トゲムネアリバチ(棘胸蟻蜂;ハチ目アリバチ科)

猛暑の霊園で、大木の木陰から木陰を選って行く。移動は自転車である。木陰に腰をおろして、地面をしばらく眺めていると、だんだん色々な虫が見えてくる。大抵最初はアリで、その次はハンミョウ類かバッタ類である。
赤い部位をもつアリが動いているのに気付く。よく動くので撮影は難しい。時々、ふいに止まる瞬間があるので、それを捉えて写す。うまく写れば腹の白帯の様子、腹の前側の白斑などが確認できる。脚や触角の根元が赤い。これはトゲムネアリバチである。全身に細かい埃をかぶっている。体長7mmほど。

('15) 7月24日撮影 於府中市
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