ヒサゴクチカクシゾウムシ (瓠口隠象虫 ;甲虫目ゾウムシ科)

4mmほどの小さいゾウムシ。太めの口吻で切株面を掘っていて、しばらく待っていると顔を揚げる。そのタイミングを計って写した。広葉樹の林には多いというが、わたしは浅間山公園で初めて見た。
全体の形がヒョウタン型なのでヒサゴというのだろうが、全身に強い点刻が並んでいることの他に、絵合わせの手掛かりとしては、前胸背の後部に(顔を揚げると背中に隠れるところ)左右2つの白縦斑がある。写真では右側のものがはっきり写っている。その程度の素朴な絵合わせで決めた種名です。

('13) 6月17日撮影 於府中市
写真をクリックすると大きくなります
前へ 次へ HOMEへ