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No.195 霧ヶ峰
どの辺りまでを霧ケ峰と称するのかは、よく分かりませんが、八島ヶ原湿原と蝶蝶深山を歩きました。大雪山以来約2ヶ月ぶりの山歩きです。

日時 2016年(平成28年)9月2日(金)
天候 晴
同行 なし

所要時間
八島ヶ原湿原駐車場(10.20) ←40分→ (11.00)沢渡分岐(11.00) ←1時間→ (12.00)物見石で昼食(12.55) ←30分→ (13.25)蝶蝶深山(13.30) ←15分→ (13.45)車山湿原分岐(13.45) ←50分→ (14.35)沢渡り(14.35) ←20分→ (14.55)八島が原湿原入口(14.55) ←40分→ (15.35)八島ヶ原湿原駐車場

山行概要

物見石
物見石から見た蝶蝶深山と車山
開放感のある草原の中に登山道がずっと続いている
朝、1時間以上寝過ごしてしまい、我家を出たのは午前6時半を過ぎていました。横浜町田〜諏訪まで高速道路を走りましたが、幸い渋滞は無く、目的の八島ヶ原湿原の駐車場には午前10時に着きました。いつものように身支度をして歩き始めようとして、トラブルです。GPSに地図が表示されません。メモリーカードの装着状況を確認したり、再セットを試みたのですが、結局復旧することができず、今日はGPSをあてにしないで歩くことにしました。
駐車場を出て道路の下を潜ると八島ヶ原湿原が目の前に広がります。思っていたよりは広い湿原です。ここから、八島ヶ原湿原を時計回りに歩きます。木道の上を歩きますが、道の両脇には秋の花が目立ちます。久しぶりに見る花、初めてお目にかかる花などが目を楽しませてくれます。この花の写真を撮るのに結構時間をとられました。やがて右手に小さな池が現われました。地図で確認すると鏡池です。

更に先へ進むと、湿原が見えなくなって木道が終り、左手に閉鎖しているキャンプ場が現われ、更に進むと広い砂利道に出ました。立っている導標は砂利道の先に沢渡りの表示があります。ここを過ぎるとすぐ鹿の侵入防止用のゲートが目の前に現れました。これを潜ると、道は一度樹林の中に入りますが、すぐに視界が開けて緩やかな登りが始まります。これを登りきったところが物見石でした。見晴しのよいところで、車山や八島ヶ原湿原が目の前に広がっています。先着していた人たちに混ざり、ここで昼食を取りました。
ルートマップ昼食を取って一休みし、出発です。行く手には蝶蝶深山とその先に車山が眺められます。物見石から蝶蝶深山へは、草原の中を少し下って、登り返しますが高度差は数十メートルで、気楽に歩けます。地図で想像したよりはずっと楽に蝶蝶深山に着きました。ここからは車山の左手に八ヶ岳が眺められます。赤岳から蓼科山まで、いずれも懐かしいピークが目の前に広がっています。
蝶蝶深山で写真を何枚か写し、先へ進みました。蝶蝶深山と車山の鞍部に車山湿原の脇を通り、沢渡へ下る分岐があります。今日は車山湿原の花を見たかったので車山に登らず、ここで引き返すことにしました。地図の上では、沢渡の分岐へ入るとすぐ車山湿原の脇を通ることになっていますが、左手を見ても普通の草原が広がっているだけで、湿原には見えません。花も見かけません。そのうち草原は終わってしまい、小さな木が目立つようになりました。やがて笹薮がはじまり、これが終わると樹林の中に入りました。樹林の中に入るとすぐ人家が現われ、広い道に出ました。ここが、沢渡でした。
ここにある導標に従って八島ヶ原湿原へ向かい、再び八島ヶ原湿原の脇の木道を歩いて、八島ヶ原湿原駐車場に戻りました。駐車場で、ザックなどを車に乗せ、ここにあるビジターセンターで、今日写真に写した花の名前を幾つか確認し、帰宅しました。

山の花に収録した花
アサマフウロオミナエシ

八島ヶ原湿原駐車場 八島ヶ原湿原駐車場
想像していた駐車場よりは小さかったが、それでも乗用車なら3〜40台は駐車できそうである
トイレ、ビジターセンター、売店がある
木道 八島ヶ原湿原を眺められるところには、湿原沿いに木道が設置されている
木道上では、軽装の観光客が沢山目に付いた
鎌ヶ池 鎌ヶ池
細長い形をした池で、この日は空の青色が池面に映り、目を引かれ
沢渡分岐 御射山・沢渡の分岐
写真左方向が駐車場、右方向が物見石・車山湿原、手前方向が御射山・沢渡
2人連れの男性がなにやら調べており、この人たちのものと思われる車が止まっていた
ゲート 鹿の侵入防止柵に設けられたゲート
写真右の方に人の出入り用の網戸が上下に2つ設けられている
物見石 物見石
見晴しのよいところで、振り返ると八島ヶ原湿原が、先を見るとこれから歩く蝶蝶深山や車山が眺められる
蝶蝶深山 蝶蝶深山
物見石と似たような感じの頂上で、見晴しがよい
物見石は結構人が多かったが、ここには誰もいなかった
蝶蝶深山から見た車山 蝶蝶深山からは、車山の左側に赤岳から蓼科山までの八ヶ岳を眺められる
ここまで来ると車山もすぐ目の前
沢渡分岐 沢渡分岐
写真左方向が蝶蝶深山、右方向が車山、手前方向が沢渡
車山湿原 車山湿原
上の写真の分岐から沢渡方向に向うと左手に草原が広がっている
地図で確認するとこれが車山湿原だが、登山道から見る限り、普通の草原だった
沢渡 沢渡
車が数台とめられていた
一般車は八島ヶ原湿原方向へ乗り入れ禁止の標識が立てられているが、ゲートなどは設けられていない
八島ヶ原湿原入口 八島ヶ原湿原入口
こおはT字路になっていて、写真手前方向が沢渡、向こう側が朝通った御射山・沢渡の分岐、左方向が八島ヶ原
沢渡から歩いてきてここを真っ直ぐ進むと、朝通った沢渡分岐に着く
草紅葉 八島ヶ原湿原
八島ヶ原湿原の一角は写真のようにもう草紅葉が始まっていた
八島ヶ原湿原と車山 八島ヶ原湿原と車山
駐車場近くになって振り返ると八島ヶ原湿原の向うに車山が良く見え

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