敦煌で砂丘に登ろうの巻


   赤矢印のオッサンが腹ペロ〜ンオヤジだ!!(-"-;)   この硬臥はツーリスト用らしく、華人系の人が多かった。 3段ベッド。結構キレイ♪

列車の中は思ってたよか暖かく、ぐっすり寝てしまった。起きたら10時。
(もう車内はすっかり明るいのに・・・どこでもグースカ寝こける自分がコワイッ)
起き抜けのKIKIを見つめる瞳がそこにはあった・・・。
んわ!?華人のオヤジがジィィィィィイイっと見つめてるのだ。

し、失敬な!!そんな東洋人は珍しくはないやろ〜。
しかもこのオヤジ、KIKIが見ている目の前で、広州の野郎達と同じく
ペロ〜〜ンって腹を突然見せてきやがるのだ!
「・・・あ、暑くねぇだろここはそんなに・・・。」
無意味な行動である。

儒教が生まれた国なのに、恥じらいって言葉はないんかいっ!? そして連れのオッサンも他にも人に見えない
 スペース(残席)があるのにもかかわらず、
 KIKIと明らかに目があってるのにもかかわらず、

 
な、なんと
 ズボンをずり下げるのだっ!!

 (多分シャツの裾を入れ直すためかと思われる)
 
 「・・・こ、これはセクハラか!?・・・」
 どう反応していいか分からなかったが、とりあえず
 中国人のオッサンがどんなパンツはいてるのかは
 しっかりチェックさせていただいた。
 普通の白いブリーフだった。

こんなワケ分からん人達とは13時過ぎに柳園(駅の名前かわってて敦煌になってた)
に着いたので別れられた。ミニバスが出ちゃったトコなので昼飯を食べてから
乗合タクシー(一人30元)で1時間40分かけてようやく敦煌の町に着いた。

宿(飛天賓館一人110元)は(とゆうより敦煌全体)11月からじゃないと暖房が
入らないらしく(あと2日で11月だった。ムッキー)寒くてうらぶれた感じだった。
なんか気分的に盛り上げようと勢いでタクシーをつかまえ、砂漠に向かった。

きゃぁあああ(*^▽^*)すっごっぉぉぉい!!
でっかい砂丘が目の前に広がってるの〜。砂漠大好きKIKI&M嬢は気分がアホみたい
に盛りあがり、目の前の砂丘になんも考えへんで食いついた。

これは上に登りきってからの景色。夕方だったせいか、だ〜れもおらへん・・・KIKI&M嬢で独占やってん〜★ なかなかかわいい顔でしょ〜。(*^。^*)
  うふふ。なかなかいい景色でしょ♪ちょこっとだけ駱駝にも乗ったよぉぉん。

すごい大きい砂丘だったので、登っても登ってもてっぺんにたどり着けない。
砂に足をとられるし登りにく〜い。
 「ゼェゼェ。」 「ハァハァ。」
そしてフト気がつけば足元すぐ横はそれはもう鋭利な砂の斜面だった・・・。
「あ・・・。」
KIKIは高所恐怖症だった・・・。一時間近く登ってるのでそりゃあもう高い!高い!
コワッッ!!

しかも足場はサラサラとした砂。日が暮れてきたのもあり、他に誰も登ってないの
もあってかM嬢は 「このへんで引き返す?」
KIKI 「いや、最後まで登る。」  おおっKIKI頑張り屋さんなトコ見せてくれますっ。
-------実はこの斜面を降りるのがとてつもなく怖かったのでとても降りることを
考えられなかったのだ。
(ってタダのイクジナシじゃん)

階段の方が断然登りやすいかな。結構長いのによくもまぁこんなの作ってあるわぁ。 
 頑張った甲斐あって頂上からの眺めは最高だった。
 しかもず〜〜っと歩いていった奥の斜面には階段が備え付けて
 あったのだ。(左写真)
 でぇえええ。一生懸命斜面を登ったKIKI達…バカじゃん!
 しかも砂丘の斜面をダンボールみたいなんで滑り降りる商売まで
 やってた。
 
なにが楽しくてンなことせなあかんのぉ。怖いやん。
 ぜってーしねぇって。(KIKIはジェットコースター走行禁止委員会)

 まぁ自分で苦労して登るから楽しいのサ♪(負け惜しみか!?)
 ヒマがあれば階段じゃないほうを登ることをお薦めします。

降りる時は階段を使ったんだけど、その階段で途中朝電車で一緒だった例の見せたがり
中国オヤジ達と会った。
向こうは嬉しそうに
 「ハロ〜♪」 なんて言ってきた。
そうか、アタシは外人だったよね。中国人にハローなんて言われるの初めてだったので
ちょいと新鮮な感じがしましたん。

そうそうかの有名な月牙泉はビックリするほどショボかったっす。(-。-;)

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