遊水地のススキを探虫してみて、わたしは初見のウンカ・アワフキ類に3種出会った。ヒラタグンバイウンカ、トビイロハゴロモとこのハマベアワフキである。ところがハマベアワフキはススキの茎のまわりをカメラの向こうへ廻って逃げるのでうまく撮影できず、翌日再度出かけて、今度は平らな葉の上にいたので、ご覧のような写真が撮れた。翅端まで1cmほど。 この不思議なご面相はすぐ“アワフキらしいな”と見当がついたが、調べてみて「ハマベ 浜辺 アワフキ」というので驚いた。海浜にもいるらしいが、通常の草原にもいるということだ。 |