2004.03.29 Mon
6:00 起床
なんとか 6:00に起床。
京極夏彦の「続巷説百物語」読了。
これ、完結しちゃってるのね。もっと続きが読みたいのに。
8:00 朝食
朝食前血糖値は 109mg/dl。
あら、微妙に上昇気味。辛うじて正常範囲内だけど。
ご飯200g, 味噌汁145g, ゆで卵一個70g, 納豆45g, 漬物15g, バレンシアオレンジ65g。
ああ、もうっ。野菜野菜野菜っ。足りませんっ!
しかも、朝っぱらから卵と納豆などという組み合わせで、一日に 5単位しか摂れない表3 (蛋白質) から 2単位も食べてしまう羽目になってるし。肉とか魚とか食べたいぃぃぃっ。
8:30 外出
土日に引き続き、今日も丸一日検査がなくて暇なのよ。
なので、外出して帰宅。
洗濯して、ちょっとサイトも更新したわ。
11:00に病室に戻ったら、また新たに 70代くらいのお爺さんが、同じ部屋に入院してきたわ。
もう今更、何の期待もできないわね。
K医師が病室に来て、先日の検査の結果説明。
私の場合、インシュリンの基礎分泌は普通にあって、追加分泌が弱くなってるらしいわ。
それに加えて、肥満 (そうよBMI的には軽肥満だったの) と運動不足でインシュリン抵抗性が上がっていたから、高血糖になっていたみたい。なので、食事療法と運動療法が有効だったわけね。
だから、とっとと退院したいところなんだけど、問題が一つ。
明日のサーモグラフィ検査はいいとして、最後まで心機能の検査が残ってしまったのね。
最初、これが 4月 7日という、担当者を撲殺したくなるような日程で組まれたのよ。そんな、私が入院するのなんて 3月 5日の時点で確定してたんだから、もうちょっとどうにかして欲しいものだわ。
で、主治医がかけあってくれた結果、明後日、3月 31日の午後だったら可能かも、という状態になったの。
でも、これはこれで困るのよね。
4月 7日だったら、これはもう明後日あたりにでも退院して、その日に外来で来ることにすりゃいいんだけど、明後日の午後だったら、退院は早くてもその翌日、4月 1日になってしまうわけで。
できれば、3月中に退院してしまいたいのよね。
月をまたぐと、たしか健康保険組合から戻ってくる補助金の額に影響するはずだし。
それに 4月 1日から、健康増進法のせいで病院の喫煙所が閉鎖されちゃうんだもの。(そんな理由か)
12:00 昼食
食前の血糖値は 82mg/dl。
パン120g, 低糖オレンジマーマレード14g (17kcal), 豚肉しょうが焼き40g, 野菜サラダ60g, 人参と大根の煮物75g, パイナップル45g。
この程度しか肉が食えないというのは、かえって欲求不満が溜まるわね。以前は 300gステーキ (10単位 = 800kcal。私の一食の目安は 7単位) とか平気で喰ってた身としては。
低糖オレンジマーマレードは、意外と普通のマーマレードと同じ味。
これって、普通にスーパーとかで売ってるのかしら。
12:30 外出
おそらく昨日あたりは、花見で新宿御苑に大量のオキャマが発生して、挨拶とか無視とか泥酔とかキャットファイトとかで大変だったのでしょうね。
入院中の身としては、そんな阿鼻叫喚の花見には行けなかったので、近所の公園を散歩して、一人で花見。(割と虚しい)
デジカメで撮った画像、縮小したら何だかよく分からなくなっちゃったわね。
でも綺麗だったわよ。
耳元の MDウォークマンから流れる BGMは、当然、中島みゆきの「紫の桜」・・・ではなく、Blind Guardianの「Welcome to dying」だったけど。
しかしこの曲、何度聴いても「Welcome to ダイエット」って聴こえる・・・ええ痩せるわよ痩せればいいんでしょう痩せてやる。
しかし、10〜20代ならともかく、細身の30代って需要あるのかしらねぇ。
私の感覚だと、あんまりなさそうな気がしてならないんだけど。
病室に戻ったら、主治医 T医師の置手紙が。
しまった、今日も会えなかったか。退院の日程とか決めたいのに。
置手紙の内容は、
「腹部CTも頚動脈エコーも、ほぼ問題ありませんでした」
というものだったのだけれど。
ほぼ、って何よほぼって。「全く問題ない」ではないのね何処が悪いのよねえはっきり教えてっ!
・・・あ、脂肪肝か。
それから、明日は一日血糖と言って、普段の食前30分に加えて、食後 2時間の血糖値も測定するらしいわ。
18:00 夕食
夕食前の血糖値は 80mg/dl。
ご飯200g, 鱈のムニエル55g, 茹でキャベツと豚肉65g, 茹でブロッコリー35g, 漬物15g, お吸い物120g, ほうれん草のおひたし45g。
もう、だから、ほうれん草は(以下略)
鱈もねぇ、ムニエルになんかしないで、蒸し焼きか何かにしてくれりゃ、しっかり 100g食べられるのに。
ああ、お腹いっぱい食べたい。(それがいかんのだ)
18:30に入浴。
風呂から戻ってきたら、今日入院してきた爺さんが、高いびきで居眠りしてたわ。
居眠りでこれ、ってことは、夜のいびきも大変なのかしら。
願わくば、今のうちに眠っておいて、消灯時間過ぎたら、私が眠りこむまでは起きてて欲しいわね。
「牡丹と薔薇」に取り掛かろうかと思ったけど、まだ借り物の京極夏彦「今昔続百鬼 - 雲」を読んでなかったので、こちらを優先。
読書中に、今日入院の爺さんの担当医師が登場。
まだ20代っぽい感じね。研修医かしら。
話が耳に入ってきたんだけど、どうやらこの爺さん、睡眠時無呼吸らしいの。そりゃ、いびきもうるさいわけだわ。
んで、この医師、睡眠中に装着する器具の説明を爺さんに始めたんだけど、説明は早口だわ専門用語を多発するわで、あれ絶対に爺さん、理解しきれてないわよ。
ちゃんと相手に合わせて、説明の内容とか口調を考えてあげなきゃいけないのにねぇ。
はっ。あんまり私も、他人のこと言えないかも。
客先の、左遷されてシステム関連部門に飛ばされて来ました〜、みたいな、うだつのあがらないオッサンに対しても、専門用語連発の早口で説明してたような気がするわ。
ごめんなさいね、今までのお客様。(読んでるわけがない)