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No.218 雨池
これまで未だ行ったことがない北八ヶ岳の雨池に行ってみました。渇水期のためなのか池の北側にごく僅かな水しかなく、池と言うよりは平らで大きな窪地になっていました。

日時 2023年(令和5年)11月9日(木)
天候 薄曇のち晴れ
同行 なし

所要時間
麦草峠峠駐車場(7.05) ←1時間45分→ (8.50)大石川林道(8.55) ←15分→ (9.10)雨池周回ルート分岐(9..15) ←35分→ (9.50)八柱山分岐(9.50) ←45分→ (10.35)双子池分岐(10.35) ←30分→ (11.05)大石川林道(11.05) ←30分→ (11.35)麦草峠分岐(12.25) ←1時間55分→ (14.20)麦草峠駐車場


山行概要
雨池
雨池
渇水期で水は減っており、大きな水溜りというイメージ
昨日は茅野市のホテルに泊ったので、あまり早起きをせずに麦草峠駐車場には6時40分ごろ着きました。車の外気温度は0℃を示しています。車外でじっとしていると寒くなるので身支度もそこそこに出発しました。
麦草峠駐車場の直ぐ先で登山道へ入り、茶臼山との分岐で雨池の方に進んで茶水の池の木道を渡ります。木道の上には霜が降りており、先行した登山者の足跡は残っていません。今日は未だ誰もこのルートを歩いていないようです。しばらく小さな登り下りを繰り返し、その後ひとしきり岩がゴロゴロしている涸れ沢の川床のような登山道を下り、再び現れた木道を進むと大石川林道に出ました。大石川林道の麦草峠分岐です。

ここから大石川林道を北の方向に向かって少し歩き、雨池周回ルート分岐で雨池を周回する登山道へ入って八柱山分岐双子池分岐と過ぎ、再び大石川林道へ出て、麦草峠分岐で昼食を摂り、麦草峠駐車場に戻りました。
紅葉も終っており雨池周辺はシーズンオフになったのか、雨池周辺で人に会うことはありませんでした。朝のうちは薄曇だった天気も大石川林道へ近づくと快晴になり、風も穏やかで静かな山歩きでした。

はるか大昔、自分の高校生時代に友人二人と自分の計3人で蓼科山から編笠山まで縦走しました。その縦走2日目に蓼科山の山頂から麦草峠まで歩き、雨池の脇を通って麦草ヒュッテに泊りました。この日、麦草峠の登りで真っ暗になり、シラビソの森が薄気味悪くてお互いに最後尾を歩くのを嫌がったこと、麦草ヒュッテの灯りが見えたときはホッとしたこと、小屋番が怒らずに迎えてくれたこと、などを思い出しながら歩きました。
雨池ルートマップ

麦草峠駐車場 麦草峠駐車場
朝到着したときは数台車が止まっており、山歩きの支度をしている人も何人かいた
午後2時過ぎに戻ったが、戻ったときのほうが止まっている車は多かった
昨年は自分の車しか残っていなかったが、車が多いと何とはなしにホッとする
茶臼山・雨池分岐 茶臼山方向と雨池方向の分岐
導標の表示国道299号線(メルヘン街道)から100mほど入った所にある
導標を見ていると2組のパーティーが茶臼山の方へ向かった
茶水の池 上の分岐のところで目の前の茶水の池を渡る
この池に設置された木道には霜が降りており滑りやすかった
滑って池に落ちたくないので慎重に歩いた
木道 木道
茶水の池からしばらく木道が続いている
この木道も濡れており滑りやすい
帰り道では木道は乾いており快適に歩けた
シラビソノ中の登山道 シラビソの森の中の登山道
日が射しこむと暗いイメージが払拭される
この森を眺めていると心が落ちつく
木道と涸れ沢 木道と涸れ沢
麦草峠から下ってきて大石川林道近くなると、再び木道が現れ、岩がゴロゴロした涸れ沢を渡る
ここまで来ると大石川林道は目と鼻の先
大石川林道の麦草峠分岐 大石川林道の麦草峠分岐
雨池、八柱山、八千穂高原自然園、麦草峠などの方向が表示されている 
雨池から戻ってきてここで昼食にした
雨池周回ルート分岐 雨池周回ルート分岐
雨池・八柱山、双子池・大河原峠、麦草峠・八千穂高原などの方向を示した導標が立っている
ちなみに雨池は写真右方向
雨池周回ルートの入口付近 雨池周回ルートの入口付近
笹の中の木道の上をしばらく歩く
雨池 雨池1
麦草峠の方から来るとここで雨池が目の前に現れる
国土地理院の地図では、ここから足下に水面が広がっているはずだが、この日は水が干上がっていて遥か先にしか水面は見えなかった
八柱山分岐 八柱山分岐
この山行を計画したときは八柱山に登ろうかと考えたが、この日の自分の体力の状態から登るのはやめた
双子池分岐 双子池分岐双子池分岐の指標
雨池を周回する場合はここから雨池に下って行く登山道を進む
池の周回(雨池峠、麦草峠、ロープウェイ方向など)を指示する指標はここの導標には取り付けられておらず、双子池方向を示す指標のみ
麦草峠から来た場合はここを左折する
雨池2 雨池2
上の写真の双子池方向の分岐を下ると池の水面が目の前に現れる
ここから見る雨池は逆光になり、黒い大きな水溜りのようにしか見えない
美しさもロマンチックな雰囲気も感じられなかった
大石川林道への分岐 大石川林道への分岐
双子池分岐から池の辺を歩いてくるとここに出る
双子池分岐でまっすぐ進むと池のほとりを回って雨池1の近くに出る
この日はここを右に折れて大石川林道へ出て麦草峠へ戻った
大石川林道の雨池分岐 大石川林道の雨池分岐
上の写真の分岐から歩いてくるとここに出る
雨池峠、大河原峠、などの方向を示す導標が立っている
ここから麦草峠分岐まで緩やかな下りの歩き易い林道が続いている
大石川林道の麦草峠分岐からの登り 大石川林道の麦草峠分岐からの登り
涸れ沢の川床のようなところを何回か歩く
北八ヶ岳では必ずといって良いほどお目にかかる登山道
高齢者になり足腰が衰えているのでこういう登山道は苦手である
木道 帰途の際の木道
麦草峠はこの直ぐ先にある
雨池から戻ってきてこの木道が見えたときは、やれやれこれで今日のアルバイトは終わりだと、ホッとした

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