サバの燻製の作り方(熱燻と温燻)
ボクはいつも、脂の多いノルウェー鯖を使う。
買ったままの薄塩サバをそのまま燻製しても構わないが、下味をつけないと、「香りのついた焼き魚」にしかならない。
醤油・酒・塩麹・味醂などの発酵調味料をベースに一晩漬け込む。
風乾か扇風機で乾かす。表面が乾けばオーケー。
オイルを塗って、二階建て燻製鍋で15分、90度前後で熱燻。
皮を下向きに置くと、肉汁が溜まって汚れになるので、皮面を上に向けて置く。
煙がとまったら、チップをつぎ足す。

100度以上にすると皮が縮んで剥がれてくるので注意。
90度以下だと皮が縮まないし、肉質もしっとりと仕上がる。
一日以上寝かせてから、温めて食べる。
普通の焼魚より美味しい。

写真は70度で2時間燻した「温燻」もの。

70度まで下げると、出来上がりも別物になる。
熱燻よりも肉質はしっとりとして、特に血合いの部分には独特な旨さがある。
ただし、皮は固くて食べられなくなる。
シシャモ燻製の作り方(熱燻)

買ったままのシシャモを燻製鍋に入れて、中火で10分燻煙をかければ、黄金色に変身する。
すぐに食べるのが一番美味しいが、冷めたら軽くチンすれば良い。
なお、きちんと漬け汁で味付けしたものは、もっと美味しい。