この日の最高気温(府中アメダス)は12℃だったが、風はなかなか冷たかった。野川公園のケヤキの木を歩きまわって、ときどき「皮むき」をしてみた。コケのついているケヤキの巨木にムツボシテントウがいて、はい回っているのに気づいた。樹皮の下以外でムツボシテントウを見たのはこれが初めて。 周辺を調べたら、このコケの緑が広がっている延長上に、これ以外に2匹いた。越冬状態から抜け出すのには少々早すぎると思うが、コケの上をはい回っていたのを目にしたので掲げておく。ムツボシテントウは2~3mmの小ささで、コケの緑の中を朱の点が動いている美しさだった。 |