ハリサシガメ(針刺亀;カメムシ目サシガメ科)

枯葉がすこし集まっているようなところに、この朱色の棒状のものをつけた黒いサシガメがいた。1・5cmほどの大きなものだが、初めうちは、どちらが頭なのかよく分からないまま写していた。すばしこくなく、撮影は困難ではない。
いくつかの県でレッドデータブックに載るぐらいには稀少であるらしい。アリを食べる。幼虫がアリの死骸やゴミを背中に背負ってカムフラージュとする、といわれる。

('15) 7月26日撮影 於府中市
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