[pt.7] 飲酒運転のこと |
米国では日本に比べて少し飲酒運転に甘い部分があります。 そこでのトラブルを少し…。 飲酒運転は違法です。 良い子は絶対に真似しないで下さい。
その日は酔っ払った先輩を助手席に乗せて 先輩の家で泊まる予定でした。 いつものように酒にだらしない僕はもちろん酔っ払ってました。
不意にバックミラーに明るい点滅が! 噂のパトカーでした…。 下手に車の外に出ると、射殺されるので マニュアル通りにおとなしく待つ事に。 やべっ…。国際免許 トランクの中に入れっぱなしだ。
白人の眼鏡警官がやってきました。 飲酒で捕まったらまずい! こっちで免許とれなくなるかも…。 ばれないようにしなきゃ…。でも確実にばれるよなあ…。
外に出るように言われ、チェックが始まりました。 まずはボディーチェック。 トランクに両手を付けて警官に体を服の上から触られる。 (映画と同じ、変なところで感動する僕)
警官: |
免許は持っているか。 |
僕: |
持っている。国際免許。今トランクのなかにある。 |
警官: |
お前 酔っ払っているだろ! |
僕: |
ビール一杯飲んだ。 |
警官: |
本当か? |
僕: |
…二杯飲んだ。 |
警官: |
手を後ろにして、このペンライトを見ろ! |
僕の目の前でペンライトを左右に振る警官。 必死でそれを目で追う僕。 第一関門クリア。
次、「真っ直ぐ10歩歩いて、そのまま下がって来い」と警官。 慎重に慎重に歩く僕。 第二関門クリア。
「次、片足立ちして、数数えろ!」と警官。 酔っ払いにはきついよ。 でも超集中、サーティーテューまで数えたよ。 酔っ払ってなくても、32秒はきついよね。 人間の集中力はすごいね。
そろそろ終わりかと思ったら、応援のパトカーがやってきました。 やれやれ…。 応援の警官がなにやら変なものを持ってきました。 ああああ! 息を吐いてアルコール濃度測る道具じゃん! もう終わりだ…。 言われるがまま息を吐く僕。 目盛りをみる警官。なんか怒ってる。 運転席に戻るよう警官が指示。何故?
「本当はビール一杯飲んだら、留置所行きだからな!」 と何度も繰り返す警官。 yes , yes
と繰り返す僕。 何故か立ち去る警官。
…、助かった。
以上 尋問事件でした。
お酒はほどほどにしましょう。 |
posted on 2004.02.16 |
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