ミノウスバ(蓑薄羽;チョウ目マダラガ科)

木道の柱にミノウスバが居た。じっとしているが、よく見ていると、触角を動かしたり頭を揺らしたりしている。触角や頭が漆黒で、濃燈色の毛がよく目立つのを蓑を着ていると見立てたのか。翅の付け根に白毛が密生していて、半透明の翅先におもむろに移っていくのも念が入ったオシャレだ。
調べて気づいたのだが、昨年も浅間山公園で同じ10月31日に撮影している(これ)。その時は一番東外れの多磨霊園内であった。今年は小金井街道傍の西外れ。ともかく、晩秋の今頃に出てくる蛾なのだ。

('16) 10月31日撮影 於府中市
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