をしているのだろう。不思議だ。
6月15日
電話取りつけ工事終了。
ドメイン取得があるから、メルアド取得までにはもう少し時間がかかるだろう。
電話工事のおっさんが入ってくるなり「おたくは、劇団連と関係あるの?」ときたもんだ。そんなの知るかい!!
夕方から夜にかけて、借金の申込書を書く。日記はすらすら書けるのに、すごくてこずる。
きっとすこしでも多く借りられるように「嘘」つこうとしているからにちがいない?
あさって、ケアマネさんと会う事になったので、慌てて、パンフレットを捏造する。
職場の元先輩からメールで、デイサービスの記事が届く。送ってもらって良かった。ついつい「介護」優先になってしまっている自分がいたから。
追記 劇団連は「蓮」だった。畔上某が主催しているらしい。電話工事のオッサンは有名だと言っていたが、よくわからん。連のほうでは、インターネット劇団連てのがありました。こちらも「その筋」では有名なのでしょうか? どっちにしてもよくわからん。
6月14日
介護タクシーをやっている人にあった。介護タクシーと言いながら、介護はできない? という変な話。メーターオンリーの料金システムだから、せっかくの介護福祉士の資格も持ち腐れ。もったいないお話。
どうにか、コラボができないか思案することにする。
介護タクシーそのものは、国土交通省の許認可だ。その上、介護保険のほうの許認可を取れば良いのだろう。だが、どこに申請するんだぁ?
とりあえず、困った時はネットで検索……。ありました。NPO法人福祉グループコアラさんにメールしてみよう!!
NPO法人福祉グループコアラ御中
介護タクシーの使い方、また、介護資格有資格者の介護タクシー運転手の方に介護をしていただくための方法について質問させていただきます。
介護タクシーの方に送迎を委託することは可能だと思うのですが、
●運転手の方が送迎途中や送迎先のお宅で「介護」を行う時には、どのようにすればいいのでしょうか?
●また、送迎途中で乗降などの際の「身体介助」が、介護保険支給対象となるためには、どのようにしたらよいのでしょうか?
●ケアマネさんに、プランを書いて貰えばいいのでしょうか?
●運転手さんを「非常勤」などの形で「雇用」する必要がありますか?
●その際、当方は、訪問介護事業所申請も行わなくてはなりませんか?
お忙しいところ恐縮ですが、ご教示ほどお願い申しあげます。
6月11日
消えたISDN?
電話回線工事に備えて、ISDNのターミナル・アダプタを買いに出かけた。とりあえず、近場の量販店3軒を見るが、ない!! 一つ二つは有るのだが、比較検討できるほどの数がない。
ADSLや光対応のものはワンサカあるのにぃ。
しかたないので、秋葉原に出かける。久しぶり。すっかりオタクの町になっていて、あったはずの店が、オタク店になっている。
だが、秋葉原にも近所と同じ程度しか品揃えがない。
結局、中古ショップで購入。1万1980円だった。はぁー、疲れた。
その他のお仕事「ワイヤレスコールの価格調査。ネットでは一式で10万円前後、秋葉原ではその6掛けだった」
6月10日
さっそく、お気楽を披露?
午前中、税務会計事務所と契約に行ったのだが、判子は忘れるは、顧問料引き落としのための銀行口座を忘れるは……(^^ゞ
ホントごめんなさい!!
とりあえず契約して、今月がさっそく決算なので、サルにも書ける日記式の帳簿を貰い(というか、買い)ました。
その他の仕事「社長とお呼びになるのだけは止めて!! と経理事務所の面々にお願い」「建設会社との付帯設備の打ち合わせ」「プロバイダ見積もり検討およびドメイン名決定」「デジタル複合機検討」「税務署開業届け書作成依頼」などでした。
追伸 夕方、今年初めてツバメをみました。
6月9日
まじですか?
設計があがりました。細かい部分(付帯設備)はこれからつめるけど、外郭構造については終了です。
衷心に発する「親切心」から付帯設備にいれてきたものにナースコール74万円がある。
うーん。これはいらないというより、もうちょっと小型ので良いだろう。施設じゃないんだから、呼べば声が届くところにどうよ? せいぜい、風呂とトイレかな?
僕らはファミレスや居酒屋にある卓上型呼び出しボタンで「いいんじゃない?」と考えていたぐらいだ。
その他のお仕事「銀行口座開設」。
6月8日
ややこしい?
登記謄本を法務局の出張所に取りに行く。
窓口で請求用紙に書き込むときに「?」と、手が止まる。
用紙には「登記事項証明・登記謄本抄本交付申請書」と書いてある。
事項証明なら昨日、登記書類をもらったさいに司法書士が3部ほどすでに手配してくれていた。
窓口で聞く「謄本と事項証明って同じもの?」
「そうです! コンピュータ導入以後が事項証明で、以前が謄本です」
知らないわたしがお馬鹿なの? 蒸し暑い中、チャリで走って行って、損した気分。
ややこしいといえば、もうひとつ。
介護保険事業では介護保険請求を国保連に対して行う。紙だけではなく、FDやMOといった磁気媒体、オンラインでの伝送請求もある。が、オンラインは回線がISDNに限定されている。
しかし昨今は、ADSLや光ファイバが主流になりつつあるわけで、ISDN回線を開設したとたんに、ほかの回線にも対応するということになると「むかつく」し、多額ではないとはいえ設備投資に係わる部分なので、今後の展開を聞くために国保連に電話した。
最初に電話に出たかたは「検討課題にはあがっているようですが、スケジュールになるとわたしではわかりかねるので、後刻、担当者から電話させます」と、非常に丁寧な応対でした。
その後「担当者」から電話があったのだが、打ち合わせ中のためでられなかったので、こちらから電話すると「ISDNだけです」とケンツクな受け答えをする人間が出た。こっちの話を聞かない。「さきほど電話に出た人間は誰?」などと犯人探しが好きなタイプだ。
しかたなく名前を告げると、最初の電話の人がでてきて、「担当は席を外しているのでごめんなさい」と丁寧な受け答え。自信があるから、ちゃんと名前を名乗るんだこの人は。
わが社も見習おう!! 最初に名前を言うのはもちろん、最後にもう一度名前を名乗ることにしよう。
それはさておき、「担当者」に電話した。
結論から言えば、いまのところ(卑近に)は回線変更はない(理由はセキュリティの問題だそうです)。将来的にほかの回線にも門戸を広げることはあっても、その際にISDNが使えなくなることはない、あくまでも、ユーザー側の選択肢がひろがるだけのことだという。
これを聞いて安心しました。
説明すれば(話せば)わかるのに、説明しようとしない2番目に電話に出たケンツク型(マニュアル至上主義型)人間は滅びろ!!
その他の本日のお仕事は、「電話の敷設申し込みをする」「プロバイダに見積もりを依頼する」「設計(外郭構造)の最終チェック」でした。
6月7日
入梅
暦の入梅より少し早めに梅雨入りしたらしい。だけど、なんか変だと思わない? 雨の降り方が。
ザワァーッというような降りかたではなくて、篠突く雨がザァザァと降るし、突然、日が射してキツネの嫁入り? みたいになるし。
今日は、国民生活金融公庫に行って来た。用件はもちろん「借金の算段」です。
特段のことはなし。ただ、区の資金よりは使い勝手は多少よさそうです。
あ、訂正を一つ。登記手続が完了しました。届けを見たら、登記月日は2004年5月28日(金曜日)でした(^^ゞ 26日に「午後に登記所に行くから」といわれたのを信じた私がおっちょこちょいでした。ははは。
6月3日
区の創業支援融資窓口へ行く。
まずは、相談申し込みの用紙かなんかがあるのかと思ったら、いきなり手招きされて、窓口に座らせられて、本題に入ってしまった(^^ゞ
低金利だが、使い勝手はあまりよくない。
そりゃそうだろう、行政の制度融資なんだから。あまり使い勝手の良い借金じゃ困るんだろう。
介護保険事業の場合は、許認可があるため、それが下りてから出ないと融資ができないとのこと。開業前の準備資金としては、使えそうもない。
次は、国民生活金融公庫へ行ってみよう。条件がそんなに違うとも思えないけど。
ところで、連帯保証人制度って、日本だけなのかなぁ? だれか教えてよ。
連座制、5人組み等々、江戸時代の名残なのか(←これって、身元保証人の方か?)
前にも書いたけど、信用保証の問題は、文化論だ。
そういえば、区役所へ行く途中で、娘の保育園時代の先生に出会った。3年ぶりぐらい。懐かしい限りでした。
で、午後になって、保健所の出張所に行った。介護保険外の「泊まり」について、許認可などが必要なのか? と聞いたが、だれもわからない。本部の人と電話で話したが、これまた「?」
実例はないのか? と重ねて聞いたが「所管内では把握していない」とのこと。どういうこと?
「旅館だったら許認可があるが、旅館じゃないし……。福祉施設なんだから、そちらの要件を満たせば……」
なんとも歯切れが悪い。ようするにわからない。想定外ということ。
6月2日
CI(続々)
CIの効用は、他者の目だとおもう。独り善がりにならず、自画像を描く。
というわけで、デザイナーさんに、頼んじゃいました。
手始めには、名刺やら封筒やらの小物から。楽しみだぁー。
6月1日
CI(続き)
いたずらにつくった、表札には、ペンギンが描かれている。
なんで? と言われた。
そりゃそうだ。介護とペンギンなんのつながりもない。
でも、いちおう、大義はある。
ペンギンはコンピュータの世界での「Linux」のCIだ。いろんなLinuxペンギンが世界にはいる。このペンギンの意味するところは、オープン。みんなで作り上げる。自己責任。囲い込まない。独占しない。
ビジネスは本来「囲い込む」ことによって利益が生じるもの(だよね?)。
なにもない、なにもできない「わたし」は、囲い込んだりしたらそれだけで、立ち行かなくなる。だから、オープンにしていかないとだめという、苦肉の戦略。
いろいろな人たちとつながり、「利」を分け合うことで、成長したいと願っている。この利益は本来は自分たちだけのもの、と言いたくなる場面でも、我慢我慢。みなで一緒に「ちょっとずつ」幸せをシェアする。
そう願っているがゆえの、ペンギンなのだ。
あきらかに、「Linux」精神の誤用だろうけど。ごめんなさい、リーナス・トーバルズさん。
|日記1(決意から登記まで 2004.March--May)|
|日記3(最近の出来事 2004.Sept--)|
copy-right reseved [Bunroku's Factory] 2004