バラヒラタハバチ(薔薇扁葉蜂;ハチ目ハバチ科)

野川のほとりにノイバラが茂っているところがあって、探虫の際いつもそこを廻ることにしている。黄色いハバチらしいのが飛び回っていたので、撮影した。体長1cm余。姿を見失ってもしばらくするとまた現れるので、撮影は困難ではなかった。
わたしはハチを調べるのにまず藤丸篤夫『ハチ ハンドブック』(文一綜合出版2014)を見ることにしているのだが、この本の一番最初に挙げてある種がバラヒラタハバチだった。顔の正面に特徴ある黒い模様があり、まぎれようがない。ところがネットで検索しても、画像が出てこない。学名 Pamphilius hilaris で検索しても画像は見つからない。
拡大画像に、顔面の様子が分かる図を貼り付けておいた。「頭楯が発達して上唇を覆い隠す」(上掲書)。

('16) 4月30日撮影 於小金井市
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