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キャンピングカーの快適化・その8
コルドバンクスの快適化
カムロード用アームレスト![]() ![]() |
カムロード用の肘掛を手作りした。 スキマに挟み込むので、5.5ミリ厚のベニヤ板を使用。 右側の脚が短いので、巻尺を載せて撮影。 ![]() 布張りして完成。 ![]() スキマに挟むだけで、左右にぐらつかない。 補助椅子の操作レバーを跨がせたので、前後にも動かない。 補助椅子の背もたれを立てても使える。 思ったよりも良く出来た。 端材を使ったので、現金支出は5.5ミリのベニヤ板300円だけ。 背もたれにボルト付けする高額なものが市販されているが、この手作り品なら、安くて取り付け工事も要らない。 量産すれば売れるかも・・・。 ☆後日の追記☆ アームレストの効果で、長時間運転をしても、腰痛が出にくくなった。 |
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アームレスト・ドア用![]() ドア裏ひじ掛けの穴に差し込むだけ。 ひじを置いたままでハンドルに手が届くので、 腰の負担が軽減される。 |
腰痛対策としてレカロシートに取り替えたら、座面が少し高くなってしまった。相対的にひじ掛けが低くなったので、左右のひじ掛けを数センチ高くした。 ドア用は100均のマットを3枚重ねて、発泡ポリエチレン(見た目は発泡スチロールと同じだが、丈夫で粘り強いもの)で出っ張りをつけた。 ![]() |
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冷蔵庫の断熱 扉表面に断熱材を貼った ![]() 冷蔵庫の裏側も断熱 ![]() |
キャンピングカーで一番の電気喰いは、WAECOの電気冷蔵庫だ。 冷蔵庫との付き合い方が、電気節約のカギを握っていると言ってもよいだろう。 2012年の夏は暑かったので、冷蔵庫の扉に結露する日が、何度もあった。 扉の面積は広いし、結露現象による熱損失は大きい。 扉の結露はすぐに蒸発するので、気づかない人が多い。 ボクの場合は、写真のように扉にタオルをぶら下げているから、タオルの裏側が結露で濡れることで初めて気づいた。 その後は注意深くなり、高温多湿の日には扉の全面がうっすらと結露していることが分かった。 ダイソーでスチロールのパネルを見つけて買ってきた。 2枚で200円也。 ![]() 断熱作業は簡単。 パネルを扉サイズに切って、事務用両面テープで貼り付けるだけ。 パネルの厚みはたった5ミリだが、これを貼って結露が防げれば、間違いなく電気節約になる。 ついでに、冷蔵庫の上面も断熱した。 車の外壁にある開口部から、冷蔵庫の上面にグラスウールを押し込んだ。 コルドバンクスは冷蔵庫の上から、車内に隙間風が吹き込むので、それを防ぐ効果もあるだろう。 |
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リヤの床下に収納庫![]() ![]() |
コルドバンクスは、リヤ左の床下に大きな空間がある。 こんな箱を作って、床下に取り付けた。 ![]() 扉を上下に分けたので、開閉しても車体にぶつからない。 ここは釣り道具や釣りエサ、それにゴミなど、臭いものを収納する場所にしている。 サイズは62×30×33センチ。 車体下の天井には、こんな場合に備えて、アングルを溶接してもらってあるから、何でもぶら下げられる。 |
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消費電力の少ない電子レンジ![]() |
サブバッテリーの電気を使わずに、オルタネータのアイドリング発電で、電子レンジを使っているが、レンジの消費電力が1150Wもあり、105アンペア以上が流れるため、たまに1500ワットのインバータがダウンする。 パナソニックから「インバータ式の電子レンジ」が発売されたので、それに取り替えて消費電力を少なくした。このレンジは500Wで使うと、80アンペアほどしか流れない。(インバータ式でないレンジにも出力切り替えがあるが、間欠作動になるだけである) サブバッテリーで使う場合でも、バッテリーを痛めることが少なくなるだろう。 |
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簡易な車外水道![]() ポリタンクに差し込めば、車外水道になる ![]() |
魚釣りをするときは、車外水道が欲しくなる。 蛇口つきのポリ容器は持っているが、重いタンクを据えるのが面倒なため、あまり使わない。 このアイデアは手軽なので実用的。出番が多くなる。 100円のサイフォンに、写真のようなプラ製の蛇口を取り付けるだけだ。サイフォンとしての機能も損なわない。 ![]() 最初にペコペコやって、蛇口まで水を通しておく。 こうすれば、いつでも、コックを開くだけで水が出る。 しばらく使わない時は、ホースを曲げて、サイフォン首下に蛇口部分をクリップしておけば良い。 ホースを下に伸ばせば、すぐにまた使える。 |
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冷蔵庫の庫内灯をLED化![]() |
WAECOの電気冷蔵庫の庫内灯。 ドアを閉じても点灯したままというトラブルが多いので、作動状態を点検されるようお勧めする。 庫内灯は白熱灯だから、点灯しっぱなしだと、電気の無駄遣いに留まらず、庫内を「暖房」し続けることになりかねない。 そこで、写真右の白熱灯を、左のLEDに取り替えた。 |
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トイレにロッド(釣竿)ホルダー![]() |
トイレルームに、リールを付けたままの釣竿が立てられるようにした。臨戦態勢の竿があれば、いつでも素早く釣りが出来る。 壁面の上方には、ダイソーのマジックテープを貼り付けて、竿を留めつけている。 下方には絨毯を貼り付け、マジックテープで、リールを横向きに留めている。絨毯は繊維がループ状になっているので、どこにでもマジックテープがくっつく。 ☆伸ばしたままの竿が置ける車外ホルダーはこちら |
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室内に丸型カガミ![]() |
エントランス脇の壁には、窓が無いため、室内が暗い。 新車購入のときに、ここを窓にするというオプションもあったのだが、見送っている。 たまたま、カミさんが使い勝手の良い鏡が無くて困っているので、この壁全面を鏡にすることを思い立った。 軽量なガラス製カガミを、厚手の板に留めつけてから、それを壁面に取り付けた。 大型カガミは使い良いし、部屋が明るくもなった。 |
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冷蔵庫扉のスキマにご注意!![]() |
冷蔵庫の扉に、温度センサーのコードを挟んで通すと、写真のようなスキマが出来る。普通は気づかない現象だが、庫内に照明を入れて外から見ると、それが確認できる。 長い間挟んだままにすると、コードを取り外しても、細長いスキマが残る。 ドアのクッション部分は、板状のゴム磁石が冷蔵庫本体に吸い付くことで、密着する仕組みになっているが、ゴム磁石は硬いので、コードの部分だけが凹むことはなく、写真のように細長いスキマが生じる。そして時間が経てば、板状磁石に曲がりグセが残ってしまうのである。 冷蔵庫の気密を保つために、ボクは冷蔵庫の温度センサー撤去した。 ゴム磁石の曲がりグセは、温めながら修正した。 |
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自作ツイストロック 差し込んだカギの頭部をアルミ板で挟み、リベット止めする ![]() 下は白く塗装したもの ![]() |
バゲッジドア用のツイストロックは1個が4000円ほどもする。 5箇所に付ければ2万円にもなる。 こんな高額な部品は買わないで、自作するのが得策だ。 使用中の錠前ユニットを加工して、ツイストロックにしてしまう・・・わかりやすく言えば「今の錠前にカギを差し込んだままで使う」のである。 ツイストロックに交換するつもりなら、どうせ不要になる錠前なのだから有効利用しよう。 @錠前ユニットを引き抜き(裏側のプラスネジを外せば抜ける)、ピンやスプリングをラジオペンチで抜き取って壊し、ロック出来ないようにする。こうすれば、合鍵に限らず、リボン状の板材なら何でも差し込めるようになる。 A余っているカギの頭部を加工して、アルミ板のツマミを取り付ける。これを錠前ユニットに差し込み、内部を接着剤で固めて抜けないようにする(写真上)。 Bこれをバゲッジドアに付け戻せば完成(写真下)。 壊した錠前の穴に入るカギなら何でも使えるが、カギは素材の強度が弱いので、いずれは折れる可能性がある。出来れば、細く切った鉄板等を差し込んだ方が頑丈になる。 |
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クリップライトで省エネ 僅か0.1アンペアで明るい食卓に ![]() AC電源のアダプターを外して12Vに直結 明るさは強弱の2段切り替えだが 強は明る過ぎるので使わない |
フレキシブルなLED灯。 窓際の小物入れに挟んでいる。 このクリップライトは節電になるだけではない。 ウチの場合、一番多い使い方は「食事灯」だ。 夕飯の支度をする時は天井灯で部屋全部を明るくするが、食事中は天井の小さなダウンライトと、このクリップライトだけを点ける。 明るさは距離の自乗に反比例する。 クリップライトの消費電流は僅か0.1アンペアだが、光源がテーブルに近いので、食卓はじゅうぶんに明るい。 天井灯はLEDを114球も並べた0.5アンペアものだが、食卓上の明るさでは、クリップライトが明らかに勝るのである。 クリップ灯だけだと、室内は暗いままとなるが、それにもメリットがある。 外から車内の様子が見えにくくなるし、羽虫も集まりにくい。車内が暗いから窓への写りこみが少なく、夕暮れの景色を眺めながら晩餐を楽しむことが出来る。 クリップライトは、節電と便利さとの一石二鳥になっている。 |
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蛇口に足踏みスイッチ取り付け 右は押している間だけONのスイッチ 左はON-OFFを切替えるスイッチ ![]() 右のスイッチは呼び鈴の押しボタンを利用 |
スイッチを踏んで水を出す・・・節水対策である。 蛇口のレバーを開閉操作している間は、洗い物が出来ないので、その間に流れ出た水は無駄になる。 フットスイッチにすることで、この小さな無駄を防ぐことが出来る。 もともと、キャンピングカー内ではケチケチした水の使い方をしているから、僅かな無駄を無くすだけでも大きな効果がある。 ボクの清水タンクは普通のポリタンクで、その中に揚水ポンプを沈めている。まずこのホースに逆支弁を取り付ける。 こうすれば、水が落ちないので、ポンプをONにすればすぐに水が出る。 ![]() 次に、ポンプへの通電コードを切断して、その間にフットスイッチを介在させれば完成である。 シンクの蛇口レバーを開けば、蛇口内部のスイッチがONになる。しかしポンプへのコードを切断してあるので水は出ない。この状態で、写真右のフットスイッチを踏めば水が出るという仕掛けだ。 また、左のスイッチをONにすれば、従来どおりの使い方が出来る。 |
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ティッシュ置き場![]() 壁面に触れる木箱の部分には クッションテープを貼って カタカタしないようにした |
ティッシュの木箱に、微妙に曲げた針金ハンガーを取付けて、![]() 窓際の上部スキマに差し込むだけ ![]() |
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