イシハラナガカメムシ(石原長亀虫;カメムシ目ナガカメムシ科)

野川沿いの武蔵野公園にはリョウブ(ツツジ目リョウブ科)が十本程度まとめて植えてある場所があり、6月下旬から7月上旬にかけて白い花を付ける。この花にはハチ、甲虫などが多数集まるので毎年この時期にはカメラを抱えて花を見に行く。今年はやや開花が遅いようだが、小さな(4mmぐらい)茶色のカメムシが多数集まっている花があった。
わたしは前にここでムラサキナガカメムシを写しているので、それだと思って写したが、よく調べてみると違う。翅の縁を見ると分かるが、翅が透明で背が透けて見えている。全体が「ムラサキ」とは言いがたい。それで、リョウブに集まるというイシハラナガカメムシとした。

('19) 6月26日 於小金井市
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