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トップページ> > 『最後の息子』
最後の息子
吉田修一
今年の芥川賞(だったかな?)を獲った吉田修一さんの
デビュー作となる短編集だそうです。

ひとつの家族、
周りの友人たち、
身近な街並み、
見慣れた風景。
そういうごく小さくて近くにあるものを、
ときには超アップで、
ときには引いた映像で描く、みたいな感じで、
まるで映画のような小説でしたね。

映画でたとえるなら
第1話=おすぎとピーコ主演の『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』
第2話=大林宣彦の一連の映画群
第3話=もっと甘酸っぱい『ウォーターボーイズ』

第3話がいちばんバシッときました。
posted on 2002.10.18
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