クロヒラアシキバチ (黒平脚木蜂 ;ハチ目キバチ科)

黒く真っ直ぐでずんどうな虫、2~3cmもある大きなもので、わたしは初めてお目にかかった。頭に接する胸部は頑丈そうで、その形が独特だ。これがキバチというものであるのが分かるまでに、あちこちの分類項目をさ迷った。脚が平板を継ぎ合わせたようになっているのでヒラアシキバチと言うらしい。なお、♀には脚や触角などに白い部分がある。
クロヒラアシキバチは広葉樹の立ち枯木に産卵する。一般にキバチ類は樹木に産卵するので林業の害虫としてよく知られているようだ。

('14) 5月14日撮影 於小金井市
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