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キャンピングカーの快適化・その4

コルドバンクスの快適化

めっけもの収納庫
コルドバンクスのオーナーなら、ここにデッスペースがあるのはご存知でしょう。
「めっけもの」というのは、このフタの「とめ方」のこと。

スペースの上には、絨毯貼りの板が貼ってあるが、矢印の2箇所で、木ネジ止めされているだけだ。
2本のネジを抜くと、写真のようにフタが開く。
このネジは絨毯に埋もれて見えないので、ちょっと気づかない。
ねじ回しの先端で探れば、ネジの頭が見つかる。

絨毯で包まれたフタは、三方からギュッと挟まれるので、置くだけで安定する。
だから2本のネジを抜くだけで、即座に収納庫が完成。
セカンドシート下に引き出し



シート下に引き出しを作った。
醤油、ミリン、料理酒、酢、などを入れる目的なので、キッコーマンの醤油が入る高さ(75センチ)の確保に苦心した。
長旅の調味料は、家庭用の普通サイズが必要。

引き出しの向こう側に、ベニヤ板のシーソーを取り付けてある。
引き出しを奥まで押し込めば、シーソーの奥がピンに乗り上げて引っかかり、自動ロック。走行中に飛び出す心配がない。

左矢印の出っ張りを押し下げれば、右矢印部分が上がって解錠する。
バネは使わない重力式。
開けるのは、ほぼワンアクション。取っ手を引くときに、左側にある出っ張りを下に押し下げて解錠する。
左手でも右手でも、親指で押しながら、引き出せる位置関係にした。

使いかけのボトル類が倒れないように、細く切ったタイヤチューブで、引き出し内を仕切った。
ゴムだから受け入れサイズに余裕があるし、ガラスビンどうしのカチャカチャ音を防ぐ緩衝材にもなる。
サブバッテリーを4個に増やす
サブバッテリーの更新時期になったので、バッテリーを倍増した。
今まではサブ2個を並列で使っていたが、今度は同一ロットの新品(ブライトスター)4個にした。
写真左のセカンドシート下に2個と、右側サードシート下に2個を置いて、全部を並列接続。
新電池はバンテックが最初に積んでいたものより充電電圧が高かったため、幾つかの対策をした。

これまで慢性的だった電力不足が、長旅でどう変わるか、どんな問題が起こるか、それが分かるのは当分先になる。
       結果のレポートは→こちらのbR3と34を参照
ソーラーコントローラの設定変更
初期設定は、充電電圧14.4Vになっているが、コントローラの説明書には、「ディープサイクルバッテリーには15.5Vを推奨」と書かれている。
サブバッテリーを交換したので、新電池の特性に合わせ、15.5Vに設定変更した。設定方法は取り扱い説明書に載っている。

コントローラの設定がバッテリー特性に合っているか、一度チェックされることをお奨めします。特にバッテリー交換をした場合は要注意。
     参考記事→こちらのbR1参照
すぐれもの充電器の設定変更

バンテックの初期設定は、充電電圧が13.9Vになっていた。
サブバッテリーを交換したので、新電池の特性に合わせ、14.4Vに設定変更した。設定方法は本体(写真の)左下に図示されている。

充電電圧の設定が、バッテリー特性に合っているか、一度チェックされることをお奨めします。特にバッテリー交換をした場合は要注意。

    参考記事→こちらのbR1参照
扉裏の収納
シンク下の扉裏にキッチン用具の収納を作った。

素材はダイソーのチャチな工作用材。
柔らかくて、薄くて、軽い木材なので、加工が楽チン。
木工ボンド塗って、タッカーで組み立てれば、たちまち完成。

シートのずれ止め
コルドバンクスのセカンドシートとサードシートの座面は、簡単にずれて前に出てくる。
滑り止めを挟んでも出てくるし、これを無理に押し戻すと、滑り止めがよれてしまう。

曲げたステンレス板をネジ止めして解決。
ここをベッドにする場合でも、邪魔にならない。
お世辞にもスマートとは言えないが。
エントランスドアのノブを軽く
エントランスドアのノブの動きが重いので軽くした。

ドア裏側の金属カバーをはずすと、ご覧のとおりの構造。
エントランスドアはキーレス化(ホームページ掲載済み)してあるので、少し様子が違っているが、今回の作業に影響はない。

改善作業は超簡単、というより超安直。
引っ張りバネの下端・・・矢印部分にリングを追加するだけ。
エントランスドアは、閉める時は重いし、開く時はガキッ!という感じだったが、これでソフトになった。

古いチェーンのリングを流用しただけなので材料費ゼロ。
人件費もゼロ・・
簡易燻製器
北海道滞在中に作った26センチ鍋の燻製器。100均などで入手しやすい、直径25センチの金網が、ぴったり収まるのが好都合。
内部を丸網の二階建て構造にしてある。チップを鍋の底にひとつまみ入れて火にかけるだけの、熱燻専用器。

間にあわせのつもりだったが、意外に高性能なので、愛用するようになった。
フタをすると、アルミ板の挟まった周囲のスキマから満遍なく煙が出て、内部の燻煙の回りがとても良い。
風があるときは、風上側のスキマをアルミホイルで風防してやるか、途中で一度、鍋の向きを変えれば、燻煙がうまく回る。

ツルリとした形の鍋なので、洗えば簡単に木酢が落ちて、全く匂いが残らないというのも気に入った。金網の匂いは、空焼きしてやれば簡単に抜ける。
燻製の作り方

右はホタテ
左はマスのハラス・カマ・白子
まずは道具・・・
鍋(フライパンでも可能)
丸型金網(ダイソーで100円)。
鍋のフタまたはアルミホイル。
チップ(ダイソーで100円)。
カセットコンロ

次は作り方・・・
熱燻・・・焼きながら同時に燻煙をかける方法。
@魚貝をお好みの漬け液に一晩漬け込む。
A干物ネットで表面が乾くまで干す(乾かないと油が塗れない)。
B鍋底に少量のチップを敷き、金網を載せ、魚貝を並べる。
Cフタかアルミホイルを被せ、僅かなスキマを開けて煙の出口にする。
Dコンロにかけて強火にし、煙が出始めたら、煙が出続ける程度に火を小さくする。
Eモノや火加減によるが、10分程度で終了。
F燻煙のつき方が不足なら、もう一度軽く燻煙をかければアメ色に仕上がる。
G干物ネットに並べて風に当て、木酢を飛ばせば完成。
FOMAのデータ通信
携帯電話の通じる場所なら、どこでもネット接続できるFOMAを契約してきた。

ノートパソコンに通信機を差し込んで使う。
毎月の利用料金だけで済む、2年契約。
全く使わない月は1315円で、無制限に使っても6300円どまり。


短期旅なら事前調査で十分だが、長旅や放浪旅では、車上でネット検索出来れば助かる。
これで、メール、ホームページ、ブログも毎日使えるようになった。
照明にテープLED




使い勝手の良いテープLEDで、蛍光灯の明るさをアップさせた。
テープLEDは驚くほど明るい。

今回購入したものは、1本にLED30個が並んでいて、裏側に両面テープが貼ってあるもの。
12V仕様で、1本2.4W、@2200円。
LED3個単位に切り離しても使える。
両面テープつきだから、どこにでも貼り付けられるので、とても便利だ。
3個単位に切れば、戸棚の中や、エントランスの足元灯に使える。

「写真上」
窓際灯の室内側に、2本並べて貼り付け、蛍光灯と連動して点灯するようにした。

「写真中」
点灯した状態(露出を絞って撮影したもの)。
これ一灯だけで、食事には十分な明るさとなった。


「写真下」
余ったテープLEDは、天井灯に貼り付けた。
これも蛍光灯に連動させた。

今回ネット購入したショップは→こちら


後日、この天井灯は完全LED化した→こちら
バンクのカーテンを移設

バンクのカーテン取り付け場所を、手前の木枠から、写真の位置に変更した。
バンクはカミさんが一人で使っていて、寝具はカーテンの向こう側なので、邪魔になる位置ではない。

バンク部の天井は、外骨格のFRPにウレタンと絨毯を糊付けしてあるだけだから、モノを留め付けることが出来ない。
ステンレスのカーテンレールをアーチ状に曲げ、両端にL字金具を差込み、両側の壁に木ネジ留めした。
長さ180センチを、両端で保持しただけなので、ひどく頼りない。

目的は2つ。
@バンクを無駄に暖房しないで済む。
Aダイネットから寝具が見えない。

省エネする気になったのは、奈良の旅がやたらに寒かったから。
それにこうしておけば、急な来客があっても、余計な荷物をバンクベッドに放り込める。
メインバッテリー端子の交換




メインバッテリーの交換を機に、電気抵抗を少なくするために、評判の悪い端子を交換した。

(オルタネータ)→(メインバッテリー)→(サブバッテリー)の経路は、走行充電の幹線だ。
まして、ボクの場合はサブバッテリーを4個も積んでいる。

右から入っている太いのがオルタネータからのケーブルで、左の細いのがサブへのケーブル。
サブへのケーブルは走行充電強化のために、2本に増設してある。





下は取り外した純正端子。
板金プレス製で、酸を被ったらしく腐食している。
円周の全面ではなく、刻まれた歯型の凸部が接触する形状だ。
コストダウンを繰り返して、この形になったのだろう。
腐食してはいるが、凸部を見るとしっかり密着していたようだ。
円周の全面を接触させるよりも、確実なのかもしれない。
キャブ部の天井に収納庫
@

Aダイネットからの写真

B扉を開いた写真

運転席の頭上(バンクの下)に収納庫を作った。

写真@
9ミリ合板をカットし、天井の内装材と良く似た布をタッカーで貼り付けて、はめ込んである。

写真A
ダイネット側に扉があり、取っ手がわりに、ステンレスパイプを取り付けてある。
パイプにはバスタオルなどが干せる。

写真B
ステンレスパイプを引いて、扉を開いた状態。
開閉は蝶番。左右にキャッチャーを取り付けてある。
内部の広さは、幅112センチ×奥行き35センチ×高さ9センチ。


下の写真が取り外した状態。
アルミの引っ掛け金具を、写真の左側に3個、右上に1個、取り付けてある。手前の1個は、板をはめ込んでから、最後に取り付ける。


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