ツマグロスケバ (褄黒透翅 ;カメムシ目テングスケバ科)

茅の茎に掴まっているこれを目にしたとき初めは虫だと思わなかった。写真はフラッシュで翅が不透明になっているが「スケバ」らしく翅の中央部が透けていて、長い脚で出っぱりのある頭部が茎から離れていると枯葉の一部か何かと錯覚していた。ファインダを向けてはじめてツマグロスケバであることに気づいた。
図鑑には「アカメガシワの枝に生活するものが珍しくない」という表現がしてある。前回も今回も浅間山公園のほとんど同じ場所で出会っており、そこにはアカメガシワが幾本か生えている。

('13) 8月24日撮影 於府中市
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