コクゾウムシ (穀象虫 ;甲虫目オサゾウムシ科)

古い切株の表面に小さな焦げ茶の細長いゾウムシがいた。体長3mmほど。頑丈そうで、橙色の斑が背中の四方にぼんやりとついている。
これが有名なお米の害虫・コクゾウムシだ。全世界に分布するが日本では縄文時代の草創期(1万5千年前)から発見されているそうだ。わたしは長い間“穀蔵虫”(米蔵の虫)だと思っていた。ただ、近頃はどこの家庭でもあまり見かけなくなった。

('14) 5月29日撮影 於府中市
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