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ビューティフル・ボーイ
トニー・パーソンズ(著)/小田島恒志・小田島則子(訳)
舞台はイギリス。
30歳になった主人公ハリーの身に、
"起きてはならない"出来事が次々と起こってしまい、
とうとうシングル・ファーザーとして
息子の育児をしなければならなくなった...
というところから始まる、この物語。

映画『クレイマー・クレイマー』と同じ境遇のような
気もするんだけど、この父子には、とても親近感を覚えるのよね。

まず、なんと言っても、この小さな息子パットが
『スター・ウォーズ』大好きっ子だっていうところが、
もうとんでもなくすばらしい!
毎日欠かさずビデオを見て、
フィギュアやライトセーバーで遊んでるんだから。
ほんと、いい子だ。

そして主人公のハリー。
いまいちしっかりしていなくて、フラフラしてて、
でも、子供を愛してる。
そんな様子が、自分の未来像とピッタリな感じがするんですねぇ。
おれも、こんなオヤジになりてぇなぁって。
(離婚はしたくないけれども...。)

愛だね、愛。
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