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バス・汽車・三輪車で移動するには

 道路マップは空港の観光局カウンターで手に入るけど、鉄道とバスの時刻表はない。Sri Lanka Exploreなどには簡単な鉄道時刻表がついているからこれを利用する手もある。鉄道の時間はおおむね正確。ゆっくりと旅も楽しめる。しかし、何分便が少ない。ゆっくりと旅の気分を味合うなら鉄道でもいいのだけど、早く目的地に着きたいならバスをお勧めする。特に、プライベート・バスと呼ばれるバス便は早朝から深夜まで、全国津々浦々まで運行されている。料金はバスの速さと快適度(エアコン車か、急行か、など)によって異なるが、長距離でも随分と安い。移動するならバスが一番便利。

 目的地に着いたなら,ちょっとした移動には三輪車 (スリー・ホイール)を利用する。
 こちらの料金は交渉次第だから要注意。日本人は特に注意。「料金の交渉は苦手だ,嫌いだ」という人なら言い値でぼられるのは確実。三輪車の運賃は、相場を先に確かめておこう。ゲスト・ハウスや料理屋,土産物屋でもいい。「ここからどこまで行くが,スリー・ホイールだといくらかかるか?」と聞いておいてから実際の料金交渉を。
 三輪車の運転手は経験が豊富だと街の裏の隅々まで知っている。反対に駆け出しだと,ややもすればこちらのほうが道を知っているということになる。当たり外れは多いけど,彼らドライバーは裏道雑学のエキスパートには違いない。

(左上;バスの切符。これといった定型はないが,車掌さんが手書きで日付などを入れてくれるから、いい記念になる / 右上;三輪車とドライバー。雲助まがいも多いけど,裏道のうまい料理屋を知っているのも彼らの特技)
スリランカ全土の道路マップも詳しい地図が観光局に用意してあります。毎年新しい道ができているから,必ず最新のものを手に入れよう(←セイロン観光局発行のスリランカ・ロード・マップ)。

 汽車の時間は当てにならない,とよく噂されるのだけれど,スリランカの鉄道は至って時刻に正確。左はコロンボ・フォート駅構内の時刻表。これを半日眺めて出る汽車,来る汽車と照らし合わせたが,ほぼ完璧。もっとも,欠便があったけど、それはちゃんとこの時刻表に載っていた。ただし、時刻表のプリントがない。これが唯一の欠点だから,市販のThis month in Sri Lanka などで確かめるしかない。同様に各駅から出る時刻も各駅で確かめるしかない。