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No.198 鍋割山
約1年ぶりの山歩きです。ブナ林の新緑を見たくなり、鍋割山へ出かけました。頂上までたどり着けるか危惧しながらの山行でしたが、目的を果たすことができました。

日時 2019年(令和元年)5月17日(金)
天候 晴
同行 なし

所要時間
表丹沢県民の森駐車場(7.55) ←30分→ (8.25)二俣(8.25) ←40分→ (9.05)ミズヒ沢(9.10) ←40分→ (9.50)後沢乗越(9.55) ←2時間→ (11.55)鍋割山で昼食(12.45) ←1時間→ (13.45)後沢乗越(13.50) ←55分 → (14.45)二俣(14.45) ←30分→ (15.15)表丹沢県民の森駐車場

山行概要

鍋割山稜の新緑
鍋割山稜の新緑
表丹沢県民の森駐車場まで車で行き、二俣〜後沢乗越〜鍋割山を往復しました。表丹沢県民の森駐車場から右の写真の鍋割山稜まで、透き通るような新緑で心行くまで森林浴を満喫することができました。

ここ数年、山歩きは年に1回行くか行かないか程度の頻度なので、足や体力に自信がなく、不安一杯で歩き始め、実際に後沢乗越から続く急登で、何回かめげそうになりましたが、あと30分歩いてみようを数回繰り返して、頂上にたどり着くことができました。鍋割山荘前のベンチでいつものように湯を沸かしてカップラーメンの昼食をとり、小1時間ほどのんびりして下山しました。

鍋割山は2015年11月に登ったのが最後で、3年半ぶりに訪れました。表丹沢県民の森駐車場から頂上まで、特に変わっているところは気がつきませんでしたが、鍋割り山荘が通年営業を止めていました。鍋割山に初めて登ったのが2003年5月で、このときは表丹沢県民の森駐車場から頂上の鍋割山荘まで3時間でしたが、今回は4時間かかりました。鍋割山荘の状況とあわせ時の流れを痛感させられる山歩きでもありました。

 表丹沢県民の森駐車場 表丹沢県民の森駐車場
ここまで舗装道路が続いており、10台ほどが駐車できる
タクシーもここまでは来てくれる
ここがあふれるとこの付近の道路わきに車を止めることになるが、この日もこの先にあるゲート入口付近に数台車が止まっていた
二俣 二俣
一般の車は西山林道を使ってここまで入ってくることができる
写真右の導標の先が大倉尾根の堀山の家へ向う登山道の入口
ここからバス停のある大倉までは4kmと導標には表示されている
2010年5月にここから大倉まで歩いたが、距離の長さにうんざりさせられた
二俣の先のワイヤー 二俣の先のワイヤー
この写真では分かり難いが、二俣で勘七ノ沢を渡った先の道路上にワイヤーが張ってあり、ここから先へ一般車は進めない
訓練所尾根入口 訓練所尾根入口
上の写真のワイヤーの少し先にある
鍋割山稜の小丸から下ってくるとここに出てくる
この訓練所尾根には見事なヤマツツジの木がある
写真右側の赤と黄色の表示板には、「こちらの登山道は遭難の多い道です。通行の際はご注意ください。」、と表示されている
訓練所尾根は道に迷う人がいるようである
河原 河原
山歩きを始めた頃、私と山行を共にした飼犬がこの世を去ってから今年の10月で10年になるが、ここを通ると必ずこの河原で走り回っていた飼犬の姿が昨日のことのように思い出された

本沢 本沢
小さな沢水が道路を横切って流れている
小さな木橋がかけられているが、この日は木橋をつかわなくても靴を濡らさずに、流れを渡れた
ここから下の写真の林道終点までは、あとわずか
西山林道終点 西山林道終点
西山林道はここで終り
この先でミズヒ沢を渡り、登山道が始まる
写真の車は多分鍋割山荘の車
ここには鍋割山荘で使用するペットボトルに入ったボランティア頼みの飲料水が山積みされている
ミズヒ沢 ミズヒ沢
以前は河原があって休憩するのに格好の場所だったが、10年ほど前の豪雨ですっかり荒れてしまった
いかにも荒れた感じであまり好きになれない
沢を渡って杉の植林帯に入り、その先が後沢乗越
後沢乗越 後沢乗越
ここからブナ林の中の急登が始まる
ここの標高は約800mだから、標高約450mの表丹沢県民の森の駐車場から350m程登ったことになる
標高1273mの頂上まで500m弱の登りが待っている
写真右下の黄色の表示板は緊急連絡時の位置を知らせる表示板で、ここの番号はNo.5、ちなみに鍋割山の頂上の表示はNo.11
標高1020m付近の新緑 標高1020m付近の新緑
ブナの密度が濃く、すがすがしい雰囲気の中を歩く
ただし、今回はこの辺りでかなりへばってきた
最初の木道 最初の木道
後沢乗越から歩いて来ると最初に現われる木道で、上の写真の少し先、標高1040m付近から始まる
写真の登山者は自分と同様、鍋割山は久しぶりで、森林浴を楽しみに来たが、きつくてそれどころではないと笑っていた
自分も同様でそろそろ引き返そうかと思い始めていた
No.9の標識 No.9の標識
後沢乗越と鍋割山の頂上のほぼ中間点に立っている
ここの標高は約1100mで後沢乗越から300mほど登ったことになり、頂上までの標高差は170mほど
10日ほど前に鍋割山で落雷による遭難者が出たとのニュースがあったが、この標識の傍らの木に新しい花が手向けられていたので、落雷事故はここだろうと推定された
ツツジ ツツジ
ミツバツツジトウゴクミツバツツジかは分からなかったが、新緑に良く映えて、遠くから目に入ってきた
2番目の木道 2番目の木道
後沢乗越から歩いて来て2番目に現われる木道で、標高1220m付近から始まる
ここまで来ると鍋割山の頂上まではあと僅か
鍋割山荘 鍋割山荘
山荘の前に芝の広場があり、気持ちよく過ごすことができる
ちょうど昼時で幾つかあるベンチはほぼ満席だった
鍋割山は人気の山だがその人気のもとの一つは鍋割山荘名物の鍋焼きうどんといっても過言ではない

休業 休業
通年営業だと思っていたら鍋割山荘は閉まっていた
帰宅してホームページを見たら、小屋主(草野氏)高齢のため月曜日と金曜日は休業となっていた
小屋周りはいつも綺麗に手入れされていたが、3年半ぶりに訪れた今回は、以前には決してなかった丈の高い枯れ草(上の写真)が山荘の周りに沢山残っているのが気になった
頂上の導標 頂上の導標
鍋割り山荘の裏、鍋割山稜の入口に立っている
写真中央下部の黄色の表示板の位置情報番号はNo.11

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