2004.03.23 Tue
6:30 起床
隣の前立腺ガン検査のお爺ちゃんが早朝からバタバタうるさくて、6:00am前に目覚め。
そのままベッドでごろごろしてたけど、尿意に耐え切れずに 6:30起床。
昨夜は、前日の短時間睡眠が効いたのか、割とすんなり寝付けたわ。
7:20 採血
ええ、朝食前に血を採るとはきいていたわよ事前に。
でも試験管 8本ってのは多くない?多いわよね?
針は刺しっぱなしで、8本分のカートリッジを交換するだけだから、そんなに苦痛ではないのだけれど。
でも5分くらい針が体に刺さりっぱなしというのは、気持ちの良いものではないわね。だから私は点滴も嫌い。
8:00 朝食
朝食前血糖値は 120mg/dl。
薬を飲まないと、こんなものなのかしら。
ご飯200g, 味噌汁130g, 卵焼き50g, ほうれんそうのおひたし 25g, ひじき 50g, オレンジ 60g, 牛乳200g。
やっぱり足りないわ。
ひじきなんてカロリーゼロなんだから、もっとたくさんあってもいいのに。あと、野菜も足りない気がするんだけど、いいのかしら。
食後はレントゲン検査の予定だったので、病室でひたすら待機。暇。
9:20 胸部レントゲン検査
昨日の心電図に続き、また今回も短髪ぽっちゃり40代という美味しそうなレントゲン技師が担当。
お願い主治医になって。
検査そのものは 5分もかからずに終了。
つまんなーい。いろいろ期待したのに。(何をだ)
10:00 眼科検査その1
喫煙所から病室に戻ったら、午後になるかもと言われてた眼科の検査にもう行けるというので、そのまま移動。
また女医だったので少し失望。
予備検査ってことで、30分くらいかけて問診や視力検査などして、瞳孔を開く目薬とかいうのを点眼されて、さて本格的な検査というところで、また待ち時間。
1〜2時間後にまた呼び出すから病室で待っててくれと告げられたわ。
で、目薬の作用で目の焦点が合いづらくなると言われたんだけど、ほんとに、これ、近くのものが見えなくなるのね。
この文章を書くのも、手を目いっぱい伸ばしてタイプしないと、画面が見えないのよ。デスクトップだったらキーボードを手元に持ってくりゃいいんだけど、ノートPCじゃどうにもならないわ。
たまらず、エディタのフォントを16ポイントにして対応。
老眼ってこんな感じなのかしら。
昨日まで同室だった二人は退院して、新しい患者さんが一名追加。
70代・・・下手すりゃ80近そうな感じのお爺ちゃんだったわ。
ま、病院なんてこんなものよね。
12:00 昼食
食前の血糖値は 86mg/dl。
あら意外と低いのね。朝の120は何だったのかしら。
ご飯200g, ロールキャベツ155g, 冷奴100g, 浅漬け60g, バナナ1/2本90g。
やっぱりカロリーはともかく、ボリュームの少なさにはまだ慣れられないわ。
12:20 主治医の診察
お昼を食べ終わったことに、主治医のT医師が、若い女医 2名を引き連れて病室に。
ぜんぜん、嫌いといかそういうわけじゃないんだけど、むしろ優しくて話しやすい医師で良かったとは思ってるけど、オンナ三人もいらないから、一人くらいオキャマも混ぜなさいって感じ。
ちなみにノンケ男性医師も不要。
朝の採血の結果のプリントアウトを渡されて、内容説明を受けたわ。
血糖値は 112mg/dl。簡易測定では 120だったので、やっぱり誤差はあるのね。
HbA1cは 9.3%。
実は入院前は、10.2%だったので、それに比べれば改善だわ。
ちなみにこの数値、一般的に 8%を超えると入院なんだけどね。
現在じゃなくて、過去の血糖値の状態を知るための値だし、そんな急激に変動する値ではないので、正常値に落ちるまであと1〜2ヶ月はかかるらしいわ。
12:50 眼科検査その2
やっと順番がまわってきて、糖尿病による合併症が出ていないか、眼底検査。
5分で終わり。結果は問題なし。
そりゃ、こんなに早々と合併症が出てたら問題よね。
今回は男性医師だったけど、全然タイプじゃない50過ぎくらいのオジサマだったわ。無念。
13:20 外出
17:00に病室に戻ったら、K医師が来て、明日の検査の概要説明。
やけに詳しく説明すると思ったら、未認可で実験中の装置を使うので、嫌でなければ同意書に署名してほしい、っていう話だったわ。
苦痛は全くない検査なので、別に断る理由もなく同意。
注射針を何十本も刺される検査だったら嫌だけどね。
18:00 夕食
夕食前の血糖値は 90mg/dl。
ぜんぜん正常値じゃん。食べてもいい?いっぱい食べてもいい?
ご飯200g, 焼き魚 (さわら) 55g, 茶碗蒸し140g, ほうれん草のおひたし30g, 大根おろし25g。
ああ。絶望的に量が足りない。
空腹に襲われる前に眠れるといいんだけど。
19:00に入浴。
消灯までの暇つぶしに、友達が貸してくれた京極夏彦の「百鬼夜行 - 陰 - 」を読み始めたんだけど、「妖怪小説」と銘うってるだけあって、本質的には怪談なのね。
夜の病院で読むもんじゃありません。
やーん眠れなくなりそう。